岩手・西和賀の農産品と田舎暮らし情報をお届けします

奥羽の山里新着情報館

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稲作がスタートしました

種まき2019
今年も種まきの季節になりました。どうも天候が不順で雪が毎日降ったりしましたが、いずれ蒔かなければならず、ずっと続いた寒気の反動もそのうち来るだろうと、今年は4月12日に播種をしました。1日では作業は終わらず、翌日に覆土を完了させて、プール枠内へ並べました。

ほんの気持ちほどですが、昨年よりも厚く蒔いています。ここのような寒冷地にあっては、やはり分げつは少ないですし、少しでも欠株を減らしつつ、全体の茎の本数は向上させて、坪の株数はこれまで通り少なくして風通しは良く、というイメージで考えています。


箱並べ終わり
いわてっことひとめぼれで全部で118枚だったでしょうか。面積は5反歩をちょっと切る感じです。1反歩当たり22枚の箱を使う勘定です。両品種の比率は3:2くらいです。

箱にはまずラブシートを掛け、その上に何年もシルバーシートを習慣的に掛けておりましたが、ここは雪もまだ残るし日中の日照が少ない地域のため、気温・地温が上がらず、出芽には時間がかかっておりました。時間がかかりすぎると、発芽不良も発生します。そこで近年は芽が出る前はシルバーよりも透明なシートの方が箱の温度が上がるため、写真のようにラブシートの上に透明シート(穴あき)をかぶせる方式を基本とし、よほど好天になった時には温度の上昇を抑制するために上にシルバーを掛けるというやり方にしています。夜温はまだ0度近くまで下がるため、夜は写真のこの上に布団の意味でシルバーを掛けます。シルバーは曇りや雨の日は朝外し、晴れの日はそのまま掛け続けるという作戦です。


ハンベエナシの剪定
イワテヤマナシ(ハンベエナシ)の剪定も行いました。左が剪定前、右が後です。定植してまる6年何もしていなかったので、ずいぶん枝が混み合ってました。先日のイワテヤマナシ研究会で、「主幹形」から「開心形」へという原則を学びましたので、それに基づいて不要な枝を付け根から切り落とし(間引き)、各枝の先端部を切り(切り返し)、そして幹のてっぺんを枝分かれする地点で切って、上へ伸びないようにしました。太い横向きの枝を最終的には3〜4本伸ばしていくのが目標になります。



ハンベエナシの剪定2
ついでにもう1本紹介します。専門家の目に止まれば笑われるかもしれませんね。。脚立から上ったり降りたり、いろんな方向から眺めて思案し、決心する。こうやって木と向き合っている時間というのは、とても楽しいです。この後にはブルーベリーの雪囲い紐を解いて、剪定にも着手し、終日剪定の日になりましたが、私は好きな作業です。地面の草取りと違ってしゃがむわけでもないですしね。鋏を腰にぶら下げる袋(革製のような)が欲しいと感じました。

ちなみにブルーベリーでは先端部に花芽が付いている枝については切り返しをすると花芽をなくしてしまうために、切り返しは花芽の付いていない枝や、地際などからビューっと伸びた新しい枝などに対して行うようです。太くなった幹も多く残してしまっていて、それらは地際で切断しました(もちろんそれらは花芽も付いたままバッサリですが)。ビューっと伸びた枝(シュートとかサッカーといわれるもの)はほとんどが地際で切り捨ててしまうようですが、太くなった老幹との更新にする意味では、少し残すと良いようです。

去年はやまなしもブルーベリーも不作の年でした。剪定には豊作の年と不作の年とが起こらないように均一化して採れるようにするための技であるそうで、毎年欠かさずに、しかも適切に行いたいものです。剪定だけは実際に自分で木と向き合って実践しないことには、理解できない技術ですね。


マルカンソフト
余談ですが、水稲の種まき用培土(「花巻酵素」製)を花巻に買いに行った際に、有名な「マルカン大食堂」に寄ってきました。一番人気はこの180円のソフトです。箸で食べるというものですね。


ナポリカツ
2番人気の「ナポリカツ」です。私はオムライスを頼み、分け合いながら食べてみましたが、どちらも昔懐かしい味わいでありました。平日のお昼時でリニューアル後時間も経っているということで、それほどの混雑ではありませんでした(娘がいるのは春休み中だからです)。

さて、今日は町の議会議員選挙の告示日です。候補予定者はいまのところ定数と一致しています。午後5時にどういう結果になっているか、波乱が起きるのか、当選祝いを今日やるのか、日曜日に持ち越して戦いが始まるのか、各陣営は緊張の朝を迎えています。果たしてどんな1日になるでしょうか?


種まき2019

イワテヤマナシ研究会について

九戸のやまなし1
当園のこのサイトやブログではあまり詳しく記載してこなかったのですが、園内に「イワテヤマナシ」を5本植えております。植えるきっかけとなったのは、「岩手食文化研究会」(現在は組織はなくなりましたが)でやまなしを研究されている神戸大学の片山先生を招聘してレクチャーを聞いたことでした。

宮澤賢治の短編作品に「やまなし」があり、よく知られておりますが、片山先生によると、東北地方ではやまなしとは「イワテヤマナシ」が正式名称で、岩手が原産地になるようです(スポットとしては早坂高原に原種が多く自生していて、ここが原産地だそうです)。だからこそ、賢治先生も作品に取り上げるほど身近な存在だったんですね。もっとも他の種類のやまなしも日本にはいろいろあって、長野県の「野辺山のやまなし」についてはこのブログでも2月に紹介しました。

この片山先生を代表としてイワテヤマナシ研究会が発足しており、私も会員の一人です。イワテヤマナシは香りも良く、賢治の「やまなし」の通りですね。現在の梨は味覚や大きさの面でやまなしを改良して進化を遂げたものでしょうが、残念ながら、この「香り」という要素は引き継げなかったようです。そしてこの香り豊かなイワテヤマナシを岩手の食材としていろんな加工を施し商品化して発展させようというのが研究会の目的で、そのためには農家としての生産面、そして加工や販売という側面の両面で研鑽を積んでいく必要があります。

