奥羽おひさま米-亀の尾〜新米出荷始めました

¥650

農薬化学肥料を使用せず、天日乾燥で仕上げた「亀の尾」になります。当園の米ぬかのみの農法に合った品種を求め、2021年の今年初めて貴重な種籾を入手でき作付けにトライいたしました。この本年産籾を当地向けにしっかりと強く種の選抜をかけ、今後続けたいと思います。種が現状でなかなか入手が難しい点で若干高い価格設定にさせていただいておりますが、今後安定した栽培出荷の状況が得られればと思っています。山形の庄内地方で生まれ、主に酒米として使われながら、飯米としても良食味の評価の高い亀の尾をお試しいただけたら幸いです。初年度の今年は米ぬかも投じておらず自然栽培米になります。カメムシ斑点害や冷害の影響も現れておらずきれいに仕上がっております。

クリア
商品コード: R5 商品カテゴリー: 商品タグ: ,

説明

農薬・化学肥料不使用 の自然乾燥米を栽培しています

 

2021年ハセ2021年の脱穀・籾摺り作業が全て完了しました。

チェーン除草今年は田植え後の育苗期から前半にかけては割合温暖な傾向で推移しましたが、8月のお盆にかなり厳しい低温があって、特にひとめぼれなどの晩生の品種には不稔等の影響が出たようです。

晩生系も多く作付けする当園では結果的には収量は少なめのシーズンとなりました。早稲系であるいわてっこについては出穂後で、低温による影響は回避されたように思います。ただいわてっこはいつもカメムシの侵入被害と重なってしまう弱点があり、カメムシ斑点米がどうしても多めに出てしまうことは課題になっています。

背負式エンジン除草機栽培ですが、肥料としては、当地域産の米ぬかを農閑期を中心に収集をしており、自然栽培に近い農法になり農薬および化学肥料は使用しておりません。上のチェーン式除草は今年はいったん行わず左の今年度から導入した背負式刈り払い機に装着するタイプの除草機で作業しました。

米どころでもある雪国の晩秋は気温も低く、雨にも悩まされるため、天日干しは容易ではなく、米の乾燥が思うように進まない傾向があります。年内までに食べ ていただく高水分米は別として、来年まで貯蔵する16%のお米の脱穀のタイミン グは難しいですが、毎年好天を祈りながら、最後のこの外作業を進めております。

種まきー培土なお育苗の土は県内「花巻酵素」さんの有機質肥料入りの「自然育苗培土」(有機JAS認証取得)を購入使用し、除草はチェーン除草機および除草下駄による除草、動力水田除草カルチを組み合わせて管理しております。


「亀の尾」

亀の尾の亀米ぬか施用にとどめた肥料を使わない栽培を行っていますため、ことにこちらのような寒冷地での栽培ではやはり稲の背丈が取れにくく、結果、穂につく籾の数量も減収したり、田の場所によっては極端に短くなってハセにうまく掛けにくかったりということがあります。大量の肥料を入れても倒伏しないことを目的に改良されている現代主流の短稈の品種ではうまくいかないとつくづく感じています。

亀の尾年譜やはり昔からの長稈のお米が農法には合っているようで、金肥といわれた化学肥料がない時代のお米が、化学肥料を使わない現代の農法でも適していると強く感じています。こうした観点で食味の良い、東北の寒冷地でも耐えうるようなお米を模索して、2021年の今年、亀の尾の種籾を譲られて入手でき初めて作付けをしました。

1893年(明治26年)9月29日、山形県庄内地方の篤農家阿部亀治は、水口の冷水が当たるところで立派に立っている3本の稲穂を発見し、突然変異だろうと後に言われていますが、その寒さに強い稲穂を持ち帰って籾を栽培し、亀の尾は生まれました。中生種で対冷性、米質・食味が良く、少ない肥料でも生育量(長稈)が大きいという特性を有しています。酒米としても有名ですが、飯米としての通販等の流通もあり、食べていただくお米として栽培を続け、出荷いたします。

亀の尾資料館

 

 

 

 

2018年に研修会で見学に訪れた山形県鶴岡市近郊の「亀ノ尾の里資料館」での写真を数点掲載しました。


氷温冷蔵2014 年秋より作業場内に設置した冷蔵庫にて、冬期の3か月間ほどお米を籾の状態で-1度の温度に保つ低温貯蔵を行っています(写真右は庫内)。この一定の庫温でじっくり熟成したお米は雪解け後4月半ばに 玄米にいたしまして、秋まで供給させていただきます(後半6か月分)。氷温熟成米としての食味・鮮度上の好結果が得られていると感じています。4月の籾摺り以降 は玄米で約12度で冷蔵します。なお、冬期間の籾摺りは積雪のため困難で、出来秋の時点で春の雪融け時頃までの前半6か月見込み出荷分を10〜11月に籾摺りし、雪解けまで玄米で常温貯蔵して注文に応じ出荷しています。

ハセ掛けした亀の尾また2013年産からは特に翌年の夏期 シーズンに出荷する米のために、全体の2割くらいの量を最初からハウス内で雨に当てずに乾燥させています。左はハウス内で干している亀の尾です。無肥料でも長稈種の立派な姿です。

