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秋の繁忙期です

錦秋の風

9月10〜15日は秋彼岸のりんどう出荷のピークになります。彼岸品種は背丈も高く、株に勢いとかボリューム感があって、夏のお盆出荷の時の品種に比べ、比較的狭い面積から多くのりんどうがごっそり採れるという感じです。背丈が高く、折り取った後に下に残る茎葉がしっかりあるために、株に立ったりんどうを全部収穫しても、株を弱めることはありません。お盆品種はそこまで背が高くなくて、地際から収穫することになるために、数本の茎を未収穫のまま残してやらないと、その後の葉の光合成による株への栄養吸収ができなくて、翌年の勢いとか株の寿命自体を損ねてしまうことになります。土に与える肥料分よりも、この光合成による栄養吸収の方が大事な気がします。

 

そんなわけで、この「錦秋の風」という品種を中心に彼岸出荷に深夜残業を続けてまいりました。

   

錦秋の風収穫後

ほとんど採り尽くした9月20日の収穫後です。これだけ下に茎葉が残れば、花部分の茎は全部収穫しても大丈夫で、しかも花を残さない方が、種子に栄養が取られることなく、また重大な花部分の被害である菌核病を防ぐ大事な要因になります。

 

連休入り前の金曜日は彼岸の直前の大きな市になりました。地元の人たちもいっぱい出荷していると思うので市況が気になりました。また特にお盆の時もそうですが、台風(17号)が来ているので。。りんどうの需要期になると、必ず台風が来ます。台風が来るだけで値段が下がるので、金曜日の市況の情報は気がかりでしたが、前回水曜日の市場よりも4円程度下げたくらいですみました。結果は今年は9月18日水曜日の市況が最高額を付けたようでした。

 

その後に採って出荷するものは次回月曜日の市場になるので、もうお彼岸は終わってしまいます。ので、安くなってしまうんですね。仕方ないですが。。台風というのは畑に対して被害をもたらすだけではなくて、お客さんの利用が減るのではと仕入れを抑えることで単価を下げるという「買い控え」で価格への攻撃も行う厄介者です。

 

10月になれば、今度は流通量も落ち着いて、需要期とか関係なく例年そこそこに良い価格になるので、これからそうした極晩の品種も出荷しますが、果たして例年通りの単価がつくか、いつものことながら気がかりな毎日です。今日9月25日の市場では大きく暴落したようですので。。

   

にんにく植え2019

さて、にんにくのホワイト六片の植え付け適期になっていて、気持ちがりんどうからにんにくや稲刈りの方へ移ってまいります。ちょうど農作業体験に子どもたちが来園しまして、せっかくなので、にんにく植え付けを体験してもらいました。

 

まず結球にんにくをカケラに割ることから始め、割れたら、用意した畑にまず穴を開け、カケラ(りん片)を配り、カケラを穴に植え付け、通路を鍬で軽く耕して、その土を畝にスコップで上げて、植え穴に土をかぶせてトントンと押さえる。こうした作業を2日間、各々1時間ちょっとずつ作業して、ホワイト六片の大きめの種子はほぼ植え付けしました。

 

あとは残った小さめのホワイト種用の在庫を早めに植えてしまい、そして稲刈りが終わったら、休眠の深い「八木」「八幡平」2品種を植え付けます。ホワイト六片が全体の2/3、残り1/3を八木と八幡平が半々ずつ、という感じです。

   

熊除け音響装置

さて、今年も熊による被害を受ける時期になりました。隣で通報があり捕獲罠を役場で設置することになったということで、うちの方では音響による熊の忌避を狙うという装置を取り付けてもらいました。まあ、田んぼが熊に荒らされるのはいつものことなんですが、今年は隣人も通報をしたことだし、家に近い田も襲われているため、家族の安全も考えて役場にお願いした次第です。

 

バッテリーで、熊が嫌がる音を周期的に発します。夜だけ作動する設定にしています。昨夜音が鳴らなくて、バッテリー切れと思い、今日の日中に充電をして、今日の夕方から再び音が鳴りました。

   

熊被害の田

いつものことではありますが、田はこんな風にやられます(肥料やりすぎによる倒伏にも見えますが、それは当園ではありません)。山に接している部分で、畦畔ギリギリの端っこから食べるのではなくて、数メートル中に入ったところに座って稲を食い荒らすようです。自分の体が周囲から見えないように、端っこから少し入って周りが稲の背丈で隠れられるというところがミソのようです。

 

ただ、時間が経てば稲は少し起き上がるので、この部分も普通に稲刈りはします。

   

熊の足跡

りんどうを新しく植えた田(畑)に熊の足跡が。。ここは去年まで田でしたが、一番被害を受けたところでした。りんどう畑になっても去来しているようです。

   

小麦畑

今日は小麦を播種しました。南部小麦10アールと、それから今年初めての試みとなるスペルト小麦を3アールの畑に播種しました。種は私の感覚では1アール分の量しかありませんでしたが(種がすごく高価なのです)、種袋の説明通りに蒔いたら3アール埋まりました。薄まきっぽいので、来春スカスカになっているかもしれず、ちょっとドキドキです。

 

小麦はトラクターの尾輪で蒔き溝を作るため、わかりづらいかもしれませんが一度掘ったところを2度重ねて掘って60cmくらいの間隔にしています。通常10アールを1時間弱で耕耘するとすれば、重ねて掘るために倍の時間がかかるというものです。耕耘のスピードは早めますが、重ね具合はロータリー幅150cmを60cmでということで2.5倍になるので、時間はほぼ2倍です。それでも、鍬で溝付けしながら1反歩の畑を手作業することを思うと、楽です。尾輪が付けてくれた溝に、46度4時間風呂消毒した種を手で蒔き、そして長靴で溝を埋めて歩くことで覆土をします。10アールで耕耘と播種と覆土が各々1時間半ずつの作業時間になります。農薬を使用しない農法では、全面バラマキはどうもダメで、すじ蒔き法にしています。

   

小麦の播種

播種したところで昼になり家に戻りましたが、カラスがいたので種を喰われるか心配でした。いくらか喰われたようではありました。カラスは熊以上の害鳥で、ブルーベリーを始め家庭消費のトウモロコシも狙うし、植えたばかりのりんどう苗を引っこ抜く悪さもします。作業場では石鹸を持ち逃げするし(なので泡ソープにしました)、米ぬかや米の入った袋はつついて破り、ビニール(セロハン)に包まれた未使用品のものを破いて取り出します。今日はカゴに入れていたねずみ花火を包みから出して放置していました。熊以上に駆除してもらいたいのが本音です。

   

スペルト小麦

こちらはスペルト小麦です。本日9月25日に播種しました。ライ麦とかと同様に古くからからヨーロッパで栽培されてきた小麦で、現代の改良された品種が、栽培のしやすさとか収量とか食味などを追究して改良された結果、逆に失われてしまったような栄養価とか、人体に与えるより好ましい効果などが残っていると言われています。このような小麦を当園では栽培したいと思っております。南部小麦とアリーナに加え、第3の小麦となる予定です。まずは無事芽が出て、また雪が消えた次の春どのようになっているが、関心事になります。

   

ホケ

いよいよ稲刈りになります。りんどうは需要期を過ぎて出荷休みの日が多くなり、朝りんどう収穫・昼間稲刈り・夜りんどう選別の日が続き、稲刈りが終わったら八木と八幡平のにんにく植えになります。ホワイト六片は本日植え付けを終えました。また稲のハセ掛けのためのハセ組みも本日完了しました。例年報告しておりますが、作業小屋の2階から引き摺り下ろして柱のところまでは引きずって行き、紐で結わえる作業で、楽ではない作業ですね。今年も何とか終えました。

 

明日はアリーナ小麦の播種をします。農繁期真っ只中で、緊張感に満ちた日々が続きます。

 