今回は4月8日に岩手県九戸村で剪定をメインとした研究会が開催され、神戸から片山先生ご夫妻もお越しになり、ここ九戸の管轄の普及センターより果樹の普及員さんからも参加いただいて、剪定について学びました。



九戸のやまなし2
写真1枚目の木の剪定が終了した後の様子です。3年生の木のようです。うちのはずっと大きくなっていて、これまで剪定もしてきませんでしたので、すぐにも剪定に着手しなければなりません。講習の記憶が薄れないうちに。。主幹系という棚を使わない方式で行こうという剪定方針になりました。3年目くらいで8本にし、5年目で5本、最終的には芯を止めて3〜4本とし、横に太い枝を伸ばすことが大事ということでした。



九戸のやまなし3
こちらは片山先生の指導で九戸に最初に植えた梨ですが、当初は棚での栽培を考えていたということで、棚仕立てになっております。もう実も採れて実際に商品加工にも使われています。栽培者の方の個性や癖のようなものも剪定には現れるようで、ここはどうしたらよいか、私ならこうするなどと解説を加えながらの剪定講習になりました。

ちなみに、当日はFM岩手の取材クルーも同行していて、本日4月10日の放送となります。私もちょっとだけインタビューを受けました。

また懇親会にも参加させていただいて、普段やまなしの会話をすることもないので、とても有益な機会となりました。

九戸では数名の生産者がいて、組合として組織化もなされており、商品加工の開発も順調に進んでいるようです。もちろん県内(国内でも)での取り組みはここだけで、トップランナーです。やまなしの性質上生食ではなく加工がメインになるために、商品化する前の一次加工の機械化や酸化防止などの課題があり、検討されているようでした。売れ筋になる商品も見えてきていて、栽培面や一次加工の土台ができれば、今後大きく発展しそうな感じでした。

この村は村長さんが確か農協の出身の方で、農業面での取り組みには力が入っているように私には感じられます。同じことは西和賀町では簡単にはいかないでしょうが、私個人は植えている木を大事に管理し、このサイトを通じてレシピなども紹介していきつつ、青果としての梨をお届けし、家庭利用とか、あるいはご商売の方向けにオリジナルなお菓子作りの食材に使っていただける形で提供できるならばと思い、いまのところ栽培を続けています。栽培といっても植えっぱなしなんですが。。

神戸大学の片山先生は岩手県内をくまなく訪ね歩いて、優良な梨を見つけて大学に持ち帰り、接ぎ木で増殖して、ジーンバンク的に保存していらっしゃいます。西和賀町内の優良な木も神戸の大学の園地で育っていて、それは植えていた家の屋号をとってでしょう、「ハンベエナシ」と呼ばれる実が大きく味も香りも良いイワテヤマナシです。この西和賀由来の梨を神戸大学から逆輸入して、当園に植栽しました(2013年4月12日)。規模では九戸にかないませんし、九戸と同じ品種の木を植えても、私の取り組みの存在理由というのは薄まってしまいますから、この木を選んで送っていただきました。

やまなしの面白さは、種や花粉とかが地理的に移動し原産地域から離れていくごとに交雑しながら多彩なバリエーションが現実化しているという点です。オーバーに言えば、1本1本の木がそれぞれ1品種だといっていいくらいバリエーションが豊かです。商材として考える時も、お酒ならこの梨、ジュースならこの梨、というのが出てくる感じで、面白みがありますね。「ハンベエナシ」はどんな商品化が向いているでしょうか。

さて、現在の農作業は、終盤に入ってきたタラノメの栽培出荷がメインです。準備した駒木は全てベッドに伏せ込み済みで、あとは出荷で減っていくだけです。4月中には予定通り終了するでしょう。

雪はまだあるし、外の仕事はできません。もうじき稲の種まきですので、その準備としてハウスはビニール掛けまですみましたし、培土も購入済みで、種籾は現在催芽機で31度の加温中です。今日はこれから春の籾摺り作業をします。ちょうど秋の籾摺り分の在庫がなくなってきましたので、これから次の出来秋までの後半戦の玄米を用意します。当園では秋の収穫時と半年後の4月の2回に分けて籾摺りをします。今回のは冬期間氷温冷蔵庫で熟成した「氷温米」になります。

タラノメと合わせまして、お米の方もどうぞ宜しくお願いいたします。

イワテヤマナシにご興味をお持ちの方がいらっしゃいましたら、ご意見やご感想などお聞かせいただけたら幸いです。

九戸のやまなし1

雪解けも足踏み

3月末のりんどう畑

3月も明日で終わりですが、ここに来て毎日のように雪が降り続き、結局今月初めころの暖かい陽気の反動がしっかりと来ていまして、自然はバランスを取ろうとしているようです。

確かに雪の量は少ないのですが、でも畑にはまだ30cmくらい。これが完全に溶けてくれないと草取りなど作業の開始は無理ですね。結局平年並みでしょうか? 今年は雨が多いのではという予報も聞いたりしていますし、去年のような暑い晴れた夏というのは来ないかもしれません。まずは春の安定した気候を望みます。雨だとできない作業も多いですしね。



取水口開門
ここは当園の田畑を灌漑する全体の取水口なんですが、本日、りんどうの畑の雪を溶かそうと思い、まずはここを掘り当てて取水口をあらわにし、蓋を開けて水路に水を引き入れました。冬の間は不要なので閉じておりました。

太めのパイプを2本入れています。右側は普段は雪の上に置いた蓋をかぶせ、左側の開閉の扉付きの方で水を調整して取り込んでいます。大元は川から取水していますが、いまはその水門は閉じており、雪解けの水が水路を流れている状態です。その限られた水量を使うためここの取水口は全開でいきます。



