奥羽の山里農村いちば
お米
プロフィー ル 畑のたより オーブン付 き
薪ストーブ
田畑の土壌分析 郷土料理 沢内の昔話 特定商取引 法に
基づく表示
リンク集

岩手県西部・奥羽山脈の山深い里にある農産品のショップです。広大な ブナ原生林の山麓で育まれた、山村文化の息づく土地の授かりものを多くの人に感じ受け取っていただきたいと願い、当園で生産した農薬を使わない農 産物や、磨かれ た匠の技による加工品民芸品を販売しています。

園主(スタッフ)の渡辺です。新規移住したこの奥羽の山村で田舎暮ら しを楽しみつつ、農業生産に全力で取り組んでいます。小学生〜保育園児3人の子育ても、農業のうちかも、ですね。




栽培のページもご覧ください



奥羽おひさま米

稲刈りを始 めました

農薬・化学肥料不使用 の自然乾燥米を栽培しています。



2017年は田植え後の6月に厳しい寒気に長期間見舞われて生育が遅れ、その後7月に異常なほどの猛暑が訪れて、最終的に8月以降低温多雨が続くという、 これまでにない環境での稲作となりました。稲刈りに着手しておりますが、田が乾かず、刈り取りの機械がなかなかは入れない状態が続いています。一部刈り 取ったお米はハセで現在乾燥に入っておりますので、こちらは一度高水分のお米として脱穀し10月20日頃より出荷いたします。

栽培ですが、肥料としては、当地域産の米ぬかを農閑期を中心に収集をしており、地区の畜産農家の牛糞堆肥(町の堆肥センター供給)と併せ、全量西和賀地域 のみで採れた資材のみを投 入しています。農薬および化学肥料は使用しておりません。

米どころでもある雪国の晩秋は気温も低く、雨にも悩まされるため、天日干しは容易ではなく、米の乾燥が思うように進まない傾向があります。年内までに食べ ていただく高水分米は別として、来年まで貯蔵する16%のお米の脱穀のタイミン グは難しいですが、10月の好天を祈りながら、今年の稲作を閉じたいと思っています。

また2013年産からは特に翌年の夏期 シーズンに出荷する米のために、全体の2割くらいの量を最初からハウス内で雨に当てずに乾燥させています。野外では困難な水分15.0%を達成し、翌年の 夏期にお客様の元に届いてから食べ終えてい ただくまで 品質の劣 化がないようにと、努めております。

なお育苗の土は県内「花巻酵素」さんの有機質肥料入りの「自然育苗培土」(有機JAS認証取得)を購入使用し、除草はエンジン除草機および手取り 除草による除草を組み合わせて管理しております。


「いわてっこ」(岩手県品種)

食 味も良く稲の大敵いもち病になりにくい品種ですので、当園では「いわてっこ」を長く作付けしております。粒も大きめで揃いが良い中山間地向け品種です。た だしカメムシ被害が多い品種でもあり、黒い斑点米が若干混ざりますことをどうかご了解ください。ハ セ掛け自然乾燥栽培 は労力がかかりますので限られ た面積での栽培になりますが、深い深い雪国の大地が育んだ 味覚をお楽しみください。

「ひとめぼれ」(宮城県品種)

岩手県内で主力になっている品種です。 寒冷山間地である当地は本来推奨される適地ではなく未熟米(屑米)が多い形になりますため、作付け面積は小規模です。 よろしければ奥羽のヒトメもお試しになってみてください。


米冷蔵

2014 年秋より作業場内に設置し た冷蔵庫にて、冬期間お米を籾の状態で-1度の温度に保つ低温貯蔵を始めました(写真右は庫内)。今年も約半量の籾を入庫しました。この一定の庫温でじっ くり熟成したお米は雪解け後4月半ばに 玄米にいたしまして、秋まで供給させていただきます。氷温熟成米としての食味・鮮度上の好結果が得られていると感じています。4月の籾摺り以降 は玄米で約14度で冷蔵します。なお、冬期間の籾摺りは積雪のため困難で、出来秋の時点で春の雪融け時頃までの見込み出荷分を10〜11月に籾摺りし、雪 解けまで玄米で常温貯蔵して注文に応じ出荷しています(こちらの分は氷温貯蔵ではありません)。現在は春に籾摺りした氷温貯蔵米の出荷に切り替わっており ます。