小麦の出荷を開始しました

小麦の脱穀2019
 
7月後半に刈り取りし、ハウスの中で乾燥を続けていた小麦を脱穀しました。当園ではりんどう栽培が大きい地位を占めておりますが、お盆用の出荷の時期にじっくり小麦を乾燥させて、お盆と今度は彼岸の出荷が始まる谷間の時期に、脱穀や選別を行って、出荷を開始します。

 
併せて、りんどうお盆出荷で夜なべが続き手をつけられなかったにんにくも、この時期に集中的に出荷のための根切り皮むき調整を行っています(やはりこれも夜なべの作業ですが)。
 

 
南部小麦2019
 
脱穀日の南部小麦です。雑草を一緒に束ねてしまっています。。約80kgの収量でした。
 

 
アリーナ2019
 
こちらはアリーナ小麦。穂の色が白っぽいですが玄麦自体の色はそう薄いというほどでもありません。このアリーナを栽培した畑は昨年一作ほど作付けを休んで(種分は栽培しましたが)、水張り水田(稲は作付けせず)にしたことで地力がついて作柄はとても良かったですね。南部小麦よりやや狭い面積ながら100kgの収量でした。小麦のみの連作である南部小麦の畑よりも好条件となって、こちらの方が良く穫れました。
 
去年畑に水張りをしながら稲の作付けをしなかったのは、作付けすると小麦の播種時期までに稲刈りは終わらないために、翌年の秋まで2作休むことになるからです。
 

 
小麦の籾摺り機選別
 
脱穀後はおびただしい穂や茎の残骸が収穫物に混ざっているため、選別作業が不可欠です。これまで唐箕や小さい籾摺り機を持ち出して行っていたものの、手間がかかり、今年は現役の籾用の籾摺り機で選別を行いました。

 
籾摺り機に小麦が混ざってしまうことは誰しも望みませんが、現役の籾摺り機を麦に使わなかった去年までも、ハーベスタに残っていた玄麦が、結局稲の籾摺りの際に混ざって出現し、以前からも籾摺り機の中には多少なりとも混じってしまっていましたので、そんなに深刻に考えたところで仕方のないことと割り切りました。この作業の終了後には自家消費飯米用の玄米をもう一度通して敢えて小麦を洗い出しましたし、今度の秋の籾摺り時には、出荷用に混じらないように、やはり飯米用から始めて、そこで玄麦は出し切ってやりたいところです。
 

 
雪の妖精出荷ピーク
 
さて、お盆が終わった頃から白りんどうが咲き始め、ピークを迎えました(8/25頃)。お盆の需要期の後なので、単価はそう上がりませんし、今年は台風10号の影響等で値段はそう高くありませんでした。雪の妖精という当地のオリジナルの品種です。
 

 
豚糞の買い出し
 
この白りんどうもすでに採花を終了し、次回からは彼岸用品種の出荷が開始します。その彼岸品種が立て込む前に、にんにくの圃場作りをやっておかねばならず、娘と北上市に豚糞の買い付けに行ってまいりました。軽トラで出かけ、製造元の敷地に接した無人販売所で40袋購入し、お金を木箱の中に入れて帰ります。

 
娘とトイストーリー4を見てから(感動しました。ボー・ピープが魅力的でした)、本来の豚糞を買う用を遂行し、そして後日天候を見計らってこの豚糞とカキガラ石灰を撒いて耕耘し、畝立てをし、マルチを張ってという一連の作業を、当面ホワイト六片の植え付け分のみ行いました。残りの八木と八幡平の植え付けは、このホワイト六片よりも1か月近く遅れますので、あまり早くから畑を作りすぎると、植え付け時に雑草だらけになってしまうので、いまはやりませんでした。ただし肥料とかき殻は投入し、耕耘はしてあります。

 
お盆が終わった頃から天候が不順で雨降りが続き、この地方では珍しい高温多湿が続いています(こちらは普段はどちらかといえば低温多湿です)。にんにくの畑作りが良い条件の元で行われたことにホッとしており、今日9月1日に、ホワイト六片の昨年の珠芽由来と今年の珠芽の植え付けをやってみました。

 
ホワイト六片は早めに休眠が覚めて秋のうちにも生育が進むので、積雪が早く訪れる当地では、とにかく早く植え付けすることが大事です。9月になったし、諸々の作業の間隙を縫って進めたいと思います。
 

 
大曲観覧場所
 
さて、こちらへ移住して23年になりますが、その今年にして初めて叶いました、大曲の花火大会。昨日8月31日に行われました。80万人が押し寄せるということで、渋滞を避けるために電車で行った方が良いかなと思い、計画を立てていましたが、検索記事で、帰りに会場から出るのに1時間、駅まで歩いて1時間、駅に着いてから電車に乗るまでが1時間、という文面に遭遇し、車で行くことに変更。駅近辺はおそらくディズニーランド内のアトラクションへ乗るまでのイメージでしょうか。万一、横手から西和賀方面への北上線乗り換えに遅れて終電を逃したりすれば、大変なことになってしまいますし、電車は諦めました。

 
次に、やや離れた公園に行って、そこからのんびり見下ろそうと考えました。が、花火が小さいとの記事を見つけて、また穴場といわれる割にしっかりと交通規制区であるとの表示を発見し、これも断念。。

 
結局、横手方面から向かって大曲エリアに入ってすぐの無料駐車場に車を停め、不用意にそれ以上乗り込むことを避けて、あとは歩きに徹しました。農業技術館とかいった施設で、到着後すぐに満杯になりました。2時頃の到着でしたが、間一髪という感じです。

 
打ち上げ地区まで歩いてきましたが、今年から? 河川敷の観覧のエリアはすべて有料だそうで。。何もチケットなど用意してません。土手に陣取り座るという感じでもなさそうで、立ち見でもお金を取るなんてことよりは、打ち上げの川向かいの反対側の農道とかに座ってゆっくり見た方が良いと、警備のお兄さんのアドバイスに従い、そのエリアへ移動。シートを敷き、準備していた弁当や惣菜を食べながら、まずは夕方の昼花火を楽しみました。まずはやれやれです。
 

 
大会提供花火クライマックス
 
そしてメインの花火をたっぷり3時間楽しみました。長いです。7時前から9時半頃まで。

 
9時頃の「大会実行委員会提供」が最大の目玉だそうで、すごいです(写真はそれの終わる頃)。その前のコカコーラとかNTTドコモ提供の花火も3分間に渡る熱演でしたが、この大会提供はやはり圧巻でした。

 
打ち上げは3か所ですが、その3か所すべてをフル稼働しての打ち上げは本当に大迫力でしたね。

 
これが日本一の花火だとすれば、すなわち世界一かもですね。

 
9:30までじっくり堪能し、再び車まで歩いて、そして帰路につきました。思ったほどの渋滞は全然なくスムーズに帰れました。ただ車を置いた駐車場が分かりづらく、しばらく余計に探し歩きました。そのせいもあり、渋滞回避になったんでしょう。スマホのグーグルマップを頼りに歩きましたが、広い施設の場合、結局敷地内のどこか、という点でピンポイントでの指示はしてくれず、結構探し当てるのに苦労しました。

 
行きに不用意に会場の近くに車で進入すれば有料(2千円)の区間である上に、帰りにそこから道路に出るのにも難儀し、かつ直ちに渋滞に遭遇します。その様子を脇目に見ながらの駐車場までの徒歩でした(40分くらい)。

 
昼間の会場へ向かう時、激しい雨にも遭いましたし、服も濡れたために、その後乾きはしましたが花火鑑賞中は寒く感じました。いろいろあれこれ持って来れば良かったという反省もしました。雨の多い地方ですし、靴下の替えとか、ヤッケのようなものや、シートでなく背もたれのあるレジャー椅子、帰りに車を探すヘッドランプ。。FMラジオがあれば実況も聞けたようです。次回があるとすれば、もっと対策して臨むべきでしょう。