りんどうへの取水1
今度は水が入って来た水路から、個別の田んぼ(りんどう畑)へと水を入れるためにの取水口の蓋を外します。そのために雪を掘りますが、ここは一発で取水口の場所を掘り当てました。


りんどう畑への取水2
2枚目のりんどう畑への取水口はうまく一発で探し当てられず、広い範囲に雪を掘ってやっと見つけました。

水を入れるのは畑の雪消しを助長させるためで、早生りんどう(お盆出荷用)に対して行います。お盆のりんどう開花は残雪の影響を受けます。秋の彼岸以降のりんどうの開花期は春の雪消えの早い遅いには関係ありません。早く消えた方が作業が早く始められるわけですが、まず早生さえ土が露出できれば、生育を開始させそこの仕事をしているうちに、余計なことはせずとも、晩生系も雪が消えて来ます。

もっとも、早く雪が消えて、お盆需要期より早くに咲いてしまうこともあり得ますが、去年のように、直前まで順調だったのに、7月の高温で開花が抑制されて遅れてしまう、とうケースもあり、開花時期だけは人の手で調節できるものではありません。


にんにく畑への土の散布
にんにく畑に土を撒きました。秋のうちに土嚢にここの畑の土を取っておいたものを昨日撒きました。にんにくは特に急いで行う作業というのはありませんが、早く雪が消えて生育を早く再開して欲しいから、消雪のため土を撒いた次第です。その方が大きいにんにくになってくれることでしょう。

向こうにはたらの木の切り株が見えます。芽が付いた部分は既に雪から出ており、さて、自然のタラノメはいつ頃からになるのでしょうか。


残雪のブルーベリー園
ブルーベリー園ももうちょっと。下まで雪が消えないと縛っている紐が完全に外れないので、まだ紐で縛ったままにしています。大雪が来るかもしれないし。右の上の方に見えるやまなしは株元が完全に露出しています。

農作業の方では、そろそろタラノメも後半戦です。いっとき収穫が谷間になり焦りましたが、第2陣が勢いよく出荷時期を迎えつつあります。HPでの受注も再開しました。春が早いのか遅いのか、どうなるかわかりませんが、いずれ山のものが出てくる頃には、田畑の作業のシーズンを迎えるわけで、栽培のタラノメは終了として、田畑の作業へ切り替えていきたいと思います。


種もみの水漬
今日3月30日に水稲の種籾の引き取りの予約をしていました。早速作業場に搬入し、水に漬け始めました。稲作のスタートです。2週間で種まきの計画です。花巻の花巻酵素さんへ水稲培土を買いに行かなくてはいけません。そしてハウスの下部のパイプを設置して、ビニールを掛ける作業も必要です。

事務作業の方は、HPのサイト再構築が完了し、細かい調整などをしています。ウィジェットで操作するサイドバーのテキストを黒以外の色文字にする手法を本日発見しました。また、とても重要なことですが、先日、独自SSLの手続きを行いました。この件は気にはなりつつ、きちんと調べておりませず、iPhoneからだったでしょうか、注文しようとしたら「安全ではないサイトですよ」みたいなメッセージ文が出たという話を聞いて、万全にしておかなくては、と今回のサイト再構築の機会に、SSLの取得を行いました。レンタルサーバーの中で「設定する」ボタンを押すだけでは足りませんで、実際すべてのサイト内のリンクの文字をhttpからhttpsに変更するという作業になりました。一部一括変換のプラグインの助けも得ましたが、それで直してくれない箇所もあり、残りは手作業での変更となりました。最後にSafariの開発モードのWebインスペクタを使って不審な箇所を探し出し、直しきれていなかったhttpを見つけ、またアクセスカウンターもSSLに対応したものに張り替えたりして、ようやく上部のバーに鍵のマークを表示させることができました。ブログパーツが引っかかってhttpsにできない、という傾向があることも理解しました。

.htaccessという今回覚えた重要なファイルに、従来のhttpのアクセスでも現在のhttpsにリダイレクトしてくれるという設定もして、一応サイトは完成です。このhtaccessでのリダイレクトは、旧サイトのindex.htmlからindex.phpへの変更も書き込んでいるので、いままでのURLでアクセスしていただいた場合も大丈夫なようになっています。既に旧サイトはサーバーからは削除しています。ただ、リダイレクトというのは一瞬考え込んでから表示されるという時差が気にならないではないですが。。

いずれ安全性ということには敏感でいたいと思います。WordPressは情報漏洩に弱いといった記述もWEB上に散見されますし、2月までの旧サイトと同様にショッピングカートはWordPressの外の別のCGIプログラムで管理することにしました。このカートの部分もSSLに対応しています。スマホ画面ではちょっと見えづらい気もしますが、すみませんが拡大等で見やすくしていただけたら幸いです。スマホ対応のショッピングカートCGIのプログラムがあったら利用したいですね。

3月末のりんどう畑

春の準備はハウスの除雪から

ハウスの除雪

3月15日にハウスの除雪を行いました。雪が記録的に少ない冬、ではありましたが、そうは言ってもほったらかしにしておけば諸々の作業が遅れてきますので、ある程度減った時点でざっと除雪機をかけました。右側の方が深くて80cmくらい、左の方は30cmという感じです。ここは起伏差がありますが、野外の一様なところで50cmというところでしょうか。

りんどうの作業ということで考えると、早く雪が消えるのはとてつもないチャンスです。花が咲き出荷になる時期はだいたい決まっているとして(若干もちろん前後しますが)、スタート時期が早いか遅いかは、それだけ栽培管理労力がりんどうにかけられるかかけられないか、という差になります。早く雪が消えれば、それだけ早くから草取りとか、芽かきとか、支柱を立てたり直したり、新植予定地圃場に堆肥を散布するとか、たっぷり時間をかけて作業ができることになるので、それだけ良い品質のものができる、ということになります。