ハウス脱穀

約8 アール分ほどハウス内で雨に当てずに乾燥を行い、水分15.0%までしっかり下げて脱穀します。6〜8月にかけてはこちらの乾燥が 強い米を出荷します。全量籾のまま冬期間氷温貯蔵し、翌年4月に籾摺りし以降は玄米で12度で貯蔵します。


2017年産玄米について、後ほど放射線測定を行います。

2年前のゆうパック料金改 正 により、上限 25kgまでの梱包になりました。30kgは配送できませんので、宜しくお願いいたします。

お米のお試しセット

初めてご利用の方向けに、お米の送料込み価格のお手ごろサイズをご用意しました(2升は約 3kgです)。農の営みや暮らしと食の大切さを共有できる関係 を、消費者の方々と築いていけ るようなスタイルの農業をめざしております。ぜひお試し・ご試食をいただきました上で、継続的なご購入に向けていただけたら本望に思っています。

[R-3]奥羽おひさま米
H29年産いわてっこ・2升(3kg)

価 格:2,200 円(税込・送料込)
10月20日頃から出荷を始めます

▶︎︎3kgでの精米は困難なので、玄米でお 願いいたします。

【数量(個)】:
    



[R-4]奥羽おひさま米
H29年産ひとめぼれ・2升(3kg)

価  格:2,200円(税込・送料込)
10月末から出荷を始めます

︎︎3kg での精米は困難なので、玄米でお願いいたします。

【数量(個)】:
    



田植え中


奥羽おひさま米

長 年、主力である「いわてっこ」を540円/kgの価格で出荷させていましたが、本年秋の新米より「いわてっこ」「ひとめぼれ」ともに600円/kgに改定 させていただきます。2年前〜本年にかけ籾摺り計量装置や脱穀機(ハーベスタ)を更新し、より高品質のお米を提供できるようにするための出資に伴うものに なります。どうかご理解を賜りまして、今後ともご利用いただけますよう宜しくお願い申し上げます。


[R-1] 奥羽おひさま米・H29年産「いわてっこ」

価格:600円/kg(税込・送料別) 10月20日頃から出荷を始めます

▼︎選択してください

【数量(kg)】:
  


[R-2] 奥羽おひさま米H29年産「ひとめぼれ」

価格:600円/kg(税 込・送料別) 10月末から出荷を始めます 

▼︎選択してください

【数量(kg)】:
  


精米も無料で行ってい ます。循環式精米機のため5kg以上でお願いいたします。



稲刈り中
小規模の家族労働で作業を進めています。

お米のリピート購入ご希望のお客さまへ

お 米は毎日の食卓に上る大切な食材です。当園では、継続的にご注文をいただけるお客さまとのお付き合いを大切にしていきたいと考え、できるだけご負担の少な い値段でと考えております。これまで新規のお客様の定価より1割減額させていただいて供給しておりましたが、リピートの方が多くご利用いただいております ために、本年産よりその1割減額した料金を定価とさせていただくことにしました。どうぞ宜しくお願いいたします。

▶︎お米のリピートの方には運賃を100円程度ですが減額させていただいております
岩手県内 450円 東北 500円 関東・甲信越 600円
北海道・北陸・東海 700円 近畿 800円 中国四国 900円
九州 1,000円 沖縄 1,200円


籾摺り選別は収穫後の肝 心要の農作業です

選別網

4 枚の選別網が揺動しつつ、仕上がり米へと籾殻 (アラ)が混入しないように選り分けています。アラとして集められたもの(左の方)はもう一度送り返され籾摺りにかかります。稲の作業で最も気を使う工程 になりま す。特に最初や最後、籾投入口が空になったりした時に籾殻が混じりやすく、絶対に手が離せない作業です。品種の切り替え時も要注意で、切り替え時の玄米は 飯米用に回したりします。出来秋と翌春に籾摺りを半量ずつ行いますが、終了した後は、かなり気合を入れて籾摺り機内部に残ったものや床にこぼれたものの掃 除をします。