 
9月になりました。草取り草刈りを進めながら、にんにく植えと次の彼岸りんどうに力を注ぎたいと思います。
 

 

お盆のりんどう出荷を終えて

さわ風3

りんどうの夏が今年もやってきて、一番の稼ぎ時である8月上旬の出荷の日々が一応一段落となりました。
 
今年は5月に高温期があって、逆に7月に低温に合いました。りんどうにとっては5月にしっかりと生育を進めることができて、適宜潅水を行うことで背丈もまずまず確保できたように思います。7月の低温も稲にとってはハラハラで、平成5年冷害の再来かと心配されましたが、涼しい気候を好むりんどうにとっては好環境であったといえましょうか。ただ、いよいよ花が咲き始める時になっていきなり高温に見舞われて、花の日焼けによる出荷ができないものも現れたり、高温による開花の抑制も見られたりして、結果的には3日程度遅れた感じで推移した格好でした。
 
市場にとってはお盆に入る前の8月10日頃の金曜日のセリが最大の商いになるようです。今年だと8月9日。私たちの日程で言えば8月6〜7日の出荷分にあたります。ここで市場価格は最高になり、花屋さんも十分量を手に入れて、あとはもういいですよ、となる感じです。ただわれわれ農家の出荷量のピークはこの後に来るために、実際は8月9日の次の市場である12日(月)のセリにかかる分が大量になり、ここで値段が崩れてしまうんですよね。
 
しかも今回は台風10号がじわじわと接近していて、いわゆる「買い控え」も起きたと思います。特に12日にプラスして補充の仕入れをしようとしている花屋さんの脳裏には、台風で仏花を買う客が減るのではないか、余分な仕入れをやめた方が、との葛藤が由来したと思います(それが価格に反映)。
 
 
出荷を待つりんどう

そうしたわけで、現在はかなりの安値で取り引きされているようで、農家も出荷はやめてお盆休み、というこの頃です。が当園では今年で潰す(廃園する)圃場もあり、ここは残しても株の養成としての意味がないために、採り尽くしたいし、またちょうどいま出荷が旺盛になっている品種もあるんですね。だから出荷は続いているし、この後の草刈りとか、草取りとか、極晩品種の追肥とか、にんにくの植え付けのための準備とか、小麦の脱穀などの段取りが頭に去来しつつ、まずは咲いている花の収穫を最優先に作業を進めています。
 
写真は選別作業を終えたお盆の主力品種である「さわ風」です。濃い青色のりんどうで、当地西和賀のオリジナルな品種です。最初の写真もこの「さわ風」です。
 
 
浄土ヶ浜

さて、お盆出荷が終わったら、海へ行く約束です。13日に浄土ヶ浜に行ってきました。岩手の海水浴は数日しか適期がありません。世の中猛暑猛暑でニュースになってますが、三陸沿岸は寒い日もあるんです。この日は最高気温26度の予報で、ああちょっと寒いだろうな、と思いつつ、この日しかないんで海水浴しました。
 
予報と裏腹に晴れ間が出て、前半は気温も28度くらいにはなったでしょうか。海水浴は無事楽しめました。ただ午後2時くらいにはやっぱり寒くなってきて、海から上がりまして、「カモメのかっぱえびせんやり」をして、浄土ヶ浜を3時頃には後にしました。ここは本当に極楽浄土の景観と言っていいと思います。砂浜じゃなく小石の浜辺だったのが歩きづらくて難儀しましたが、岩手を代表する海水浴場をまずは一度訪れることができて、満足でした。
 
ちなみに、翌日の14日は宮古市は最高気温20度ちょっとで、とても海水浴は無理でしたね。今日17日は沿岸もまた30度超えになっていて、浄土ヶ浜も賑わっているかもしれません。とはいえ、海水浴は明日の日曜日で終了のはずですね。
 
 
鯨と海の科学館1

次に、浄土ヶ浜から南下して、山田町にある「鯨と海の科学館」を訪れました。この辺りでは捕鯨の伝統があったんですね。マッコウクジラだそうです。客は他にいなくて、娘と私だけで学習ビデオを観ました。そして管内の見学。
 
 
鯨と海の科学館2

昔の潜水具だそうです。重い靴を履いて沈むようですね。
 
この後、遠野でラドン温泉に入り、そして花巻経由で石鳥谷の花火大会へ向かいました。強行スケジュールのため、前半は見逃してしまいましたが、夏の夜の花火を、屋台の焼き鳥やたこ焼きを味わいながら楽しむことができました。
 
帰宅は夜10時過ぎで、大変ハードでした。その前日までの農作業もハードで、深夜残業が続いた後でしたし、まあ無事帰ってこれて良かったです。沿岸と内陸部とは無料の高速道路もあって、結構スピーディに移動できます。
 
たった1日の休日も終わり、またりんどう出荷の日々が続いています。りんどう作業としての残業は減ってきましたが、注文が入っているにんにくの皮むき作業がかわりに昨日からの残業項目になっています。9月に入れば今度は2回目のりんどうの山場である彼岸出荷の波がやってきます。それまでにできるだけにんにくの出荷を進めたいし、最初に触れた他の作業もこなさなくてはなりません。もう少ししたら植え付けのための種にんにくをカケラに割る作業というのもあるので、夜なべ作業はまだまだ続きます。
 
 

にんにく収穫と小麦の刈り取り

にんにく収穫2019
今年もにんにくの収穫期が来まして、今月の初め、主力品種であるホワイト六片から収穫を開始しました。6月下旬頃より試し掘りを繰り返し、6月27日から収穫を開始しました。例年より1週間早いですが、もしかしたら例年自体が少し遅れ気味で掘っていたかもしれず、とも感じていました。早く掘ってしまうとその分小さくなってしまうと考えてのことだったわけですが、実際はそれほどの違いはなく、むしろ遅らせたことで抜き取り時に球を残し茎が切れてしまい、裂球を多くし作業も困難にしていたかもしれません。
 
結果、今年は抜き取りもスムーズで、かといって小さすぎるということはありませんで、タイミングとしてはちょうど良かったかと思います。5月の高温により多少早まったかとは思いますので、平年とすれば7月の3日あたりが適期になるかもしれません。
 
八木と八幡平にについてはもっと後になり、今年では7月2,3日で掘り終えました。例年ですと7月7〜8日という感触でしょうか。梅雨時ですし、いずれ天気を見ての収穫です。
 
 
アリーナ刈り取り2019

それよりも遅れるのが小麦の収穫です。南部小麦を7月16日、そして写真のアリーナを7月24日に刈り取りし、現在は乾燥ハウス内のハセに掛けています。
 
今年は7月が低温傾向で小麦の刈り取りは早まりませんでした。5月の高温で少し進んだ分が差し引きされて、平年並みの刈り取り時期となったと思います。
 
 
小岩井ウォーク解説
さて、7月7日に小岩井農場で、小岩井農場の歴史的施設を巡って歩く「小岩井ウォーキング」が開催されて、小4の子とともに参加してきました。広大な敷地内には100年前の建造物が多く点在し、そうした昔の農業関連施設を見学してきました。8kmを歩くコースだったので3時間くらいはかかりまして、要所要所の施設のスポットでは小岩井の解説員による解説が行われました。
 