いつも全力で働いているわけで、たとえば10日間分を後で取り戻すということは、無理な話です。早く始めた人の勝ち、です。盛岡とかの雪のない地域では、3月の半ば(いまです)からもう草取りだってやれるし、いつもその時差を羨ましく感じていたものですが、今年に関しては、ちょっとだけ彼らの余裕に近づけるか、といったところです。もちろん、これからずっと寒波が続くことだってあり得ますし、先のことはわかりませんが。。

いずれ例年なら4月1日で1mですので、いかに少ないか、です。田んぼについてはこうしていつも育苗ハウスの除雪をしますし、それでだいたい4月10日頃から種まきをして、5月下旬に田植えになります。田んぼについては、種まきが時期にちゃんとできさえすれば、積雪が多い少ないは当園ではあまり関係はないです。



除雪後1週間

1週間後の今日3月22日です。暖かい日も続いたし、かなり消えました。もう少しでビニール張りもできますね。ただ、だからといって種まきを1週間も早めるのは不自然だし、稲作については平年並みに作業を進め、雪が早く消えてくれたとすれば、その貴重な時間はりんどうの作業にしっかり費やすことにしたいと思います。次に晴れが来たら、にんにく畑に土を撒いて消雪を進める努力をします。秋のうちに土嚢に土を貯めて用意していたのです。

春が早く来るということは、天然のタラノメも早く出回って来るということでしょう。促成のタラノメは、早めに需要を終えてしまうことも考えられます。小出しに長引かせようとせずに、早めにしっかりと出荷して、終わりを早めるくらいにした方が良さそうに思います。



カワウソ

雪があるいまのうちに家族サービスも、ということで、スケートに行ったり、動物園に行ったりしています。盛岡になるので、出荷先にタラノメを届けがてらです。宅配料の節約にもなりますしね。盛岡の動物園ではカワウソが人気を集めていました。昼はほっか弁にしてみましたが、日なたの芝生で快適に食べられました。弁当を広げているのはわれわれだけでしたが。


ポニー

ポニーの乗馬が無料でできるのも、この動物園の売りの一つと思います。2分くらいで終わってしまいますが、なかなか乗馬の経験はないかと思います。ちなみに娘は横浜の「ズーラシア」でラクダに乗りましたが、確か500円くらい取られたと思います。

さて現在、タラノメが最初の上中2段の水槽がピークを終えて、少し谷間になっています。一番下の段の室内の気温がなかなか上がらず、栽培に苦戦しています。ここだけ手つかずで、やっと明日あたり最初の収穫ができようかというところです。

収穫適期を迎えたものは適宜水槽から出して、芽が進まないように駒木のまま寒い作業場内に取り置きしておき、出荷注文に応じて出荷日の集荷時間直前の時間帯に(だいたい午後1の作業で間に合います)、駒木からハサミで切断し、梱包します。できるだけ谷間を作らずに、均一に出荷がダラダラ続くようにしたいのですが、どうしても山と谷ができてしまうんですね。水槽の段ごとの差というのもあり、山の時は取り置きが山のように増え、そういう時は注文が少なくて、その後の反動で少ない時に注文がくる、というのが何ともプレッシャーです。

あと1か月ですが、ハラハラドキドキの日々が続きます。それに比べ、米やにんにくは生鮮品でないので、急がなくていいのは助かります。栽培作業自体はタラノメと違い天候に左右されるハラハラはありますが。。いずれ夏場はもうギリギリいっぱいの作業が立て込んだ日々ですが、冬の後半はタラノメだけになるため(前半は、寒天の仕事をしてましたが)、少し余裕です。市場へは一切出していませんので、少しずつでも出荷先が1件2件と増えていけば、規模拡大の視野が開けます。最終的に大きな経営になったとしたら、その時は寒天工場への出張もなくなるかもしれません。ただ問題は促成施設の場所で、ハウスの中でやるとなれば、ここは豪雪地。。200万の除雪機が必要になって来るでしょう(そういう話です)。作業場の中で完全に蛍光灯だけで栽培、というのも選択肢の一つで、こちらは現実的です。

昨日は、いろんな物が山のように溢れていたこの事務の部屋を徹底的に片づけて、書類なども整理しました。何という郵便物の量。書類とかの郵便、配布物はこの世からなくなってくれないだろうか?? 全部メールかなんかのデータにしてほしいと心から願います。メールだとこちらからの返信もFAXなんかよりすぐできるし、紛れてなくならないし、すぐチェックできるし、ゴミにもなりませんから。

夜は早く切り上げて映画などもじっくり見られるのも、いまのうちの楽しみです。amazonの無料映画もよく見ますし、隣の家にあるDVDギャラリーから借りたものも、観るのはこの時期のうちですね。

統一地方選挙も近づいています。ここでは町の議会の選挙です。選挙にならなければいいなと切に願います。これまでそんなことは一度もありませんでした。しかし、確実に過疎化は進んでいますし、ついに、候補者が定数を超えない日が来るかも。。岩手県内は、多くが震災の影響で統一選挙は時期が夏にずれます。西和賀町は3.11のあとすぐの予定通りに選挙を行ったことで、あれからもう8年目です。

ゆっくりしていられるのはいまのうちだけで、WordPressによるホームページの移転作業もいまのうちに完了でき、本当に良かったと思います。念願のスマホ対応の実現です。「レスポンシブル」という言葉も覚えましたね。ただちょっとここをこう直したい、ということがHTMLでは簡単にできても、WordPressのようなPHPというんでしょうか、CSSとかで書式管理しているタイプは、修正元の箇所を探し出すのが大変困難です。ショッピングカートのCGIもそうですが、プログラミングの知識がない者が手を出すのは、大変な一歩を踏み出すことです。出来合いのデザインで我慢できればいいんでしょうが、ついこだわって変えたくなってしまうんですよね。