 


【有機JAS認証の「農薬不使用の期間」規定について】

 当園では多年生の「切り花りんどう」を主に生産しており、このりんどうの栽培特質によ り、水 田と5年ごとに輪作する作型となっています。このため慣行栽培であるりんどうが寿命で廃園となった後、田に戻しますが、1年間水張り水田として作付けせず に田を浄化し、翌2年目より水稲を作付けする方策を採っています(実際は2冬の農閑期を挟 むの で浄化期間は約20か月)。
 有機JASでは、無農薬・無化学肥料で「3年以上」という規定があり、そのような田ももちろんありますが、全体としてみれば一部の田において浄化期間が 1年 あるい は2年という現状があります。切り花りんどうの区域と、水稲・小麦・にんにく等の区域をエリア区分して、農薬や化学肥料と隔絶した区域を確保し、良 い土づくりを永続していけるような計画が理想ですが、りんどうを休耕している時の田を数年間ずっとただ水張りのみで維持し続けるのは現実には困難です。 JASの認証は取得いたしませんが、末永くご支援、ご協力のほど宜しくお願い申し上げます。


▲米を作付けしていない調整中の水田

<お願い>
・ 初回ご注文の商品はご入金をいただいた後の発送とさせていただいております。どうかご諒承のほど宜しくお願いいたします。

・入力した連絡先情報をクッキーに保存しますので、何度も入力する必要はありません。クッ キーをオフにしている方は利用できません。必ずクッキーをオンにしてください。

玄米でのご希望の方が多いので、玄米での計量にて発送とさせていただいて います。精米でのお届けの方は米ヌカ分が減ることになりますが、米ヌカを添付しております。農薬は使用していないので安心して漬け物等にご使用くださ い。


籾摺りライン2015

籾 摺り選別のラインは出荷するお米の品質に大変重要な要素です。せっかく良い田植えや稲刈りの機械を持っていても、お米の品質は最 終的にここで決まるといっても過言ではありません。特に玄米でのご注文が多い当園の場合は、精米された米と違って籾殻(アラ)が限りなく除去されているこ とが求められます。2015年秋より、古いライスグレーダー&計量器を新型の選別機内蔵の計量器に更新するあたって、古くなっていた籾摺り機の方も選別機 と同タイプのものにセットで購入しました。この籾摺り機も去年までと同様、天日干しの米に向いているとされるインペラ式になります。それを1.90mmの LLの網で選別します。機能的には籾摺り部分は昨年と同等ですが、籾摺りの原理は昨今の方式になっています。


多くは玄米でのご注文をいただいておりますが、精米も無料で応じております。7分付きとか も可能です。 循環式タイプにより、米にやさしい熱を与えない方式になります。昨年暮れにモーター部分を新品に交換しました。写真左の秤は「カンカン」と呼ばれる分銅を用いるタイプで、現在のデジタル軽量と異なり故 障がありません。現在は籾摺り機と同じ作業場に置いておりますが、夏以降は別の作業場の農業用冷蔵庫の近くに移動し、米や小麦の出荷に使用いたします。

精米機とカンカン
精米は年間を通じ、ご注文いただいてから行って発送いたしております(少量だと詰まってしまい、 5kg以上でお願いいたします)。

【米ぬかをたくさん使用する点が特徴です】

お米の食味を上げるのは米ぬかが適しているといわれます。私たちは地域内で精米された米の米ぬかを採取して、春の元肥とし てボカシ肥料にして、牛糞堆肥とともに施しています。

【使用資材・肥料】
牛糞堆肥・米ぬかのみ

米 ぬかのさまざまな利用法が紹介されていることから、昨今はなかなか入手し難くなっていますが、当園では十分量確保できるよう日々努力しております。全量が 地域より集積していますので、牛糞堆肥も併せ、田に入れるものはこの奥羽の里西和賀町沢内産で、つまり100%地元産素材となります。毎年、正月過ぎから 春まで3か月かけて十分量を精米所より集めています。

また田植え後に除草の意味と、食味値向上を目的に、再び田に米ぬかを散布します。米ぬかが田面に膜層となり、草が生えにく くなる環境を作り、同時に、土がトロトロとなり微生物の格好の棲み家を提供し土づくりを狙っています。