 
小岩井4階倉庫
こちらは4階倉庫です。ちょっと時間が経ってしまい、説明を忘れました。
 
 
4階倉庫説明
かわりに看板です。エレベータで昇降していたんですね。
 
 
小岩井冷蔵庫1
こちらは天然の冷蔵庫。土のちょっとした山塊の中に増設された風情ある外観です。
 
 
小岩井冷蔵庫2
冷蔵庫の内部です。結構涼しいです。地中で冷やされた冷気がパイプ(ダクト)によって庫内に送り込まれるとか。
 
 
小岩井スラックリング
さて歩き終えた後は、ジンギスカンのランチを食べて(ウォーキング参加者割引あり)、午後は観光園地である「まきば園」でのアトラクションで楽しみました。ふだんも多少の遊具(有料の)はありますが、今回はウォーキングのイベントの同時開催で「スラックリング」なる綱渡りの競技を体験してきました。遊び感覚ではありますが、スポーツ 競技でもあるようです。この器具は通販で5千円程度で購入できるそうで、庭に設置して遊んでも楽しいことと思います。バランス感覚を養いますよね。
 
ちなみに、今回のウォーキングは地元放送局IBCラジオの企画で、ラジオで解説を実況しながら、それをラジオで聞きつつ歩くというものでした。メインのウォーキング生放送という業務が終わった後ということで、スタッフもこのスポーツで遊んでおり、神山アナウンサーが娘のそばで写っております。また、ロープを木の枝に吊るして垂直に登っていくというアトラクションもあって、これは定員となっていて参加できず、このスラックラインを見つけ遊びました。来年は木登りの方へ参加してみたいと思います。もし来年も開催されるのであればですが。
 
この「まきば園」へ入るために入場料がかかりますが、今回の参加費というのはこの入場料と同額でして、まきば園にも入場しているので参加した分はトクだったことでしょうか。
 
にんにくを収穫し終えての、ちょっとした息抜きの1日でした。
 
 
にんにく予定地米ぬか散布
小麦とにんにくを収穫した跡地には雑草が一面はびこった状態になっていて、これはまずすき込んでおく必要があります。秋に収穫される田んぼなどは、そのまま放っておいても冬が来て草も生えませんが、秋まき・夏採りの作物はこの夏に採ってその秋に植えるまでの2か月間、雑草が旺盛に生育します(しかも春からの雑草がしっかり残っています)。1回いまトラクターで掘ってやり、次はにんにくで8月下旬(限りなく月末)に豚糞やカキ殼を施用した上で耕耘して、畝立てし、9月中旬から始まるホワイト六片の植え付けに備えます。にんにくの跡地は小麦畑になり、小麦の跡地ににんにくを作付けし、にんにくの連作を回避します。
 
写真はアリーナ小麦の跡地で、ここにこの2か月間貯めた米ぬかを撒いて、そしてすぐにトラクターで耕耘しました。土の中で発酵が進み、にんにくに乳酸菌など米ぬかのいろんな有用成分を与えてくれると期待しています。米ぬかをしっかり使用する農法は当園の特徴にもなっていて、毎年2月頃から地元のコイン精米所に通い、冬から春に取ったものは田の基肥(ボカシ)および田植え後に撒いて米ぬか層を作るための2回の活用となり、その後はこのにんにく用として取り貯めます。今回のこのにんにく予定地には反当たり換算で300kgほど投入できました。
 
写真右上に既に耕耘した土が見えますが、ここはにんにくの跡地で、そのままいま1回掘り、今度9月下旬にもう一度掘って小麦を撒きます。ここには何も入れず、無肥料栽培です。1年前ににんにくの時に入れた肥料の残り分を小麦が吸い取る形です。小麦畑はもう1か所あり、南部小麦を植えていますが、ここは小麦の連作地なので、多少の豚糞は毎年補給しています。小麦は肥料を入れないと穫れないですね。
 
お盆需要のりんどう品種の出荷が始まっています。並行して草刈りと草取りを進めていますが、もうどこかで区切りをつけて収穫に専念することになります。8月1〜12日までは何がなんでもりんどうの出荷をやり遂げなければなりません。ここへ来てちょっと咲き進みが遅れているのではとも心配されます。この数日は真夏の高い気温ともなっていて、暑いと逆に開花が抑制されるので、ここはこまめに通路潅水を繰り返し、圃場の温度を下げ、水圧による開花促進の期待も込めながら、出荷を全うしていきたいところです。高温は花にも日焼け障害をもたらすので、良いことはありません。圃場を冷やしつつ、開花を促進させることが極めて大切に思います。
 
高温とは言っても28〜29度といった感じで30度を超えることは滅多にありません。そもそも30度を普通に超えるようなところではりんどうは栽培されていないでしょうね。
 
 

草取りの日々です(プチ旅行記)


晴れ間も比較的多く、良い気象環境でこれまで経過しておりましたが、ここにきて岩手でも梅雨らしい日が続いていて、ちょうどにんにくの収穫を始めようというこの時期に雨マークの週間予報となっております。にんにくは収穫が遅れると形も悪く、また抜くときに茎が切れやすくなってしまい、むしろ若干早めの方が好ましいです。遅れるよりは早めにを心がけて、この1週間のうちに(七夕まで?)、ホワイト六片・八木・八幡平の順に収穫を進めたいと思います。

>さて、りんどうや田の除草がメインの作業になる日々ですが、22日の土曜日、一関市近郊にある館ヶ森アーク牧場へ、娘と初めて出かけてきました。。

出かけるのは5月4日の五葉山以来です。農園ではその間に田植えや、あとりんどうの新植、タラノキ畑の管理等々を終えて、現在はりんどうとか田んぼの草取りという果てしない作業が延々と続いています。少し息抜きも必要でした。



館ヶ森アーク牧場は、小岩井ほどじゃないですが有名な観光牧場で加工食品も多く生産しています。ほとんどメディアで宣伝されることはないですが、有機農業がベースになっているということで何となく気にはなっておりましたし、HPも見たりしていました。

まあ規模は壮大で、従業員も150名ということで私などが農家として何かを学べるような規模ではありませんが、創立者(故人だそうです)の目指したその原点は一農業者として共通する夢や希望とかであったでしょうし、写真を見ると穏やかな魅力的な人柄であったのではと思われます。アークとは「方舟」のことですね(ノアのですよね)。

ちょうど22日はハーブ祭りだということで、娘とハーブ染め体験をしてきました。なお冒頭の写真はラベンダー園での摘み取り無料のイベントでした。



私と娘はミントを茹でた煮汁で染め、娘は次にミョウバンを媒介にしてもう一度ミントで仕上げ染めをし、私はミントから酸化鉄(木酢液のようなもの)を経てミントで仕上げるという選択にしました。最初ミントだけのうっすらした染めからミョウバンを経ると濃い黄色になり、酸化鉄を経るとグレーっぽい色に染まりました。



牧場の敷地はとても広く、移動のためのバスが走ったりしています。入り口付近には大きなツリーハウスもあって、当然、上がってきました。茅野市近郊八ヶ岳山麓の「カナディアンファーム」が思い出されます(手作りの建造物部門で全国チャンピオンになった人がオーナーのカナダ料理のお店です)。



アーク牧場では車で移動して有機小麦の畑なども見学し、見ていなかったところもさらに詳しく見学しようと再入場したところ、ちょうど馬の餌やりタイムですとのことで、一緒に体験してきました。園内で売っていた餌をウサギに与えて遊んでいましたが、あまりにも1個1個食べるのが遅くてやめてしまい、餌が余っておりまして、その残っていた餌をポニーにあげているところです。馬は鼻先で上手に餌のいろんな部分をより分けて食べるそうです(手で与える場合は素早く食べさせて引っ込めます)。

この日、天気予報は最悪だったのですが、奇跡的にこのアーク牧場の辺りだけは晴れ間ものぞいていて、帰る頃(夕方)になってやっと本降りになってきました。ラベンダー園や、散策路やバラ園、ポニー牧場等野外の時には雨は降らず、本当に助かりました。たまっていたホームセンター等での買い物をし、温泉に入り、北上市内で丸亀製麺といううどん店で夕食を食べてから帰宅しました(夜10時)。一関のさらに南なので、遠いドライブの部類でした。