いまも完全じゃない箇所がありますが、現状では何ともできずそのままになっています。でもサイト全体ががっしりと構成され、見やすくもなったと思います。昨日は、昔書いた「山里通信」の井戸掘りと茅の葺き替えの2項目の写真を当時のプリント写真からスキャナーし直してより大きく綺麗な画像に差し替えました。本命であるべきショッピングの部分など量的にはほんの一部です。大量のデータとなったブログはさすがに前の場所に残してきましたが、まずは読み物として楽しんでいただけるサイトになっているかと思いますので、これからも宜しくお願いいたします(釣りのページは項目だけ作って、まだ未完成で、これからの楽しみに取っておきます)。

ハウスの除雪

サイトをリニューアルしました

 

タラノメ2019
寒天作りの出張から戻り、たらの芽の栽培を進めています。とはいえこの作業は1日むったりとかかるわけではなく、作業としてはせいぜい1日3時間くらいでしょうか。頑張って作業を進めすぎても、逆に収穫期が一斉に揃ってしまい、需要をオーバーしてしまうからです。切れ目なく同じ感じで出荷をキープするには、チョビチョビが良いのです。現状では。そこは市場出荷が困難な山間地のデメリットかもしれませんね。その意味でも、もっとしっかり仕事をして出荷量を増やすためには、季節限定のものですし、インターネットからのご注文が増えてくれることを願い、そのための努力も続けるばかりですね。

 

 

 

タラノメ・ズーム

 

現在、たらの芽は厨房用の業務利用に多くを出荷しています。市場流通品よりも展葉を進ませていて天ぷらのボリューム感も増しますね。個人のご家庭での利用もですが、厨房用ご希望のご注文も合わせてお待ち申し上げております。配送日当日に切断し、すぐに出荷します。低温下で1週間は大丈夫です(発送は基本は冷蔵でなく常温です)。

 

さて、いまの農閑期の時期にしかできないと思っていた懸案事項に、サイトのリニューアルがありました。何よりもスマホからのアクセスに対応したデザインにしたかったし、またもう一点、ホームページ作成ソフトの老朽化(?)という問題もありました。

 

Macで作業する者にとって、Windowsのような一般的に使いやすいホームページビルダーのようなソフトがなくて、思いっきりプロ仕様のものになってしまいます。ビジュアル画面で扱えるものは値段も高く、勉強も難しそう。値段が安いものは直接タグを扱うタイプになります(やはりプロ向きですね)。いずれにしてもハードルは高くて、フリーのビジュアル画面で扱えるソフトで長年やってまいりましたが、OSやMac本体の進化に動作が着いていけなくなりつつあり、寒天出張中もずっと悩んでいた課題でした。

 

そこで今回、WordPressでサイトを再構築することに決め、その結果スマホ対応のレスポンシブルなサイトを作ることができました。併せて、ブラウザで行う作業ということで、Safariと、画像準備用にPhotoshop(Element)のみのアプリケーションですむことで、OSの進化等の問題も解決することになりました。構築には正味10日間要しました。。

 

慣れないツールでサイトを作るにはいろんな格闘があり、頭は朦朧として、深い森にさ迷い込んでしまった状態の連続でしたが、このほど無事すべての作業が終わり、そしてブログも新しく本体(固定ページ)と緊密に合体した構成になりました。

 

旧ページからのリダイレクトの設定も済ませましたので、既に前のページは削除しております。index.htmlがindex.phpとなり、販売ページを格納していたshoppingというディレクトリもアクセス不要となりました。

 

ただ、ショッピングカートだけは以前からのCGIプログラムを引き続き再設定しております。WEB MARTというプログラムを使用しておりますが、とても使いやすいです。何もかもプラグインに頼ってWordPressの中にショッピング内容も持ち込んでしまうのではなく、そこはWordPressの外で処理される仕組みになります。

 

ただカートのCGIの中で、配送日時指定欄で出てくるカレンダー(Datapicker)のボタンが見えないという不具合があって、なんとか苦戦して自力で解決し(これだけで5時間かかりました)、また注文が経過する画面(お客様情報入力等)がスマホだとなぜか縮小表示されて見にくいという不満も解消しました。もしかしてまだまだ至らない点もあるかもしれませんが、どうぞ今後とも本サイトを宜しくお願いいたします。

 

 

薪の玉切り2019

 

さて、ホームページWordPress作業とタラノメの伏せ込み&収穫という作業に加えて、薪の準備が入ってきました。今年は記録的に雪が少ないです。もう1mもありません。森林組合からユニックでドサっと降ろしてもらったナラの木はこの残り少ない雪の上で玉切りします。雪の上の方が、チェーンソーの刃を地面にぶつけてしまわないので、かえって良いですよね。いずれ雪が解ければ田畑の仕事が忙しくなりまから。

 

玉切りをすませたら、いったん脇に投げて、奥の作業場から軽トラックを出せるように道を空けないといけません。思ったより早く薪が届いたので、通路部分に除雪機をかける余裕がありませんでした(WordPressから手が離せなくて)。今年は黙っていてもそれなりに早く溶けると思いますが、一度さっと除雪機で道を作っておきたいと思います。ハウスの雪も一応飛ばしておきたいですし、早めに奥からタラノメの穂木や米の籾も出してこなければなりません。

 

 

感覚ミュージアム1

 

さて、去年は長野から帰ってディズニーランドへ行きましたが、今年はどこに行こうかと、寒天作業中も計画を練り(それ自体が楽しみですしね)、今年は仙台に決めました。

 

ここは宮城県大崎市にある「感覚ミュージアム」という施設。小学校中学年まで向きでしょうか。1〜2時間くらい、視覚や聴覚、嗅覚とか、それにこのような体全体を使った器具で遊べます。写真は足でペダルを漕ぐと大きな円形の輪が回転しつつ前方(左)に進み、同時に小さな輪が手の操作で上下に変動して、向こうの壁にチョークで変動に合わせた図形が描かれていく、という装置です。手と足の動かし方でオリジナルな絵が描けるというものですね。

 

 

 

