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2020年農作業が始まっています

2020年4月6日ハウス状況

雪消えが早く、これは滅多にないチャンスと、さあ何から手をつけようか、とまずはにんにくの草取りからかな、と思って作業を始めたところですが、突然の積雪で、もう一度冬景色に戻った4月6日の朝です。まあいつもの年はまだ1m近く雪があったりする時期ですから、そうそう思い通りにはいきません。

もっとも、一番最初の外の仕事は2つあるハウスのビニールを掛けることで、これは3月のうちに終了しています。1つは水稲育苗用のハウス。これは夏場はにんにくや小麦の乾燥、秋にはハセ掛け15%乾燥米のためのハウスになります。外の田畑の作業に手をつける前に、まず稲の育苗ができるための準備、そして奥に少し覗く農業機械の収納ハウスのビニール掛けが先立ちます。冬の間は右の作業舎に全ての機械をぎゅうぎゅうに収納しますが、それを奥のハウスに移すことで、作業場が使えるようになります。

あんまり積もらなきゃ良いなと思って昨夜は寝ましたが、まあこれくらいですんで良かったです。特に奥の農機ハウスは気温の上昇を防ぐためにザラザラした寒冷紗を掛けていて、これは雪を滑らせませんので、積もりすぎるとパイプをやられてしまいますから。。

 

2020年3月25日ハウス状況3月25日の水稲ハウスはこれくらいでした。3月になって一度ざっと除雪機で外側を少し払いましたが、中はそのままにしてました。右の建物のせいでハウスの中の右半分が極端に高いマブになり、その高い雪をスコップでハウスの中の全体に投げ散らかして均一にならした時の写真です。

明日は無理? 明後日ですか、雪が解けると、今回着手したまま昨日午後ストップしたにんにくの草取りの再開が筆頭です。休眠が浅く9月に植え付けるホワイト六片は、その分植え穴の雑草が多く、10月になってから植える休眠の深い八木や八幡平は、まだ芽も出ない代わりに、雑草も生えていません(去年のうちには生えなかったということです)。

春の籾摺りも先日終わりました。現在は、秋の籾摺り玄米の在庫がなくなって、-1度一定温で3か月籾で貯蔵した「氷温米」の出荷になっています。

 

 

タラノメ1kg

現在の屋内の作業としては、タラノメを出荷しています。収穫で取り去った後の水槽のスペースに新たに伏せ込む駒木を、昨日全て使い切り、あとは収穫で取り除くだけ、の段階になりました。これで収穫終わりのリミットが20日後、と目安ができました。盛岡市内の飲食店さんがメインの出荷先ですが、今年はコロナの影響で、去年よりは受注は少なく、この当園のHPおよびメルカリにも出品をしています。写真は1kg規格の分量で、これで1kgです。ちょうどいまは良い感じでボリューム感のあるサイズが多く収穫できています。メルカリでは300gがちょうどピッタリの「ゆうパケットプラス」が使えるので出品しているのですが、メルカリ以外には使えないようで、運送料とのバランスで1kg4,500円送料込みの規格がお求めやすいと思います。

タラノメ栽培は気温と湿度の管理が非常に微妙で、重要です。こちらのような豪雪地帯ではハウスでの営農は難しいので、面積の小さい栽培室で3段ベッドという環境ですので、段により差も出ますし気を使います。低温気味で長期間じっくりという形が良いものができます。しかしあまり長期にすぎると今度はカビの危険が増します。20日くらいがちょうど良い期間のようです。最初の頃は気温を上げて、芽の胴体が膨らんで来た頃からは低温にするのがコツかもしれませんね。とはいえ、出荷が進んでくると、収穫間近なものの隣に新しい駒木が並び置かれることになり、気温や、そして日照とかを生育ステージで区別することは不可能ですね。

これまでも何日かありましたが、寒い日が続いた後に突然あったかい日が訪れると、胴体が十分に育たないうちに茎葉のツノが出てしまい、ツノ部分が徒長して、ダメなものになってしまいます。いずれこれからの時期は伏せ込みに着手した2月とは違い基本の気温が高めになってくるので、できるだけ低温環境で育てる気持ちで管理するのが良いように思います。