さて、その次の日の23日の日曜日ですが、地元の沢内バーデンのそばの「志賀来ドーム」内でクラフト市というのをやっており、昼食後ちょっとだけ見に行ってきました。もとは釣り用の手作り用具(竿やルアー、その他小物釣り道具)の展示販売から始まったそうですが、今年は一般的な雑貨まで拡大して販売していました。結構遠くの県からも出店していました。

この志賀来ドームは人工芝で、冬場の野球やソフトの練習場所になっていて、子どもたちの送迎に通っている馴染みの場所です。こんなに店が並ぶ光景など滅多にないことです。



そして外の駐車場スペースではフード店が10店舗くらい。驚いたのは長野県松本市から「山賊焼き」のお店が来ていたことです。昔信州大学で松本にいたのだと話をして、1枚買いました(600円)。左に並ぶ3店が松本から来たそうで、ようこそこんなところまでいらっしゃいましたという気持ちです。松本に店舗があるのでなく、ケイタリング専門だそうでした。

山賊焼きは松本市近辺の名物で、鳥のもも肉を醤油・生姜・にんにくで漬け込んでから片栗粉で揚げたものです。唐揚げと変わらない気もしますが、チキンカツのように作って切って食べるという形が唐揚げとの違いでしょう。レシピもすぐ検索できますし、家で作ってみたいと思います。



また東京の知人からは、ゴージャスな惣菜系パンをいただきました(ケークサレというのだそうです)。上はキノコとチーズ、下はソーセージとチーズで、どちらも食事として、トースターで温めて美味しくいただきました。下の娘はソーセージの方が好みだったようですが、私はソーセージももちろんですが、キノコの洋食的風味が新鮮な感動でした。



さて、にんにくの収穫に着手しています。隣にはアリーナ小麦が見えますが、毎年両者を交互に植えることで連作障害の対策としています。岩手県内では小麦の収穫は終わっている頃でしょうが、こちらはまだまだこんな青さで、刈り取りは多分7月20日頃と思います(南部小麦はその1週間前になります)。

ホワイト六片を間も無く掘り終えるところで、これから乾燥が気の抜けない工程です。この圃場は去年は春先から7月まで水を張って土壌浄化を行いましたが、水張りをし多分微生物相に変化が起きたことで、良いにんにくができているように思えます。



田んぼの方は、下駄除草を続けています。本格的には去年から始めた手法ですが、木の枠にピアノ線が数センチ間隔で張られていて、これで株間を歩くと、雑草を埋め込んでくれる仕組みです。その効果は写真でも歴然としています。まあ時間のかかる作業で、どうしても後回しになってしまって、息子の登場となっている次第です。トレーニングにもなりますね。

もうじき中干しです。中干し後は土が固くなって下駄除草はできません。最終盤の除草作業です(中干し後は草取りはしません)。


田植えも終わり初夏へと


とても暖かい好天の続く5月になっています。苗の生育も順調で、若干いつもより早く、無事田植えも終了しました。5月にこんなに好天が続くのは極めて異例です。

この地域は普段は5月下旬というと寒気が次々と日本海からやってきて霧雨のような寒い雨の日が続くことが多く、その後6月上旬に九州辺りで梅雨入りの声が聞かれると、逆に晴天がしばらく続く、というパターンでした。まあ、天気が良かったのですから、有効に作業を進めていきたいものです。



うちの田んぼは山に接しているところが多く、秋には熊の被害にも遭ったりするんですよね。歩いた足跡が写っていますが、これは補植のために私が歩いた跡です。薄まきの苗箱になるものですから、どうしても欠植が目立ちます。場合によっては連続しているところもあり、苗の薄い密度のせいか、代かきの不十分な箇所があったせいか、土質のせいか、いろいろ複合的なのだと思います。

元々きちんと基盤整理された田ではないので、高低差が解消されずに残っています。ある程度は代かき時に土移動するのですが、これはかなり技術度を要するし、やりすぎは厳禁です。どれくらいの深さで耕起したらよいか、代かき時の深さは、コースの取り方やターン時の注意点とか、いろいろ考えながら進めます。にんにくやたらの芽と違って田んぼは先輩方が周りにいっぱいいるわけですが、こうした技術は感覚ですので、自分の体で学び取っていくしかないかもですね。20年以上続けても、まだまだ奥は深く、自分の意図と実際がどうなっているかは、違っていることが多いものです。



タラノキも好天に支えられて順調です。秋に、芽を2つくらい残して切断しますが、次年度はその切断面の下から芽が出ることで、毎年上へ上へとせり上がった姿になります。雑草も伸びてきていますが、その陰には地中の根から自発的に出芽したタラノキの芽が潜んでいたりして、うかつに踏んづけないように注意が必要です。その新しい芽が木になって、そして古くなった株は枯死します。近年はカミキリムシによる食害で枯死させられるケースが各地で問題になっているようで、虫を目撃したわけではありませんが、当園でも十分ありうることです。



これは、地面からちょこんとこの世に姿を現したところです。新芽は今年は秋までに30センチくらいまで生育し、本格的には来年に立派な幹となり、来秋に穂木として切れるようになるでしょう。



春先に出荷したたらの芽の廃駒木を焼却しました。やまなしとか庭木などの剪定枝などと一緒に春の乾燥した晴れた日の夜に農道の上で燃やしました。適度な風もあって、ほとんど灯油を使わずとも燃えてくれました(いつもは結構苦労します)。大量に栽培している人はどう処分しているんでしょうか。燃やすしかないように思いますが。。

夜にやっているのは、ただ昼間は農作業をしたかったから、暗くなってから焼却を始めたというだけです。



剪定してスッキリしたやまなし(ハンベエナシ)が花を咲かせています。ちょっと暗い感じの白色の花で、前にも書いたと思いましたが、やまなしが唯一人々から注目されるのは、この開花期です。



こちらも美しい、ブルーベリーの花です。去年はさっぱり採れなかったブルーベリー。今年はどうでしょうか。実のなりを毎年均一にするという意味で、剪定は必要な工程なんですね(うまくできたかは自信がありませんが)。



りんどうの「芽かき」をメインにしながら、田んぼに米ぬかを撒いたり、雨でりんどうが濡れているときは草刈りをしたり、いろんなことを同時並行で進めています。

たらの芽栽培室の屋根に張っているコンパネが腐食し始めてきているので、上の波トタンとともに撤去し、ポリカ 波板のみで張り替えたいと計画しています。明るさも確保できます(雪が載っているときはもちろん無理ですが)。雪に耐えてもらうために、予算はかかりますがポリカ 板(透明)を2枚重ねにしてみます。単管を約30cmおきに設置しているので大丈夫ではないでしょうか。ある程度除雪は必要ですが、むしろ人が歩くことで破損しないかが心配です。夏場も布団を干したり、子どもたちが寝そべっていたりすることがあるので。。やってみるしかありませんね。


桜の季節です

一本桜2019

10連休も終わり、今年も畑のそばの一本桜が見頃になって、外の作業も本格化して来ました。タラノメの方はさすがに役目を終え、出荷の方は終了とし、あとは贈答や自家用で利用していく感じです。この一本桜の開花とともに,これから延々と続くりんどうの「芽かき作業」が始まります。もちろん田んぼに堆肥を散らしたり耕起したり、諸々の作業と同時進行ですが、一番の根気のいる長い作業になります。

 

枝垂れ桜補正
近所のしだれ桜(沢内の名所です)が美しいです。こどもの日の夕暮れ時、せっかくなのでパフェを作ろうという話になり,30分くらい早めに切り上げて20分離れたスーパーに向かう途中です。

