八幡平にんにく

¥60¥2,900

岩手県八幡平地域で作り続けられてきた希少品種です。当園でも作付けは少ないですが生産拡大を目指します。農薬化学肥料を使用せず、天日乾燥で仕上げました。なお昨秋は小さい種の植え付けもして増産しましたためSサイズ品より一回り小さいサイズも採れております。八幡平ではこのSS規格をご用意しましたので、併せてご利用いただけたら幸いです。Sサイズ在庫2kg、SSサイズ在庫4kgとなります。

クリア
商品コード: G3 商品カテゴリー: 商品タグ: ,

説明

さっぱり風味のにんにくです

 

深い雪の布団に土もにんにくも守られながら、奥羽の純粋な自然がじっくりと育ててくれています。

にんにくといえばアスパラと並び多肥栽培の代表的作目で、一般に大量の化学肥料が投入されて大玉を目指す農法が主流になりますが、当園ではあくまで有機質肥料のみで育てたにんにくにこだわりたく、そうしたお客さまのご希望に応えたいと思っています。化学肥料を使わないことと、自然な乾燥によって、キツさのないマイルドな味わいのにんにくになるようです。今後とも生き生きした旨味を出せるよう研鑽し努力してまいりたいと思います。

他の作目と比べてにんにくは農法により特に違いが顕著に出ると思っています。化学肥料を投入した大型の流通品と同じようなサイズにはなりませんが、小さめのボディにエッセンスがいっぱい凝縮されたさわやかな味覚を楽しんでいただければと思い生産を続けています。黒にんにくにお使いいただいても良い風味が活かせていると評価をいただいています。自作なさっている方も青果素材としてご利用いただければ幸いです。 

毎年7月末までに配送ご希望の場合は、生(半生)にんにくでの出荷となります。なおお盆過ぎ8月20日頃からに通常の乾燥にんにくの出 荷を 始めます が、例年 9月10日〜10月10日頃の期間は秋の繁忙期につき、出荷を停止させていただいており、宜しくお願いいたします。

八幡平にんにく

岩手県八幡平地域で栽培されて来た在来品種

八幡平地域(旧松尾村等)で昭和50年代に出荷されていた品種で、現在はほとんど流通の見られない希少にんにくになります。

八幡平にんにくは少量の作付けで、現状では Mサイズ以上はなかなか収穫できないので、S品の出荷でお願いいたします。

 

岩手県内のにんにく在来種として、この八幡平系が知られており、おそらくこの1 種のみになると思われます。当園では2009年秋 に、八幡平系を守り育てていた盛岡農業高校より譲られてこの種球を植え付け、以後少しずつ拡大を進めてきました。ただ欠株が多く大きくなりにくい傾向が続 いて、なかなか拡大につながってこず、挑戦を続けています。

にんにくの品種では何といってもメジャーな青森産種苗(福地ホワイト六 片)が種子購入も容易で見た目も良く、栽培しやすいのですが、岩手固有の在来作物に着目し力を入れたいと思っています。なかなか一朝一夕にはいきませんが、 全国に広く流通 する青森のホワイト六片よりも、「岩手産品種」と、そしてここ西和賀地方からもほど近い秋田県産八木にんにくをしっかりお届けできるよう準備をしているところです。

「八幡平系」については岩手日報紙上でも何度か取り上げられており、「無農薬栽培に適した」との評価もなされています。実際のところ出芽率が低く結球も大きくなれず、拡張栽培 には 「八木」以上に苦戦していますが、当園でも種球を選抜していく中でしっかりしたものを増やしていき、名実ともに岩手産のにんにく の生産に力を注ぎたいと思います。 地域の食育・食文化とも密接なつながりを持つ昔ながらの「在来品種」が見直される傾向に あります。品種特性に見合った栽培技術を確立し、 安定供給を目指します。

休眠は八木以上に深いため、貯蔵中の発根や発芽は現れにくいです。

盛農にんにく盛岡農業高校による「八幡平にんにく」の取り組み

昭和50年代に一時出荷が栄えたものの、55年冷害を機に岩手県八幡平地域ではこの地に伝わる在来にんにく栽培が減少し、寒さに強いほうれん草栽培に切り替えたり、にんにくでもホワイト六片を作付けし、幻の存在となった「八幡平系」ですが、この品種をもう一度盛り上げようと取り組んだのが盛岡農業高校です(2000年代の後半)。植え付け後の欠株を減らすための土壌学的研究や、イベント等でのにんにく販売、現在はよく見られるようになった「にんにく醤油」の開発や販売など、その多面的な取り組みは岩手日報紙でも取り上げられたところです。盛農では教育の一環として、この品種を守りながら商品開発に力を注いでいました。右は同校で製造したにんにく醤油です(2009年秋)。