飲食店様からの注文は今年はやむを得ない面もあり、一般の家庭でのご利用をいただけたらありがたく思います。お米のように貯蔵ができないタラノメは何とかその時に頑張って販売しないとですね。。

当園では写真のようにしっかりと茎葉を進ませてから収穫するようにしています。これは、それだけ自然のものに近づける意味もあり、また緑がより鮮やかになる点、そして食感や味覚の面でも茎や葉の部分が天ぷらにした時に美味しいという観点から行っています。子どもたちにとっては胴体のところはモサモサしていてあまり好きでないようで、胴体が小さくて葉がしっかりある方が好きだと言いますね。上述した、急にあったかくなって小さい胴体に葉がグンと伸びたものはハジキとしてうちで食べたり近所に配ったりしてますが、これは見た目が良くないというだけで、食べる分にはこっちが美味しかったりします。

 

メディアファイル

さて、寒天の出張が終わってタラノメの栽培出荷に移り、雪が消える前の期間は、昨年もでしたが時間に余裕があって、HPの見直しの時期になっています。こうした時間が持てるのも、雪国だからこそですし、逆に言えばガンガンと農作業そのものに取り組めない時期がある、という形の農業のスタイルを構築しなければならないということですね。切り花りんどうのようにいっぱい作って市場にどんどん出荷するということだけではない農業を伸ばすことが、いうまでもなく冬場の農業ということも含めて大事な課題になっています。

去年のこの時期は、旧来のサイトをレスポンシブにすることが課題で、その際に本編と投稿(ブログ)を同一のコンテンツ要素として構成することもできました(1年前までは間借りのブログでした)。今年はショッピングカートを改変し、クレジットカードが使える形にすることが課題でした。実際にクレジットを使うかどうかはお客さん次第ですが、とりあえず提供できる準備をするという課題です。カートや受注のメールのカスタマイズも容易ではなく、どうやったらここを変えられるんだろう、の連続です。とりあえず完璧じゃありませんが、古いCGIを使い続けることのマイナス面も指摘されていましたし、その点は脱却できたと思います。もっとも、ショッピングカートは常にいろんな脆弱性というものにさらされることのようで、気は抜けません。見た目も少し新しい印象にはなったようです。

ショッピングカートやクレジット代行契約など、なかなか一農家としてわからないことも多い中、関係機関に問い合わせても事例の情報があるわけでなく、HPの運営というのはいろいろと容易なことはないですね。数年前の宅配便の一斉値上げがあった時に痛感したことですが、宅配各社にとってネット販売の物流がアマゾンとか楽天、ヤフーといった大手に軸足が移ってしまったのだなあ、ということですね。農家が「独自ドメイン」を取って、自前のHPを立ち上げてクレジット機能まで含めて運営するという面倒なことをやるのではなく、アマゾンや楽天等大手モールに出店するという形にいっそう拍車がかかっているということのように思います。こんな裏通りにひっそりと個人商店を出すよりもショッピングモールに出す方が、だいたい集客量が桁違いだし、面倒な部分は人任せにできますので。

でも手数料が大変です。農協出荷だって手数料はいっぱいかかっていますが、りんどうは時期のものだし、その時期に大量に出荷します。自前で捌き切れる話ではありません。農協や市場のありがたさです。少量のものを多品目でネット販売する小規模農家には、楽天等への出店料金は大きな負担で、身の丈が出店に釣り合っていません。さらに、そうしたモールへの出品というのは、モノを売るという一点に特化されていることですから、ページのデザインとか中身のこだわりとか、そういうところはイマイチな感じです。こだわりはみんな持っているにしても、商品そのものの背景にあるような野良のライフスタイル、といったことを伝える場としては、場違いな気がします。そういうライフスタイルの提示は、トップページ以下、サイト全体で表現していくものだろうから、独自ドメインのサイトでやるしかないと感じるし、そう思って続けている次第です。そもそも農家の作るお米はそれぞれ百人百様だし、工業製品を品番で検索して安い順に並べるとかいうこととは何か違う気もします。