 

 

五葉山山頂
連休中も農作業が中心ですが、5月4日の好天に恵まれた日、今回もですが一番下の子と大船渡の五葉山へハイキングに出かけて来ました。

登り2時間半、下り1時間半の行程で,山頂ではお湯を沸かしてカップ麺の昼食。お湯を沸かす時にウィンナーを入れて茹で,持参した野菜炒めとともに山頂での時間を楽しみました。

以前はオプチマスの00という灯油燃料のメタ(固形アルコール)予熱式のストーブを使っていましたが、ポンピング部分に不具合があったりして、現在はカセットボンベを装着して使用づるバーナーに変わっています。

 

五葉山山頂から
わかりづらいかもしれませんが、五葉山山頂からは太平洋が一望されます。この眺めを見たくて五葉山を訪れるんですね。

 

なだらかな五葉山の尾根
山頂から尾根筋の下りです。なだらかでのどかな景色ですね。途中油断して道を間違えてしまいました。ちょうど今回のために娘に方位磁石を買って与えていたのですが、それが示す北の方角がなんか違うと言い、確かに登るときに見た記憶がない景色です。あそこで間違えたんだなと気づいて10分くらい戻って、正しいルートに至りました。娘がちゃんとコンパスを有意義に使いこなしてくれてありがたいことでした(登山前に、山で遭難して娘の活躍でコンパスでルートを把握し生還できるかもよ、などと話をした通りになりました)。

 

五葉山山頂手前の水場
山頂一歩手前の水場です。事前にルートをネットで調べますが、あんまり明記されていないのが水場です。昔は登山用の地図を持参して登りましたから、水場は必ず記されていましたが、こっちでの低山では地図も持たずに出かけます。今回の水場は承知していましたが、それでももしかして水が枯れている可能性も考えて家から持って来て、この水場で入れ替えとしました。

 

奇跡の一本松
下山後は大船渡の堤防で釣りでも、と思い準備はしていましたが、結局時間も過ぎてしまっているし、今回は陸前高田へ出てから内陸へと戻ってまいりました。奇跡の一本松を見て、駐車場内の八木澤醤油店のしょうゆソフトを娘が食べて、大満足のようでした。

一本松はひっきりなしに観光客の列が続き、本当にこの地での観光名所になっているんだなあと思いました。駐車場にも八木澤だけでなく他にも仮設風の店舗が並んでいましたし、連休ということもあり賑わっていました。娘が大人になり、この松の光景を東京とかの人たちと目にしたような機会に,何かしら自分の訪問したことや震災のことについて説明してあげられれば、と思った次第です。

 

堆肥とボカシ散布後
さて、農作業の方ですが、田への堆肥と米ぬかボカシの散布をし、田起こしまで進めました。去年の秋から四駆のトラクターになっており、少々のぬかるみには臆することなく進むことができました(無理は禁物ですが)。あとは苗の様子を見つつ代かきを行い、田植えとなります。去年の田起こしはぬかってひどいものでした。今年は最良の条件で掘ることができました。



品種による生育差
こちらはにんにく畑です。右がホワイト6片、左が八木と八幡平です。ホワイト6片は秋の植え付け後2週間くらいで発芽して冬越ししますが、八木と八幡平は雪解け後の4月後半になってからやっと発芽します。そのためこのような生育差が生まれます。

この差はもちろんだんだん縮まっていきますが。。


ブルーベリー蕾
ブルーベリーは開花直前です。それなりにきちんと剪定はしたつもりでしたが、果たしてどういう収穫結果に至るでしょうか。



タラノメカレーと行者にんにく
タラノメもあとは自家消費です。今年の新作メニューはカレー味です。小麦粉を天ぷら用に水にとく前に塩とカレー粉(粉のカレー粉)を入れて混ぜて、それから水を入れて衣を作り、天ぷらにしてみました。子どもたちにも好評で、美味しいです。行者にんにくのおひたしとともに自家製のおつまみになります。

 

さて、4月30日に盛岡のauショップで自分用の携帯を購入してまいりました。この期間なら娘に買ったiPhoneを学割にできるだろうと思ってですが、肝心のiPhone8がもう製造中止で在庫がないとの話。いずれ用があったので盛岡へ出たついでに、通販とかでiPhoneを買って持ち込んだらどういう手続きになるかといった辺りをショップで話だけでも聞いておきたいと、慣れない携帯ショップなる場所に足を踏み入れたのですが、たまたま、電話で聞いた時はないと言っていたiPhone7が何かのキャンセルで1個ありますということで、急遽購入することになり、この平成最後の日になって、やっと携帯をまず人並みに所持することになった次第です。なければないで構わないとはいえ、冬の寒天出張時にはないと不便だし、いずれ買い物やいろんなコミュニケーション面で、必要なものですよね。社会の趨勢に屈服した敗北感のようなものも若干混じりながらですが、元号が変わった新たなスタートに合わせて生活も少し一新したところです。小4の娘にLINEを教わりつつ。。

この3月にHPをWordPressでリニューアルしましたが、これは結果的にiPhoneからも投稿や修正ができる利点を与えてくれました。高額のMac用ソフトでは、スマホからは多分手出しができませんね。

まだ慣れないせいか、何となく農作業中は部屋においたままにしています。携帯の意味がありませんが、まだ電話もかかってこないし、どこのポケットに入れても落としてしまいそうです。皆さん農作業中はどこに携帯してるんでしょうね。

スマホからのWordPressへの初投稿でした(やはり打ちづらいです)。

 

稲作がスタートしました

種まき2019
今年も種まきの季節になりました。どうも天候が不順で雪が毎日降ったりしましたが、いずれ蒔かなければならず、ずっと続いた寒気の反動もそのうち来るだろうと、今年は4月12日に播種をしました。1日では作業は終わらず、翌日に覆土を完了させて、プール枠内へ並べました。

ほんの気持ちほどですが、昨年よりも厚く蒔いています。ここのような寒冷地にあっては、やはり分げつは少ないですし、少しでも欠株を減らしつつ、全体の茎の本数は向上させて、坪の株数はこれまで通り少なくして風通しは良く、というイメージで考えています。


箱並べ終わり
いわてっことひとめぼれで全部で118枚だったでしょうか。面積は5反歩をちょっと切る感じです。1反歩当たり22枚の箱を使う勘定です。両品種の比率は3:2くらいです。

箱にはまずラブシートを掛け、その上に何年もシルバーシートを習慣的に掛けておりましたが、ここは雪もまだ残るし日中の日照が少ない地域のため、気温・地温が上がらず、出芽には時間がかかっておりました。時間がかかりすぎると、発芽不良も発生します。そこで近年は芽が出る前はシルバーよりも透明なシートの方が箱の温度が上がるため、写真のようにラブシートの上に透明シート(穴あき)をかぶせる方式を基本とし、よほど好天になった時には温度の上昇を抑制するために上にシルバーを掛けるというやり方にしています。夜温はまだ0度近くまで下がるため、夜は写真のこの上に布団の意味でシルバーを掛けます。シルバーは曇りや雨の日は朝外し、晴れの日はそのまま掛け続けるという作戦です。


ハンベエナシの剪定
イワテヤマナシ(ハンベエナシ)の剪定も行いました。左が剪定前、右が後です。定植してまる6年何もしていなかったので、ずいぶん枝が混み合ってました。先日のイワテヤマナシ研究会で、「主幹形」から「開心形」へという原則を学びましたので、それに基づいて不要な枝を付け根から切り落とし(間引き)、各枝の先端部を切り(切り返し)、そして幹のてっぺんを枝分かれする地点で切って、上へ伸びないようにしました。太い横向きの枝を最終的には3〜4本伸ばしていくのが目標になります。