野外では困難な水分15.0%を達成し、翌年の夏期にお客様の元に届いてから食べ終えていただくまで 品質の劣化がないようにと、努めております。冬期は籾で氷温貯蔵し、翌年4月に籾摺りし以降は玄米で12度で貯蔵します。

本年2021年は特に寒気や気圧の谷の影響により10月の降雨が多く、ハセ掛け乾燥には苦戦した年になりました。全てのハセを雨に当たらないハウス内に設置することは量的に不可能ですが、この外での乾燥が降雨により十分でなかった稲については、メッシュの袋を用いた送風乾燥機で、熱を加えることのない送風のみの乾燥を補助的に使用し、15%までの乾燥を達成しております。

お米のリピート購入ご希望のお客さまへ

お米は毎日の食卓に上る大切な食材です。当園では、継続的にご注文をいただ けるお客さまとのお付き合いを大切にしていきたいと考え、複数回のご利用をいただ いているお客様(概ね年2回以上)には、送料の面で減額した額でのお願いをさせていただいています。2018年7月よりの改正で重量によって額に違いが出ておりご迷惑をおかけいたします。リピートの方には下記の額で送料のご負担をお願いしたく、ご注文後のこちらよりのメールで提示させていただきますので、宜しくお願いいたします。

〜5kg 〜10kg 25kg未満
岩手県 600円 750円 1,000円
北海道 750円 900円 1,100円
東北・関東甲信越 650円 800円 1,000円
北陸・東海 700円 850円 1,050円
近 畿 850円 1,000円 1,200円
中国・四国 1,000円 1,150円 1,350円
九州・沖縄 1,200円 1,400円 1,600円

 

自然乾燥しそれに見合った調整設備で仕上げをしています
ハーベスタ老朽化していたハーベスタを更新しま した。コンバイン&乾燥機の稲作が圧倒的に多くハセ掛け乾燥・脱穀方式は極めてマイナーであることから、バインダーや特にこのハーベスタの良品はなかなか 手に入りにくい状況になっています。
なお、玄米でのご希望の方が多く、玄米基準での計量にて出荷とさせていただいて います。精米でのお届けの方は米ぬか分が減ることになりますが、米ぬかを添付しております(オプションで選択してください)。農薬は使用していないので安心して漬け物等にご使用くださ い(夏季は虫が発生しやすいので保管の面ではご注意ください)。


籾摺りライン籾摺り選別のラインは出荷するお米の品質に大変重要な要素です。せっかく良い田植えや稲刈りの機械を持っていても、お米の品質は最終的にここで決まるといっても過言ではありません。特に玄米でのご注文が多い当園の場合は、精米された米と違って籾米(アラ)が限りなく除去されているこ とが求められます。2015年秋より、古いライスグレーダー&計量器を新型の選別機内蔵の計量器に更新するあたって、古くなっていた籾摺り機の方も選別機 と同タイプのものにセットで導入しました。この籾摺り機も天日干しの米に向いているとされるインペラ式になります。それを1.90mmの LLの網で選別します。機能的には籾摺り部分は旧型と同等ですが、籾摺りの原理はより新しい方式になっています。

 

精米機また、精米も無料で応じております。7分付きとか も可能です。 循環式タイプにより、米にやさしい熱を与えない方式になります。モーター部分を新品に交換しました。写真左の秤は「カンカン」と呼ばれる分銅を用いるタイプで、現在のデジタル軽量と異なり故障がありません。



精米は年間を通じ、ご注文いただいてから行って発送いたしております。

 
 

【こだわりは米ぬかと天日乾燥】

ケンと田植え

お米の食味を上げるのは米ぬかが適しているといわれます。地域内で精米された米の米ぬかを採取して水田やにんにく畑に施用しています。

米ぬかのさまざまな利用法が紹介されていることから、昨今はなかなか入手し難くなっていますが、当園では十分量確保できるよう日々努力しております。全量が当地域より集積していますので、牛糞堆肥も併せ、田に入れるものはこの奥羽の里西和賀町沢内産で、つまり100%地元産素材となります。毎年、正月過ぎから 春まで3か月かけて十分量を精米所より集めています。

また田植え後に除草の意味と、食味値向上を目的に、再び田に米ぬかを散布します。米ぬかが田面に膜層となり、草が生えにく くなる環境を作るとともに、土がトロトロとなり微生物の格好の棲み家を提供する土づくりを狙っています。

ハサ柱

天日干しを行い続けるためには、ハセの柱を維持することが必須です。何十年も立ち続けた柱は風雨の侵食を受け、積雪と風雪に押され、だめになっていきます。適宜更新していくことが大切です。全国的には刈り取った後の田の中にハセを組む方式が主流ですが、こちらでは農道脇に通年立ち並んでいる柱に、稲刈りの始まる前にあらかじめホケを渡してハセを組んでおくという方式になります。なぜあらかじめハセ柱を埋めておく方式なのか不明ですが、おそらくは秋が短く、また晩秋は雨も多くなり雪も近いという地帯にあっては、稲刈りが終わってからおもむろにハセを田の中に組み立てるというやり方はとてもやっていられなかったのではないかと思っています。雨が降れば田の中は水も溜まったりしますしね。

1m穴を掘って長さ4mの柱を立て埋めるのです(大変な作業です)。軽くて丈夫な栗の木がハセ柱に適しています。

追加情報

重さ - kg

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