まあそんなことを考えながら、しかし集客力とか、宣伝面とかSEOだとかも無視できることじゃないし、お客さんの開拓は大事ですね。タラノメだって、もっと売れていけば、もっと規模も拡大したくなる。家族と離れて長野へ出張する必要もないわけです。今年の新型コロナの経験は、今年だけのことじゃなくて、もしかしたらネット社会を一層進める時代に踏み込むことにつながっていくだろうし、HPはより大事なツールになるかもしれませんね。いずれ大手モールへの出品では抜け落ちるのが、地域振興、農村生活の豊かさといった「情報発信」の側面であり、適切なカート運営と決済機能の充実といったことはその必然的な事務的手段として自分で向き合っていかねばならないという感じです。

サイトをリニューアルして、今回が初めての投稿になります。なお、1か月の一連のリニューアルの過程でこの1年間の投稿記事を失ってしまいました。その後最近の3か月分はなぜかもう1台あるMacBookからのアクセスでキャッシュのようなものを得ることができ、簡単に再構成できましたが、去年の3月から11月までは、もうありません。そのさらに前は別のブログのサイトなので、温存されています。失ったもの(本文テキスト)はもう取り戻せないでしょうかね。。この期間の写真だけはもちろんパソコンに入っているので、ギャラリーに掲げておりました。キャプションもつけていますので、どうかご覧いただけたら幸いです(右下の方です)。

商品のページが1商品1ページという扱いになったため、農産品の販売メニューからいったん「お米」「にんにく」のカテゴリーページへと移っていただいて、そこから個々の農産品のページへ進んでいただく形になります。あるいは、トップページの下の方には、すべての商品のアイコンを並べて直接飛んでいけるようにしております。1商品1ページになったため、情報の重複を減らす意味でもなるべく商品ページの数を減らして、バリエーション機能で多様性を出すようにしています。タラノメは、タラノメ1つしかないので1ページだけです。なのでメニューからカテゴリーではなく、直接商品のページへリンクいたしました。その中にバラ売り300gや送料込み1kgセット、白トレイの50gパックを選択していただく形にしています。

いままで1つの「お米」ページの中で「いわてっこ」や「ひとめぼれ」を併記していたため、並べて見比べながらのカート注文できていたのが、中身を伴わないカテゴリーページの段階で、あらかじめいわてっこなのかひとめぼれなのかを決定していただく、という形になり、これで良かったのか、疑問に思ったりもします。やっぱり別の品種が良かったという時は別ページへと移っていただかなければなりません。カートを埋め込みのリンクで付ける旧来風の方式であれば、中身のあるカテゴリーページ=米のページが1つでそこに数品種を盛り込めば良いのですが、この点が変更になりました。ただ、旧式であればページが長大になり、その中でいくつか品種ごとに分散しているカートの位置を探すことになり、一長一短なのかもしれません。

また、ヘッダー画像をPCとスマホで別のファイル指定することがどうしてもかないませんで、ヘッダーの見栄えはあまりよくありません。この辺りは来年の課題ですね。1年間はこのスタイルで続けていきますので、どうか宜しくお願いいたします。

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タラノメの出荷が始まりました

タラノメ上段

先週はやや寒い日が続きましたが、週末から現在にかけて暖かい日が続き、タラノメも一気に芽吹きが進んで、最初に伏せ込みを始めた上段からベッドからやっと出荷が始まりました。これからは収穫適期を迎えた駒木を施設から取り出して取り置きし、空いたスペースに次の駒木を伏せ込むという作業が続きます。出荷は注文に応じ、取り置きのものを出荷直前に裁断し出荷します。

 

ただ、現在、新型コロナのための自粛傾向により、盛岡市内の料理店さんもかなり大変なようです。タラノメの注文は確実に減るだろうし、いろんな売り方を考えなければなりませんね。。

 

タラノメ中段

こちらは中段のタラノメ。こちらも良い感じになってきてます。途切れることのないようななだらかな一定量の出荷が続いてくれて、しかも無事収穫したものが売れれば良いのですが。。適期の受注がうまくいかないことは生鮮品の販売のネックですね。。