ハンベエナシの剪定2
ついでにもう1本紹介します。専門家の目に止まれば笑われるかもしれませんね。。脚立から上ったり降りたり、いろんな方向から眺めて思案し、決心する。こうやって木と向き合っている時間というのは、とても楽しいです。この後にはブルーベリーの雪囲い紐を解いて、剪定にも着手し、終日剪定の日になりましたが、私は好きな作業です。地面の草取りと違ってしゃがむわけでもないですしね。鋏を腰にぶら下げる袋(革製のような)が欲しいと感じました。

ちなみにブルーベリーでは先端部に花芽が付いている枝については切り返しをすると花芽をなくしてしまうために、切り返しは花芽の付いていない枝や、地際などからビューっと伸びた新しい枝などに対して行うようです。太くなった幹も多く残してしまっていて、それらは地際で切断しました(もちろんそれらは花芽も付いたままバッサリですが)。ビューっと伸びた枝(シュートとかサッカーといわれるもの)はほとんどが地際で切り捨ててしまうようですが、太くなった老幹との更新にする意味では、少し残すと良いようです。

去年はやまなしもブルーベリーも不作の年でした。剪定には豊作の年と不作の年とが起こらないように均一化して採れるようにするための技であるそうで、毎年欠かさずに、しかも適切に行いたいものです。剪定だけは実際に自分で木と向き合って実践しないことには、理解できない技術ですね。


マルカンソフト
余談ですが、水稲の種まき用培土(「花巻酵素」製)を花巻に買いに行った際に、有名な「マルカン大食堂」に寄ってきました。一番人気はこの180円のソフトです。箸で食べるというものですね。


ナポリカツ
2番人気の「ナポリカツ」です。私はオムライスを頼み、分け合いながら食べてみましたが、どちらも昔懐かしい味わいでありました。平日のお昼時でリニューアル後時間も経っているということで、それほどの混雑ではありませんでした(娘がいるのは春休み中だからです)。

さて、今日は町の議会議員選挙の告示日です。候補予定者はいまのところ定数と一致しています。午後5時にどういう結果になっているか、波乱が起きるのか、当選祝いを今日やるのか、日曜日に持ち越して戦いが始まるのか、各陣営は緊張の朝を迎えています。果たしてどんな1日になるでしょうか?


種まき2019

イワテヤマナシ研究会について

九戸のやまなし1
当園のこのサイトやブログではあまり詳しく記載してこなかったのですが、園内に「イワテヤマナシ」を5本植えております。植えるきっかけとなったのは、「岩手食文化研究会」(現在は組織はなくなりましたが)でやまなしを研究されている神戸大学の片山先生を招聘してレクチャーを聞いたことでした。

宮澤賢治の短編作品に「やまなし」があり、よく知られておりますが、片山先生によると、東北地方ではやまなしとは「イワテヤマナシ」が正式名称で、岩手が原産地になるようです(スポットとしては早坂高原に原種が多く自生していて、ここが原産地だそうです)。だからこそ、賢治先生も作品に取り上げるほど身近な存在だったんですね。もっとも他の種類のやまなしも日本にはいろいろあって、長野県の「野辺山のやまなし」についてはこのブログでも2月に紹介しました。

この片山先生を代表としてイワテヤマナシ研究会が発足しており、私も会員の一人です。イワテヤマナシは香りも良く、賢治の「やまなし」の通りですね。現在の梨は味覚や大きさの面でやまなしを改良して進化を遂げたものでしょうが、残念ながら、この「香り」という要素は引き継げなかったようです。そしてこの香り豊かなイワテヤマナシを岩手の食材としていろんな加工を施し商品化して発展させようというのが研究会の目的で、そのためには農家としての生産面、そして加工や販売という側面の両面で研鑽を積んでいく必要があります。

今回は4月8日に岩手県九戸村で剪定をメインとした研究会が開催され、神戸から片山先生ご夫妻もお越しになり、ここ九戸の管轄の普及センターより果樹の普及員さんからも参加いただいて、剪定について学びました。



九戸のやまなし2
写真1枚目の木の剪定が終了した後の様子です。3年生の木のようです。うちのはずっと大きくなっていて、これまで剪定もしてきませんでしたので、すぐにも剪定に着手しなければなりません。講習の記憶が薄れないうちに。。主幹系という棚を使わない方式で行こうという剪定方針になりました。3年目くらいで8本にし、5年目で5本、最終的には芯を止めて3〜4本とし、横に太い枝を伸ばすことが大事ということでした。



九戸のやまなし3
こちらは片山先生の指導で九戸に最初に植えた梨ですが、当初は棚での栽培を考えていたということで、棚仕立てになっております。もう実も採れて実際に商品加工にも使われています。栽培者の方の個性や癖のようなものも剪定には現れるようで、ここはどうしたらよいか、私ならこうするなどと解説を加えながらの剪定講習になりました。

ちなみに、当日はFM岩手の取材クルーも同行していて、本日4月10日の放送となります。私もちょっとだけインタビューを受けました。

また懇親会にも参加させていただいて、普段やまなしの会話をすることもないので、とても有益な機会となりました。

九戸では数名の生産者がいて、組合として組織化もなされており、商品加工の開発も順調に進んでいるようです。もちろん県内(国内でも)での取り組みはここだけで、トップランナーです。やまなしの性質上生食ではなく加工がメインになるために、商品化する前の一次加工の機械化や酸化防止などの課題があり、検討されているようでした。売れ筋になる商品も見えてきていて、栽培面や一次加工の土台ができれば、今後大きく発展しそうな感じでした。

この村は村長さんが確か農協の出身の方で、農業面での取り組みには力が入っているように私には感じられます。同じことは西和賀町では簡単にはいかないでしょうが、私個人は植えている木を大事に管理し、このサイトを通じてレシピなども紹介していきつつ、青果としての梨をお届けし、家庭利用とか、あるいはご商売の方向けにオリジナルなお菓子作りの食材に使っていただける形で提供できるならばと思い、いまのところ栽培を続けています。栽培といっても植えっぱなしなんですが。。

神戸大学の片山先生は岩手県内をくまなく訪ね歩いて、優良な梨を見つけて大学に持ち帰り、接ぎ木で増殖して、ジーンバンク的に保存していらっしゃいます。西和賀町内の優良な木も神戸の大学の園地で育っていて、それは植えていた家の屋号をとってでしょう、「ハンベエナシ」と呼ばれる実が大きく味も香りも良いイワテヤマナシです。この西和賀由来の梨を神戸大学から逆輸入して、当園に植栽しました(2013年4月12日)。規模では九戸にかないませんし、九戸と同じ品種の木を植えても、私の取り組みの存在理由というのは薄まってしまいますから、この木を選んで送っていただきました。

やまなしの面白さは、種や花粉とかが地理的に移動し原産地域から離れていくごとに交雑しながら多彩なバリエーションが現実化しているという点です。オーバーに言えば、1本1本の木がそれぞれ1品種だといっていいくらいバリエーションが豊かです。商材として考える時も、お酒ならこの梨、ジュースならこの梨、というのが出てくる感じで、面白みがありますね。「ハンベエナシ」はどんな商品化が向いているでしょうか。

さて、現在の農作業は、終盤に入ってきたタラノメの栽培出荷がメインです。準備した駒木は全てベッドに伏せ込み済みで、あとは出荷で減っていくだけです。4月中には予定通り終了するでしょう。

雪はまだあるし、外の仕事はできません。もうじき稲の種まきですので、その準備としてハウスはビニール掛けまですみましたし、培土も購入済みで、種籾は現在催芽機で31度の加温中です。今日はこれから春の籾摺り作業をします。ちょうど秋の籾摺り分の在庫がなくなってきましたので、これから次の出来秋までの後半戦の玄米を用意します。当園では秋の収穫時と半年後の4月の2回に分けて籾摺りをします。今回のは冬期間氷温冷蔵庫で熟成した「氷温米」になります。

