
11月の最終週から、今年も冬の寒天作りの生活に転換し、家を発っておよそ1か月が経とうとしています。仕事の流れは順調とは言い難く、天候の悪さ(雨で気温が下がらない)から煮込みの中断などもあり、寒天作りとしてはまだまだ始まったばかりです。
ということで、去年は最終日に至るまで1日の休みもなく作業が続きましたが、今年はここ茅野市を拠点に車でいろいろ気分転換の旅に出かける余裕ができています。別に焦っても仕方ありません。
ちょうど天気は良かった日ですが、これは天出し直後の天がいきなり悪天に当たってはまずく、数日後の雨天高温を見越しての煮込み中断になりました。
12月19日には、甲府方面から身延町方面へ向かい、自分にはお気に入りである富士山と南アルプスの間の山間地を走るという目的を叶える旅でした(身延線の走るルートです)。南アルプスでも北部の北岳とか甲斐駒・仙丈岳などは甲府市からアプローチするため、いまいる長野県やあるいは東京からも身近な山であると言えますが、南アルプスの奥深い南部の赤石・聖・光岳は静岡の北部山間部から入るため、とても近づき難い秘境感が強くあります。ここ身延、早川といった山梨県の南アルプス直下と言える地域であっても、手前の一連の低山が控えていて、赤石や光岳に直接向かえる土地ではありません。
早川町の南アルプスへ向かう道で野鳥の森という辺りで雰囲気を感じて来ました。ここは山あいの土地で、どんな産業で暮らしてるのかなと思いました。農業ができる土地にもなかなか思えません。
その後、身延から富士五湖方面へ向かうクネクネの道を登り詰め、本栖湖に着く手前の中ノ倉峠の小さな展望所で南アルプス方面を撮影したのが上の写真です。
3年前になりますが、この正反対の長野県飯田市から旧上村へ上って下栗の里として知られる山岳地帯で光岳方面を撮影しました。その時もゆずの実がなる天龍村とか、昔バイクで浜松から天竜川沿いに山道を北上し、長野と愛知の県境付近の無人駅の大嵐駅まで至りましたが、3年前は軽トラでここまで南下した後に十分満足し茅野の住まいに戻りました。
身延や早川といった南アルプス直下の地域ではいまリニア新幹線の工事が進められているようで、新幹線の工事との札を付けたダンプが何十台も連なって延々と道路を独占していました。静かな南アルプスの山あいの村はいま工事車両一色でした。地域住民にもストレスになるかというくらいの大規模な車列でしたね。

富士五湖の辺りは以前も正月の休みだった時に訪れましたが、今回も身延から本栖湖にまで上がってきましたので、天気も良いしいろいろ走って来ました。子どもたちにも写真を送りますが、やはり富士山は眼前で大きく見応えがあるので、家族サービスでもあります。私自身は南アルプスをいろいろ撮影したかったですが、富士山のようには容易に接近できなくて。。

白糸の滝に初めて訪れました。駐車料500円がかかりましたが、それでも見る価値ありますとチャットGPTが言うので行ってみました。

こちらは近くの音消しの滝という滝で、富士山が後方にあって、景色としては綺麗でした。

ところで、12月18日は夜中からの天を作る作業の後、天を切って出す仕事が午前10時頃終わり、次の煮込みがないということで、それから近所のちょっとしたドライブに出ました。2年ぶりに霧ヶ峰を訪ね、北アルプスを確認しました。見えて良かった。いつまで経ってもあの大キレットを越える山行は叶わず、もう実行する機会はないでしょう。。

少し遡りますが先月11月30日も休みだったため、久々に松本を訪ねてみました。2年前に冬に松本市の美術館で特別展を行って観覧もした画家の須藤康花の美術館を訪ねました。毎週日曜日のみの開業で、その日はちょうど日曜日だったので。
2年前の時もブログに書きましたが、その特別展の時は画家の書き記した多くの文章が選び抜かれて絵に添えられていて、企画展の準備としてはかなり大がかりな作業だったと思います。絵と、同時に苦悶する画家の心で叫んだ言葉が相俟って、私には絵の鑑賞に相乗して良かったと思います。あの時に娘に買って送った画集はいまは品切れになってここでも買えなかったようなので、貴重な書籍を手にできたと思います。
病気と闘いながら絵を描き続け、30歳の若さで亡くなった康花さん。これからもずっと心に留めて振り返って行き続けたい人です。