 

タラノメ下段

最近伏せ込みが終わった下段はまだ芽吹いていません。これは多分4月近くになってからの出荷になるでしょうか。とりあえず全部スペースは埋め尽くしたので、一段落です。

 

タラノメの作業は1日がかりというわけではなく、時間はふんだんにあります。農閑期ではありますし、この機会にWordPressで昨年構築し直したHPにクレジット決済の機能を付けようという課題にいま取り組んでいるところです。

 

クレジットやコンビニの支払いはできないのかとお客さんからの問い合わせがあったことにもよりますが、いまの時代、郵貯やJAバンクへの振り込みでお願いするというのは、やはり時代遅れですよね。とはいえ、小規模農家がVISAやMASTERといったカード会社と契約をするというのは現実的ではありません。中小規模のネット事業者はクレジット決済代行会社と契約し、審査もあった上でですが仲介してもらう流れになります。それで商品代金の5%くらいを手数料として代行に支払って、お客さんは商品代金(+送料)のみの実費で済み、銀行振込のような手数料はかからずに、しかもすぐに買い物作業ができてしまいます。また、われわれ販売者の方も、代金の不払いというようなケースから逃れることができます。

 

小規模事業者向けのクレジット決済代行会社は探せばあります。ただ、問題は希望する代行会社と自分のサイトのショッピングカートがマッチしていないといけないという点です。私は長らくショッピングカートCGIのプログラムを、無料のものですがサイトよりダウンロードして、カスタマイズして使っていました(現在もまだそうです)。とても使いやすく満足しています。去年WordPressにサイトの本体を移植した時に、いろいろ本やWeb記事で学びましたが、WordPressはセキュリティに脆弱だという記載に多数出会いました。CGIであれば、WordPressの外に動かしているサーバーがあるし、仮にWordPress本体が何らかの攻撃に遭ったりしても、別のところだから大丈夫ではないか、と思っておりました。それにCGIはフォームのタグをカートを表示させたい箇所にぺたんと貼り付けるだけなので、1つのお米のページの中に、いわてっことひとめぼれの両方のカートを並べて設置することも可能でした。大量の記事の中にカートを好きなように散りばめることができます。

 

ただ、そのCGIプログラムそのものが提携しているカード代行との契約しかできない仕組みになっていて、そこは残念ながら小規模農家には明らかにマイナスになる相応の月額使用料が発生する会社になっていました。とはいえ、古いCGIを使い続けることにデメリットもあるよというアドバイスも最近受けて、やはりここは、自分の希望する決済代行会社と対応しているショッピングカートを導入し直そうと決心したところです。

 

この新しいショッピングのシステムを十分使いこなし、現状以上の表現が実現できるならば、その時には古いCGIとお別れすることにすれば良いのではないか、と思っています。もちろん新しいカートでも銀行振込の選択はできますし、よく利用してくださっているみなさんが全てカード決済に移行してくださるとも限りません。やってみないとわかりませんが。。

 

タラノメ屋根

さて、農業の方ですが、去年の夏のちょっとだけ作業が楽だった時に設置し直した新しい屋根のもと、日中の気温が以前より上がってくれて、より良い環境となりました。材料費はかかりましたが、透明なポリカ波板を2枚重ねにしています。雪の重みに耐えてもらうためです。前はパイプの上にコンパネを敷いていましたが、今回ポリカのみとしたことで、横の単管パイプの数を増やし、強度を高めました。晴れているときは光線が強すぎることもあり、稲の育苗で使うラブシートを上段のみに掛けて穏やかな遮光としています。

 

タラノメ穂木

奥の作業場から穂木を出して来ました。今年は実は穂木がやや少ないのです。前回も書きましたが、10月の長雨等で根腐れを起こしたのでしょう。隣は田で漏水もありますし、タラノメは湿害に弱いので転作田は注意すべきと資料には必ず書かれています。

 

現在、田と離れた別の区域にタラノキ圃場を移設する計画を構想しています。そちらが完成したときは現在の畑は掘り返して整地するので面積は変わりませんが。。

 

穂木がやや少ないことは新型コロナの影響がある現状では、まあ良しとしなければいけないことでしょうか。ちょうど送別会などで飲食店さんは賑わう時期で、そこにしっかりとタラノメを提供したかったのですが、どうなることか、全く不透明です。また、花き農家で現在花を出荷している方々も、単価が上がらないというような苦戦を強いられているのではないでしょうか?