牛糞堆肥は、当園の稲藁を脱穀時に地元畜産農家さんに提供し、それが敷き藁となって、堆肥となり、それを届けていただくという形で還元して利用していま す。




    あすこの田はねえ  (稲作挿話より)

  あすこの田はねえ
  あの種類では窒素があんまり多過ぎるから
  もうきっぱりと灌水(みず)を切ってねえ
  三番除草はしないんだ
  ・・・・・・一しんに畔を走ってきて
        青田のなかに汗拭くその子・・・・・・
  燐酸がまだ残ってゐない?
  みんな使った?
  それではもしもこの天候が
  これから五日続いたら
  あの枝垂れ葉をねえ
  斯ういふ風な枝垂れ葉をねえ
  むしってとってしまうんだ
  ・・・・・・せわしくうなづき汗拭くその子
        冬講習に来たときは
        一年はたらいたあととは云へ
        まだかがやかな苹果(りんご)のわらひを
        もってゐた
        いまはもう日と汗に焼け
        幾夜の不眠にやつれてゐる・・・・・・


  それからいいかい
  今月末にあの稲が
  君の胸より延びたらねえ
  ちゃうどシャツの上のボタンを定規にしてねえ
  葉尖(はさき)を刈ってしまふんだ
  ・・・・・・汗だけでない
        泪も拭いてゐるんだな・・・・・・
  君が自分でかんがへた
  あの田もすっかり見てきたよ
  陸羽一三二号のはうね
  あれはずゐぶん上手に行った
  肥えも少しもむらがないし
  いかにも強く育ってゐる
  硫安だって君が播いたろう
  みんながいろいろ云ふだらうが
  あっちは少しも心配ない
  反当三石二斗なら
  もうきまったと云っていい
  しっかりやるんだよ


  これからの本当の勉強はねえ
  テニスをしながら商売の先生から
  義理で教はることでないんだ
  きみのやうにさ
  吹雪やわづかの仕事のひまで
  泣きながら
  からだに刻んで行く勉強が
  まもなくぐんぐん強い芽を噴いて
  どこまでのびるかわからない
  それがこれからのあたらしい学問のはじまりなんだ
  ではさやうなら
  ・・・・・・雲からも風からも
        透明な力が
        そのこどもに
        うつれ・・・・・・

当園ではH24年まで3度、「陸羽132号」を作付けしました。当地は 賢治先生の時代の花巻よりもやはり寒くて、適地ではありませんでしたので、H25年は 栽培を終了しました。美しい、印象的な文章ですね。


田に入れる米ぬかの半分をまず春先 にボカシ肥料として発酵させ、町の堆肥センターより購入した地域畜産農家から出た牛糞の堆肥と一緒に田に散布します。

写真のように切り返しが大変なので、生のままで撒いて土中で発酵させれば楽ともいえます が、イネの生育中に発酵が進むと「窒素飢餓」を招く恐れがあるため、作業場内で発酵させておくのです。

米ぬかのもう半分は田植え後、イネ の根が活着してから。畦畔から、そして田の中を歩いて風案配を考慮しながら手で撒き散らします。

そのうちに糸ミミズが発生し、土もトロトロになってきます。

それでも草は出てくるので、写真のように除草機で除草します。早め早めの除草機掛けが好結果をもたらせ てくれます。

除草の最後は手取りです。除草機は 雑草も初期の小さいうちのもの。雑草も大きくなりますと手で取るしかありません。取るといっても、土の中に埋め込むのです。7月の第1週までです。