タラノメと合わせまして、お米の方もどうぞ宜しくお願いいたします。

イワテヤマナシにご興味をお持ちの方がいらっしゃいましたら、ご意見やご感想などお聞かせいただけたら幸いです。

九戸のやまなし1

雪解けも足踏み

3月末のりんどう畑

3月も明日で終わりですが、ここに来て毎日のように雪が降り続き、結局今月初めころの暖かい陽気の反動がしっかりと来ていまして、自然はバランスを取ろうとしているようです。

確かに雪の量は少ないのですが、でも畑にはまだ30cmくらい。これが完全に溶けてくれないと草取りなど作業の開始は無理ですね。結局平年並みでしょうか? 今年は雨が多いのではという予報も聞いたりしていますし、去年のような暑い晴れた夏というのは来ないかもしれません。まずは春の安定した気候を望みます。雨だとできない作業も多いですしね。



取水口開門
ここは当園の田畑を灌漑する全体の取水口なんですが、本日、りんどうの畑の雪を溶かそうと思い、まずはここを掘り当てて取水口をあらわにし、蓋を開けて水路に水を引き入れました。冬の間は不要なので閉じておりました。

太めのパイプを2本入れています。右側は普段は雪の上に置いた蓋をかぶせ、左側の開閉の扉付きの方で水を調整して取り込んでいます。大元は川から取水していますが、いまはその水門は閉じており、雪解けの水が水路を流れている状態です。その限られた水量を使うためここの取水口は全開でいきます。



りんどうへの取水1
今度は水が入って来た水路から、個別の田んぼ(りんどう畑)へと水を入れるためにの取水口の蓋を外します。そのために雪を掘りますが、ここは一発で取水口の場所を掘り当てました。


りんどう畑への取水2
2枚目のりんどう畑への取水口はうまく一発で探し当てられず、広い範囲に雪を掘ってやっと見つけました。

水を入れるのは畑の雪消しを助長させるためで、早生りんどう(お盆出荷用)に対して行います。お盆のりんどう開花は残雪の影響を受けます。秋の彼岸以降のりんどうの開花期は春の雪消えの早い遅いには関係ありません。早く消えた方が作業が早く始められるわけですが、まず早生さえ土が露出できれば、生育を開始させそこの仕事をしているうちに、余計なことはせずとも、晩生系も雪が消えて来ます。

もっとも、早く雪が消えて、お盆需要期より早くに咲いてしまうこともあり得ますが、去年のように、直前まで順調だったのに、7月の高温で開花が抑制されて遅れてしまう、とうケースもあり、開花時期だけは人の手で調節できるものではありません。


にんにく畑への土の散布
にんにく畑に土を撒きました。秋のうちに土嚢にここの畑の土を取っておいたものを昨日撒きました。にんにくは特に急いで行う作業というのはありませんが、早く雪が消えて生育を早く再開して欲しいから、消雪のため土を撒いた次第です。その方が大きいにんにくになってくれることでしょう。

向こうにはたらの木の切り株が見えます。芽が付いた部分は既に雪から出ており、さて、自然のタラノメはいつ頃からになるのでしょうか。


残雪のブルーベリー園
ブルーベリー園ももうちょっと。下まで雪が消えないと縛っている紐が完全に外れないので、まだ紐で縛ったままにしています。大雪が来るかもしれないし。右の上の方に見えるやまなしは株元が完全に露出しています。

農作業の方では、そろそろタラノメも後半戦です。いっとき収穫が谷間になり焦りましたが、第2陣が勢いよく出荷時期を迎えつつあります。HPでの受注も再開しました。春が早いのか遅いのか、どうなるかわかりませんが、いずれ山のものが出てくる頃には、田畑の作業のシーズンを迎えるわけで、栽培のタラノメは終了として、田畑の作業へ切り替えていきたいと思います。


種もみの水漬
今日3月30日に水稲の種籾の引き取りの予約をしていました。早速作業場に搬入し、水に漬け始めました。稲作のスタートです。2週間で種まきの計画です。花巻の花巻酵素さんへ水稲培土を買いに行かなくてはいけません。そしてハウスの下部のパイプを設置して、ビニールを掛ける作業も必要です。

事務作業の方は、HPのサイト再構築が完了し、細かい調整などをしています。ウィジェットで操作するサイドバーのテキストを黒以外の色文字にする手法を本日発見しました。また、とても重要なことですが、先日、独自SSLの手続きを行いました。この件は気にはなりつつ、きちんと調べておりませず、iPhoneからだったでしょうか、注文しようとしたら「安全ではないサイトですよ」みたいなメッセージ文が出たという話を聞いて、万全にしておかなくては、と今回のサイト再構築の機会に、SSLの取得を行いました。レンタルサーバーの中で「設定する」ボタンを押すだけでは足りませんで、実際すべてのサイト内のリンクの文字をhttpからhttpsに変更するという作業になりました。一部一括変換のプラグインの助けも得ましたが、それで直してくれない箇所もあり、残りは手作業での変更となりました。最後にSafariの開発モードのWebインスペクタを使って不審な箇所を探し出し、直しきれていなかったhttpを見つけ、またアクセスカウンターもSSLに対応したものに張り替えたりして、ようやく上部のバーに鍵のマークを表示させることができました。ブログパーツが引っかかってhttpsにできない、という傾向があることも理解しました。

.htaccessという今回覚えた重要なファイルに、従来のhttpのアクセスでも現在のhttpsにリダイレクトしてくれるという設定もして、一応サイトは完成です。このhtaccessでのリダイレクトは、旧サイトのindex.htmlからindex.phpへの変更も書き込んでいるので、いままでのURLでアクセスしていただいた場合も大丈夫なようになっています。既に旧サイトはサーバーからは削除しています。ただ、リダイレクトというのは一瞬考え込んでから表示されるという時差が気にならないではないですが。。

いずれ安全性ということには敏感でいたいと思います。WordPressは情報漏洩に弱いといった記述もWEB上に散見されますし、2月までの旧サイトと同様にショッピングカートはWordPressの外の別のCGIプログラムで管理することにしました。このカートの部分もSSLに対応しています。スマホ画面ではちょっと見えづらい気もしますが、すみませんが拡大等で見やすくしていただけたら幸いです。スマホ対応のショッピングカートCGIのプログラムがあったら利用したいですね。

3月末のりんどう畑
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おひさま米

 

現在はお米を出荷しています

 

1996年に東京から移住して農業を始め、20年余りが経ちました。農村は刺激的でアクティブな日々。。お米やにんにく等をインターネット販売しており、生産の情報や背景の暮らしの様子をブログ記事でお届けしています。

 

 

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2019年の農園について

 

● 昨年度に続き、本年も冬の前半は長野県茅野市での寒天作りに従事してきました。農業に携わる点では昨年11月下旬で作業は終了し、開始の方は遅ればせながらこの2月の前半よりのスタートとなっています。とはいえ、今年は出張中に中3になる娘がお米等の出荷作業に当たってくれたため、ほぼ受注と出荷については通常通り維持することができました。●大学時代に慣れ親しみ、社会人になってからも登山に赴いた北アルプスや八ヶ岳は懐かしく、30数年前の、言って見れば自立した自我の原点みたいな地に立って、何かしらリフレッシュさせられるものを感じつつ、自分のその後の歩み点検するという期間にもなったようです。農家としての一日は起きている間中、際限なくバタバタと進んでいくものですが、与えられた仕事を成すために来ているという状況ですので、作業の終わりとともに、自由な時間が訪れます。その点は リラックスできたのではないかと思います。この長野での滞在については、滞在中からブログ記事で紹介しておりますので、よろしければご参照ください。(2019.2.14)

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