感覚ミュージアム2


これも感覚ミュージアムの中です。鏡の組み合わせで万華鏡の中を進んでいく感じ。

 

 

仙台市天文台

 

仙台市にはお昼に到着し、午後は仙台市の科学館を見て、その後天文台に行きました。天文台内部の閲覧室で過ごした後、プラネタリウムを見ました。

 

 

仙台のイルミネーション

 

仙台市のイルミネーションです。盛岡にはこういうところはないですね。さすがは仙台です。若い人たちがたむろしていました。待ち合わせ場所にもなっているんでしょう。

 

 

花の湯計画通り、仙台市の銭湯に入りました。2年前にうみの杜水族館に行った帰りに寄った銭湯はまだ健在でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひな祭りケーキ

 

ひな祭りも終わりました。初めてチョコの生クリームでケーキを焼きました。スポンジケーキはもちろんオーブン付き薪ストーブの出番です。安いイチゴだったのでちょっと傷が付いていますが、何ともありません。

 

そんな次第で、HPのリニューアルができてホッとしています。WordPressに取り組むことで、付随するいろんな技術情報をネットで検索し、少しだけですがネット知識が進化しました。ワープロや画像ソフトと違って、HPの場合は、どこをどういじったらどう変化するのか、が間接的でわかりづらいですね。まあ、せっかく覚えたことも、形ができて、これから単純な更新や投稿に終始していたら、忘れてしまいそうですね。

 

タラノメ2019

たらの芽作業の開始です

雪の小道

雪のない茅野から雪国沢内へ戻って来ました。毎日降り続いています。1.5mは超えましたね。隣の集落へ向かう山道も雪国らしい景観になっています。これから月末にかけてが山場ですので、いろいろ雪で壊されないように注意が必要です。

長野から戻った翌日は疲労困憊で何もできませんでしたが、2日後からは少しずつ準備にかかっています。三相延長コードが足りず調達したり、またプラグ部分をもう一度配線確認したり、作業するスペースを確保すべく整理したり、必要な道具類を雪山を越えて奥の作業場から運び入れたり、出が悪くなっていたお湯のシャワーの改善に給湯器のフィルターを外して掃除したり。。茅野で圧のある水道のシャワーに慣れた後だったので、家のシャワーが物足りず、調べてみたら、うちは井戸水だしもっと頻繁にここを掃除するべきでした(もともと井戸水は水道水より圧が弱いようです。ポンプも小さいし)。さまざまな雑事をしながら、何はともあれ駒木を切断して施設内へ伏せ込んでいくという作業を進めていかなくてはいけません。


たらの穂木

穂木はこのような感じで秋のうちに収納しておきました。こちらは住宅内に作られた作業スペースで、籾摺りや計量、精米などもここで行います。ここがたらの芽作業のメイン会場になります。


切断機

この電動鋸で、芽の部分を上にして切断し、上の方は短い間隔ですが芽の間隔に沿って切って行きます。下の方へ進み間隔が空いているところは7cmくらい残してカットして残りは捨てます。この作業は舞い上がる木の粉を浴びながらになりますので、防塵マスクと帽子や上着のフードは必須です。切断が終わると、カゴに入れて、水に浸けます。


タラノメ箱

一晩浸けたものをトレイに並べて行きます。トレイは稲の苗箱ですが、倒れにくくするために「プラダン」を切って十字に組み合わせた仕切り壁を作っています(別にどのようにやっても構わないでしょうが)。細い駒木もどうしても混ざってしまいますが、基本は太いもののみにします。そのためには春の畑での芽かきをしっかり行って、株の本数を立てすぎないことですね。

ヒコバエでどんどん増えていく過程で細いものも畑にはありますが、そういうのは放っておきます。細くて残したものは春にてっぺんに芽が出ますので、それを採って食し、その後草刈機で刈り払いします。やがて成長してくれるでしょう。


水に漬ける

水に漬けることで、催芽が進むとともに、樹液がトロンと溢れて来ます。この樹液が大敵で、施設内でのカビの温床となるので、並べ終わった後に水圧をかけたシャワーで丁寧に洗い流してから施設に入れます。なお、水に漬ける際は浮かんで水から出る部分がないように、重しで沈め込んでいます。

施設に入れた後も樹液は出てくるので、写真のように強目の圧の形に絞ったシャワーでいつも洗い流し、同時に保湿してやるということが大事と思います(芽が育って出荷が近づいてからは芽を濡らしたくないので、水は上からはかけませんが)。水の交換も大切で、当地のような雪国では、湛水しての保湿重視よりも、水を2日くらいでこまめに落としながら、すぐ水を入れるのでなく少し水のない期間も作るというやり方が良いと思います。また、今年は小さめの噴霧器で食酢を薄めて随時散布してみたいと考えています。

いずれいまは最初の一斉の生育になるのですが、1度収穫が済んでからは、収穫して取り除いたスペースに新しい駒木を差し込んでいくため、いろんなステージの木が並ぶことになるため、上からジャブジャブ潅水もできなくなります。出荷が始まる3月以降には、新しく伏せ込む駒木の樹液をかなり慎重に除去する必要があり、面倒ですが、重要な工程になります。


タラノメ水槽棚

切断する場所に接した施設のスペースです。狭い場所を有効活用しようと、去年から3段ベッドになりました。畳6枚のスペースになります。水を貯めるために木枠の内側にビニールを敷いていますが、下からパイプの骨組み・コンパネ・ブルーの断熱材・ビニール・プラダン(プラスチックダンボールの略なんでしょう)の順に設置しています。それぞれのベッドに園芸ケーブルが架設してあります。上中の2段を上のコントローラーで温度管理し、中ほどに見えるタコ足装置で2段分のケーブルをまとめて上のコントローラーに送っています。下段は地面に近く寒いため一番電力を要します。ここは下の方のコントローラーで管理し、上2段よりは高めの設定で温度管理します。