日曜日のみの開館で、住宅地にある住宅を改築した展示館なのでわかりにくさがあるかと思いますが、一度訪れてほしい場所です。松本城の北の方です。

前後しますが、霧ヶ峰に行った時の帰りに、蓼科グランドホテル滝の湯へ行って来ました。以前も蓼科方面を走った時に寄ってもみましたが、休業中だったりして、最近になってリニューアルオープンとなったようでした。
遥か昔に信州大学の1年生の夏休みに、当時大阪の大学に通っていた幼なじみの健嗣君と一緒に住み込みで1か月ちょっと過ごしました。ルーム係という部署でしたが、内容は忘れました。覚えているのは、全国からリゾート地バイトということで学生たちが集まっていて、夜など大部屋に集まって、ワイワイ喋って過ごした時間ですね。なんか青春という感じで。
当時の常駐した場所まではさすがに立ち入りませんが、入ってすぐの売店で「滝の湯」の入った手拭いを記念に買って来ました。とにかく、懐かしい。

こちら、松本駅前の立ち食い蕎麦屋のイイダヤ軒も懐かしいお店です。大学合格が決まって家族でアパート探しに広島から行ってここのホテルに泊まって、そしてそばを食べました。滝の湯と同じ45年ぶりですかね。朝食として開店の8時ちょうどに。ちなみに、道路挟んで向かいに駐車スペースがありますので停めてください。ただ松本駅の駐車場も何十分かまでは無料だったような。
この後は安曇野市に向かい、安曇野山岳美術館を訪ねました。常設コーナーには、懐かしく読んだ「黒部の山賊」の表紙を飾っていた畦地梅太郎の独特の絵が目を惹きます。そして企画展として、安曇野へ移住した女性が自ら栽培した稲や麦(ライ麦)の藁を使って作ったヒンメリが展示してあり興味深く見てきました。写真撮影不可ということで掲載はできませんが、DNAの二重螺旋を描いたような作品は興味深かったです。こういう吊り下げて飾る藁作品はヒンメリと言って、元は北欧のものでしたかね、本も買ったりしましたが、素材はあってもそのまま何も発展しないままで。。
2つの美術展巡りの休日になりました。

松本ではランチに山賊焼きを食べねば、ということで事前に寒天仲間から仕入れた情報を元に、上高地方面へ向かう道にある松花というお店に入りました。なんと山賊焼きの量の多さ! 私は食べ切りますが、男性でも最近の人は残してしまうかもです。

そして、山賊焼きをテーマにしたこの冬、ラーメンにも山賊焼きが。。地元の人気店テンホウ米沢店にて。霧ヶ峰へ向かう前の昼食にいただき、ちょうど餃子が半額の日だったので、今夜の部屋での飲み会用に3個仕入れました。テンホウは米沢店だと地元の寒天仲間からしっかり叩き込まれています。

茅野市ではこちら「麺とび六方」という店も人気のようですが、工房から最も近くて気になっていたものの、これまで8年間行けずにいました。ジロー系というんでしょうか、いろいろしきたりがあって素人には敷居が高いですが、今回は連れがおり、何度目かだそうで、安心して入店しました(大丈夫です。安心して入れる店で、決して怒られたりしません)。初めての方はこちらで、の醤油ラーメンの麺が並、にんにくと野菜を大盛りでお願いしました。こちらも食の細い男には無理かもです。農家は一日4合の玄米を食べ、ですから、食の細い人は農家にはなれんでしょう。

こちらは岩手から長野へ向かう日に途中の山形市で娘と入ったケンちゃんラーメンです。
すごかったです。並び始めて食べ始めるまで何と2時間の行列です! 遠く関東ナンバーの車もあり、待った待ったです。10年くらい前に下の小学生の子ども2人と山形市のプールのジャバに行く前に入ったことがありましたが、ここまでではなかったです。専用の駐車場も当時はありません。長女は今回初めてでした。
ちょうど長女のメールをスマホでimap設定に変更し、これまでの送信メールを消失させず、復活させて、他のMacBookやiPadで送信メールも全て手元に置けるように苦戦してました。行列の間に完了できましたが。。
以上、観光や食べ物の話題に終始しましたが、こうした時間も無駄ではなく、エネルギー蓄積になっているはずですね。長野の寒天作りが即岩手の農業に直結はしませんが、何かしらの充電期間になってますし、こちらの仲間との付き合いも良い情報交換の機会です。
次回は寒天作りのことも紹介します。


