 

インフルエンザと違って暖かくなったら活動が弱まるものではない、という報道もあるようで、長期化すればもちろん当園にとっても夏場のりんどうの需要にも影響が出ますし、不安は募りますね。農家の皆さんすべてがそうかもしれません。ただ、食べ物は食べますから、飲食店では需要が減っても、各個人個人の消費者の当面のタラノメの需要が減っているということではないでしょうし、いずれ、いろんな努力で乗り切っていくしかありません。

 

ブルーベリー挿し木

去年の4月頃に剪定したブルーベリー「アーリーブルー」の若い枝を挿して挿し木で育て、一冬経ったいま、ポットに移植しました。これをこのままもう1年育て来年の雪解け後に畑に定植したら良いのではないかと思っています。この春に植えつけても、次の冬の雪でバキバキに折られることでしょう。今度の冬も作業場で守ってから植え付けたいと思います。

 

餃子

高1の娘が休校で家に戻って来ています。ご飯の支度をしてくれて、助かっています。家内が遅番の日の夜に餃子を作りました。かなり上出来でした。私もこのようなおかずで晩酌することは、寒天出張の間はありえませんでしたから、楽しい夕食になりました。中には春雨が入っていて、これも美味しさをアップしてくれたと思います。信州大学の時、隣の部屋の東洋史専攻の同級生と手作り餃子会をしたことがありますが、その時に春雨を入れるのだと教わりました。何十年も経って、それが娘によって実現されたことは、喜ばしいことでした。今度は皮も手作りしてみたいと思います。そんなに難しいことではなさそうです。大きめの厚い皮で、数を少なめに作ってみたいところです。

 

クレジット代行に費用がかかるのは致し方ありませんが、ショッピングカートそのものにまた費用がかかるというのは現状の規模では避けたいところです。やはり希望するカード代行に対応したWordPressのプラグインの中からカートを選択して設置をやり遂げて、同時にセキュリティ面は常に意識を持って対策を取っていくこととしたいと思っています。

 

クレジット代行について岩手の農家さんはどのようにしているか、関係機関に問い合わせてみましたが、あまり事例がないとのことでした。ネット販売農家が少ないということではないと思います。推測ですが、アマゾンや楽天、ヤフーなどの巨大モールへの出店や、非農家の運営する農産物の販売サイトに自家産品を委託する、という方式が増えているのだと思います(決済に悩む必要などありません)。他方、IT業者は各地方都市にいるはずで、農家のサイト全体の運営を決済代行まで含めて業者さんに任せている例が多いのではと思います(独自ドメインの農家で)。農家自身が最先端の技術を得て、作業の全てに従事することはなかなか困難です。

 

WordPressは深い森であり、私のような初心者にとっては霧の中をさまよっているような手探りで進んでいるような感じです。作業が止まってしまうと、そこで何時間も停滞が起き、まあそんな時はタラノメ作業したりブログ記事を書いたりですが、そのうちに何かしら仄かな光が差して来て、ちょっとだけ前進し、ということのくり返しです。農家はもっと生産の方に集中し、面倒な技術的なことは専門家に任せておく方が効率的だ、という意見が大勢なのでしょう。ただ、苦労して作り続けたサイトには思い入れもあるし、こだわり感も深まっていくように感じます。雪が多い地域に暮らす農家だからこそ時間も取れるということもあります。自分でやれることには挑戦し続けたいと思います。ただ、やはり欲しいのは助言者、ですね。。農業の指導機関の中にこうした専門家を配置してくれて、県内農家からの技術的な相談に乗れる人がいても良いんじゃないかと思います。