見えていませんが、中段と下段には2個ずつ蛍光灯を設置していて、大した灯ではないですが、タイマーで設定し時々灯してやります。ここは雪国なので外の通常のハウスは潰される危険が高く、単管と茶色のポリカ壁材で住宅の作業スペースのシャッターに接して造設した場所で栽培しているのです。さすがにハウスより暗く(ハウスも遮光はするのですが、それよりもどうしても暗い)、たらの芽の色付きが心配だったので、蛍光灯設置しました。

もっとも、山形で視察したやはり豪雪地の農家では、完全に室内の暗い部屋で蛍光灯だけの明かりでたらの芽栽培していました。かえって日光が入らない方が良い色が出ると言っていたのですが、私としてはそこまで人工環境にするよりも、折衷案ということで。。本当は日光だけでやるに越したことはないと思っていますが、ただ日光はたらの芽を赤く染めることにもなるので(自然のたらの芽は緑ではないです)、結果、綺麗な緑色になってくれていることは、商品としても結構なことなんだろうと思います。そのために通常のビニールハウスでは、穏やかな遮光をします。


雪あかり1

さて、帰宅した翌日の夜は西和賀雪あかりの日でした。私は家でぐったり。出かけた娘が撮影した写真です。


雪あかり2

これは沢内病院の駐車場のもの。前の雪あかりの記事の時にも述べましたが、盛岡など都市部の雪あかりと違う点は、除雪車で巨大な雪山を作って、そこに明かりを付けていく点で、スケール感が全然違うのです。この写真も30mは下らないと思いますね。

毎日雪が降り続いています。茅野ではゼロだったのに。。ちょうど帰った翌日から3連休だったので、2日目にアマゾンで「メリー・ポピンズ」を観て、3日目に盛岡で下の小3の娘と「リターンズ」を観て来ました。女の子には見せたい、という考えは偏見になるかもしれませんが、本人も大変気に入ったようだし、私も面白かった。ジュリー・アンドリュース版を前日に観て正解だったでしょう。もし観ていなくては、大砲のある家のことも、その他諸々面白さがわからないだらけだったことでしょう。

昨年中の長野行きした後の現金や口座の記帳も済ませ、りんどうの資材関係の注文書も先ほど完成しました。これから中山間の事務や決算、書類整理、いろんな雑事をこなしながらになりますが(年賀状も戻ってから見ました)、たらの芽作業に精を出したいと思っております。同時に、特に小3の娘については、いまのうちです。お出かけをしてやりたいと思います。久々の再会ですしね。映画だけでなく、パイプオルガンのコンサートや、いろんな博物館関係にも連れて行く計画です。中学になれば部活や受験でお出かけもできませんから。。

雪の小道

一日、長野三昧

禄山美術館

2月6日を持って寒天作業が終了しました。11月26日から連続73日の稼ぎとなりました。さすがに今日は旅の疲れもあり、体を動かす気持ちになれませんで、久しぶりにMacに向かったり、娘とアマゾンの無料映画を見たり、荷物を片づけたりで、あっという間に日が暮れました。

さて、せっかく長野まで来たので、2月7日は気になってた場所に寄って長野市で宿泊し、翌8日に帰路に着くことにしました。

順番は後の方になりますが、一番の期待は安曇野にあるこの「碌山美術館」でした。特に萩原禄山という人物に惹かれたというわけではなく、この建物がずっと気になっていたのでした。

昭和56年に信州大学人文学部に入学が決まって、広島にいたわけですが、すぐに長野の旅行ガイドブックを購入しました。その本の表紙がこの美術館でした。この雰囲気のある建物はずっと印象に残っていて、というか、この表紙とともに長野暮らしへの扉が開かれたわけでして、入学が決まって一番最初に脳裏に焼き付いた信州の画像だったのでした。そしてそれから38年が経過し、やっとその心の底に眠っていた風景に立ち会うことができました。冬ですので蔦は這っていませんが、想像したとおりの素晴らしい建物でしたね。


禄山別アングル

アングルを変えての撮影です。


禄山てっぺん

てっぺんの拡大写真です。避雷針も兼ねているようですが、美しいですね。


禄山入り口

車で行っても十分な駐車場があります。写真正面の受付のある棟内にはちょっとした土産物のスペースもあり、ここで子どもたちに鈴を買いました(1個500円)。


野辺山天文台1

さて、寒天工場に別れを告げて最初に目指したのは野辺山の天文観測所でした。これは全国的に名の知れ渡る電波望遠鏡で有名です。これは最も奥にある立入禁止エリア内にある直径45mの望遠鏡です。


野辺山パラボラ中心部

中心部の拡大です。壮大な景観です。


野辺山パラボラ小

他にも小さいのがたくさんです。バックは八ヶ岳。いいロケーションですね。八ヶ岳は茅野の方からは割となだらかに見えますが、清里の方から見ると結構荒々しく、私としてはより好きな眺めです。野辺山まで来るとまた少し穏やかですが。。


野辺山看板

解説の看板にもありますが、ここに匹敵する電波望遠鏡が、岩手県水沢にあり、昨年のブログでも紹介しました。


野辺山の山梨

ところで、スマホで野辺山観測所を検索していたら(とりあえず車のナビに入れるために電話番号を)、野辺山のやまなしというワードに遭遇し、しかも観測所のすぐそばということで、足を運びました。なでなでし、気をもらって来ました。写真は西から東を見ています。


山梨説明

樹齢250年だそうですね。当園でもやまなしの実を農産加工に使えないかと優良の木を植えており、高い関心を持っております。やまなし自体は全国的に自生しているものですが、神戸大学の専門の先生によれば正式には「イワテヤマナシ」と呼ぶそうで、ここもですが、ただっ広い草原や牧草地の中にポツンと1本植わっているケースが多いのです。春に咲く白い花も綺麗ですし、シンボリックな存在感を持って眺められていたことがうかがえますね。