その後は中干しして土を固めるので、草取りはもうしません。なるべく深水にしてヒエを始め 草を抑えるべく努力はするのですが、完全に抑草というわけにはいきませんね。



【天日のみの乾燥にこだわっています】

2009 年産より100%天日乾燥にしました。これまでは2週間程度掛けたあとに脱穀し、籾摺りを委託していた農家に持ち込んで乾燥機でさっと仕上げ乾燥していま したが、やはり純粋な天日のみの乾燥の風 味を大切にしたいと思ったからです。ハセに掛けておく時間がかかり、その間に強風や降雪の心配もあるし、何より作業が終わらな いというのは落ち着かないものですが、そのために質を落としたくはないと願いました。約1か月の乾燥期間となります。併せて2013年より10アール分の 稲をハウス内にハセ掛けし、雨に当てず15%まで乾燥を落とした米を確保し、翌年の初夏からの出荷に適用いたします。新米は11月からになりま すが、10月10日頃に早期に食べていただく分として若干高水分の状態での脱穀も行っており、この早期脱穀米はそのみずみずしさで喜んでいただいておりま す(翌春までは持ち越せません)。

バインダーで刈り取りし、ハセに掛けるのは大変な作業です。刈ったイネを運搬車で全部集めて、ハセ場まで運び、束ごとに 掛けていくのですが、とにかく時間がかかります。収穫の秋はいろんな作業がめじろ押し。当園では9/23〜30までの期間に稲刈りのお手伝いをしてい ただける方を募集しています。お米でお礼をさせていただいています。近郊の方のご参加をぜひお待ちしております。

旧籾摺りライン
1束ずつイネを上げていく作業。 刈っていく作業の倍かかります。その日刈り取ったイネはその日のうちに掛けなくてはいけないので、計画的に作業を進めます。

1 年の農作業のハイライトです。でも刈りたてのイネのにおいは良いですよね。子どもがたまたま軽トラの 荷台に乗っている写真ですが、稲の束は運搬車(キャリア)で田の中からハサ場まで運びます。横の棒は、竹を使っている地域もあるようですが、当地ではスギ の間伐材を使っており、「ホケ」と呼んでいます。稲刈り時期になると作業場の2階からホケを下ろしてハサ場まで運んで組み立て、稲扱きが終わるとほぐして また作業場まで引きずって運び、2階へ上げる。面倒な作業です。掛けて約10日で水分17%まで下がり、短期貯蔵消費分としては実に瑞々しく美味しいお米 になります。約3週間で16%まで下がり、標準の出荷米とし、さらに最初からハウス内で雨避け乾燥させたものは15%台まで乾燥し、翌夏の最後の出荷分に しています。


天日干しを行い続け るためには、ハセの柱を維持 することが必須です。何十年も立ち続けた柱は風雨の侵食を受け、積雪と風雪に押され、だめになっていきます。適宜更新していくことが大切 です。全国的には刈り取った後の田の中にハセを組む方式が主流ですが、こちらでは農道脇に立ち並ぶ柱に、稲刈りの始まる前にあらかじめホケを渡してハセ を組んでおくという方式になります。なぜあらかじめハセ柱を埋めておく方式なのか不明ですが、おそらくは秋が短く、また晩秋は雨も多くなり雪も近いという 地帯にあっては、稲刈りが終わってからおもむろにハセを田の中に組み立てるというやり方はとてもやっていられなかったのではないかと思っています。雨が降 れば田の中は水も溜まったりしますしね。

1m穴を掘って長さ4mの柱を立て埋めるのです(大変な作業です)。軽くて丈夫な栗の木がハセ柱に適し ています。

2014年産まで使用した旧籾摺り計量ラインで す。冬期間は雪に覆われるため籾摺りができず、周年籾貯蔵でその都度籾摺り、は断念しました(籾摺り機周囲の掃除もできませんし)。出来秋に半量籾摺り し、冬期間常温で貯蔵します。籾摺り後、米選機でくず米を落とした良い米が計量機の上に上がって、袋 に落ちてきます。現在のものは軽量機の中に米選機が入っていて屑米をはじいてくれ、独立した米選機は不要になりました。写真の計量機は 昔ながらの天秤タイプで5kgや10kgの分銅で計ります。分銅のはかり自体はいまも残して使用しています。

なお2014年産からは別の作業舎で-2度設定の冷蔵庫で籾のまま氷温冷蔵し、熟成した状態で春に籾摺 りし、出荷す るというやり方を行っております。冬期間は雪のためこちらからの搬送はできませんし、窓から外への籾殻排出ができないため、籾摺り作業もできません。



Copyright(C) 2017 奥羽の山里農村いちば. All Rights Reserved.