 

にんにくの芽絶品! 八幡平の「にんにくの芽」

八幡平の最大の特徴は、100%立派なトウ立ちがみられることです。そして、実に美味です。スーパー等でトウすなわち「にんにくの芽」にあまりお目にかかれない理由は、流通する最主力品種であるホワイト六片があまりきちんとしたトウ立ちをしないという性質によると思われます。八幡平にんにくは当地では6月下旬に立ってくるので、毎日見回って摘んでやります。そうしないとにんにくが小さくなってしまうからです。そして摘み取ったトウ(にんにくの芽)は食べます。油炒めは絶品です。また冷蔵庫でかなり長期間持ちますので、ゆっくりと時間をかけて食べることができます。

 

有機質をしっかり使用しています

緑肥漉き込み田から転換してにんにく畑にした時です。春蒔きした緑肥エン麦が十分育った7月後半に、堆肥とともにすき込みしました。前年の田からの転換時です。また毎年は行えませんが、1作休んで春に緑肥の代わりに代かきし水張りすると良い土作りになります(このとき稲を作付けして田にすると秋のにんにく植え付けが間に合わず2作休むことになります)。

よく「にんにくを作ると土を壊してしまう」という言い方がされます。多肥料設計と密植栽培が原因だと思います。それを避け、土に負荷のかからない栽培法で、永続的農業のスタイルを目指していきたいと考えます。当園では、連作にならないよう毎年小麦と輪作としています。小麦の刈り取り直後(7月下旬)に堆肥と米ぬか、および乾燥の鶏糞を撒いて耕うんし、40日後 に石灰(カキガラ石灰)を入れて最終の耕うんをします。9月20日頃より、まず休眠が浅く出芽の早いホワイト六片から植え付けを始め、稲刈りが終わった後の10月に入ってから休眠の深い八木と八幡平を植え付けます。最初の耕うんでは小麦栽培時の雑草や小麦の根株をすき込むようにし、草の力も地力増進に役立ってもらいます。特に米ぬかはかなり投入しており、乳酸菌補給に役立ってくれていると思っています。

多めの肥料分を要求するにんにく栽培では「自然栽培」は難しいと感じています。米ぬかや草の利用を効果的に取り入れつつ、チッソ量確保に鶏糞や牛糞堆肥を補給しています。

【使用資材・肥料】
牛糞堆肥/米ぬか/石灰(カキ殼)/乾燥鶏糞/

不思議なことに有機質だけで栽培したにんにくは、強烈な「にんにく臭さ」が少ないです。もちろん無臭ではなく、翌日ににおいが残らないとまではいきませんが、さっぱりした風味です。これは自然乾燥にもよるところが大きいと思います。

灯油を使わない自然な乾燥にこだわっています

にんにく乾燥ハウス外観にんにく栽培でいちばん難しいのが<乾燥作業>です。通常の市場出荷のものは石油を使って乾燥しています。均一で迅速な乾燥が求められ るからです。白さが綺麗で見た目重視の商品作りの目的もあります。当園は米や小麦と同様に自然乾燥をモットーにしています。直接ビニールハウス内に置いたのでは光線が強すぎ て良くありませ ん。写真のようにビニール屋根の上にシルバータフベルを掛けて柔らかな遮光をしています。出荷用は空中に吊るす形にしています。どんなに日差しが強い日でも外気より若干涼しい感じになっています。また小麦も同時乾燥中で、鳩除けに防風ネットで囲っています。

にんにくは乾燥温が35度を超えると茶色の飴色に変色する部分が出てしまいます(「煮え」と呼んでいます)。そうならないよう、穏やかな気温でじっくり乾燥を心がけています。重さで3割減の時に乾燥を終了し、種子用を除き-2度設定(これで-1度)の冷蔵庫で貯蔵しています。

にんにく栽培の四季

にんにく植え付け
植え付け風景(9月下旬)
カケラ
種子カケラに剥いた種子。最近はりん片の皮まで剥いて植える「ツルツル植え」が推奨されています。
春のにんにくの葉
翌春の生育再開時(4月下旬)
収穫が近いにんにく
収穫1か月前(6月上旬)
にんにく収穫後の仕事
皮剥きと根切りの 出荷作業(専門の鋏を使います)

 

 

 

追加情報

重さ - kg

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