眞田神社

その次は上田を目指したのですが、野辺山から、実に遠い距離になりました。信州もいま住んでいるわけではないし、適当に走っていたんですが、2時間以上かかりました。ここは上田城跡の園内にある眞田神社です。不落城といわれたこの城は合格祈願の参拝者が多いことでも知られています。長野では夕方に県内ニュースを欠かさずに見ていましたが、受験シーズンでもあり放送もされていました。「信州ハム」がこの上田市にあり、合格祈願の絵馬を型どった形のハムを試作して受験生に配ったという話題を放送していたので、合格祈願のお守りを買った時、そのハムについて聞いてみましたが、神社としては扱いはないと言われ、手にすることはできませんでした。神社すぐそばのお土産屋さんに寄ってみましたが、ハム自体なくて、お昼はとうに過ぎているし、次のスケジュールが押していたことより、ハムは断念しました。

茅野から暮れに家に贈答用のハムをスーパーのデリシア(昔の松電ストアだそうです)から送ったところ、子どもたちからもう一度食べたいとのリクエストがあったんですが、結局この後に県内で立ち寄った道の駅等で「信州ハム」を見つけることはできませんでした。ハム自体あんまりなかったんですよね。スーパーに寄ればあったかもしれませんが。


萬山麺

こちらは松本市の浅間温泉にある「萬山園」の萬山麺と餃子です。これを食べるために上田から有料道路を通って松本入りしました。1時ちょっと過ぎていましたが、営業中でした。去年は「しばらく休みます」で閉まっていて、念願が叶いました。

これも38年ぶりなんですが、下宿先の大家さんが泊まっている3人をここに連れて行ってくれたのでした。そして食べた萬山麺はそれまでの18年の人生で最も美味しいと感じたものでした。それほどラーメン経験があったわけではありませんが。。そしてその後何十年も経ちましたが、いま持ってベスト1のラーメンです。

ちなみに味噌ラーメンではありません。なんとも言いようのない旨さです。浅間温泉へ出かけられた際は是非お寄りください。


萬山園

店舗はこんな感じです。なお、ここ浅間温泉には「信濃屋」という「山賊焼き定食」が美味しい店がありました。当時下宿に風呂はなく、浅間温泉へ通っていましたが、山に登って下山した時はお風呂の後にここで山賊焼を食べる習慣でした。東京の出版社時代にも1度訪れましたが、その後店は閉店し、またこの近辺の道路の様子も一変してしまって、建物も残っていないと思います。何軒かあったこの辺のお土産屋さんに入っていたら、信州ハムがあっただろうかと、ちょっと後悔でした。


わさび園水車

今回は松本は昼食と下宿前の道を通っただけで、すぐに安曇野へ向かいました。雲行きもちょっと怪しくなっってきていて。

割とすぐに到着しました。せっかくなので有名な大王わさび農園を見学しました。この水車の光景は大変有名です。ただ冬だし水車は止まっていました。


わさび田

わさび田の様子です。ちなみに岩手では遠野市と合併した宮守という地域が産地です。また龍泉洞で有名な岩泉町は「畑わさび」の産地として知られていて、主にチューブの練りわさび用に出荷されているようです。食文化研究会で編纂した「次世代に残したい岩手の食材30選」続編にも畑わさびは取り上げました。


道祖神

安曇野といえば、道祖神ですよね。そしてこの後、上述の碌山美術館を訪れて、長野市へ向かいました。

翌日(昨日)はゆっくり朝食を食べてから、ずっと下道で帰ってきました。栄村に行きたかったので、飯山・野沢温泉・栄村を経て新潟の津南入りというルートにしました。日本最大の豪雪地帯ですね。とはいえ雪が消えるのはこちらよりずっと早いんですが。

長野から出発したので、高速を使わずにのんびりドライブを楽しみました。途中無料区間も何箇所かあるし、高速に乗るとトラックを追い越そうとして、かえって疲れるんですよね。どうもトラックの後ろにつくのが嫌で。。下道でもそれこそトラックに塞がれてノロノロ運転になりますがね。


栄村道の駅

いよいよ前から気になっていた栄村に来ました。といっても道の駅に寄っただけです。雪が降っていますね。

栄村は「秋山郷」があることで私には興味津々の地でした。「秋山郷」もまた、先に述べたガイドブックに書かれていて印象に残る場所でした。一度東京時代にバイクで秋山郷を訪れたことがあります。関越で津南から入ったんでしたか。途中びっくりするくらい高いとんかつ屋さんで食べたのを覚えています(結構混んでいました)。ここで最終的な買い物を済ませました。「津南ポーク」というブランドのハンバーグとウインナーを信州ハムの代わりに買い、今日の昼食になりました。

茅葺の似合う雪深い山村というのは私には本当に波長が合うんです。前にこの辺りのりんどう農家さんがうちにも見学に来られたことがあります。3.11より後でしたね。この日の夜遅く栄村でもかなり大きな地震に見舞われました。ずっとラジオを聴いていたので、リアルタイムで知った出来事でした。道中「頑張ろう、栄村」の看板を目にしました。

長野市からは下道で十分と思いましたが、雪道もあったことで、12時間以上かかって夜9時過ぎに帰宅しました。何せ、新潟が長いです。道中の半分は新潟という感じでした。

いずれこっちが大した雪でなくて良かったです。大ブキの時は9時以降には車が進まなかったりしますし、荷物を運ぶのも大変なので。

そんなわけで岩手に戻って来ました。早速米の出荷も行い、農業がスタートしました。明日は少しでもたらの芽に着手します。まずは切断して水に漬けるところから。

禄山美術館

岩手県西和賀町の農家です


1996年に東京から移住して新規の農家になりました。農村は刺激的でアクティブな日々。。お米やにんにく等をインターネット販売しており、生産の情報や背景の暮らしの様子をブログ記事でお届けしています。


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  • 現在はタラノメの栽培をしており、お米の在庫の出荷も行っています。

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