奥羽おひさま米-チヨニシキ〜2023年2月初めまで出荷を休止いたします

¥2,100¥16,800

2月初めまで出張し、チヨニシキは出荷をお休みさせていただきます。

ササニシキの後継の一種で、背丈が高めで耐病性もあるということで、実際良い感じでした。2作目の今年も作付けしております。ひとめぼれ等と同様晩生系ではあり、冷涼機構の当地ではやや収量は落ちるかもしれませんが、何か不思議な魅力があって継続したい品種です。農薬化学肥料を使用せず、米ぬかを少しだけ春に施用しました。やわらかい粘りという表現もなされていて、実際そう感じます。この北国での昼夜の気温格差、最低気温の冷涼さがどのようにお米の品質に現れているか、何年かかけて検証してみたいお米です。。

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クリア
商品コード: R6 商品カテゴリー: 商品タグ: , , ,

説明

農薬・化学肥料不使用 の自然乾燥米を栽培しています。

 

ハセ2022年

2022年の乾燥の様子です。極晩品種の亀の尾はまだ稲刈り前の頃です(2022.10.14)。

チェーン除草2022年は田植え後の育苗期から前半にかけては割合温暖な傾向で推移しましたが、6月の低温と8月全体のしつこい長雨があって(8月初めから既に秋雨前線だったのではと思います)、出穂が大変遅れました。その後9月に好天と比較的高温傾向があったことで生育は挽回し、例年より1週間遅れという経過で稲刈りが進みました。

背負式エンジン除草機栽培ですが、肥料としては、当地域産の米ぬかを農閑期を中心に収集し、春に元肥とというよりは土作りとして散布しており(ひとめぼれと亀の尾は米ぬかも使用していません)、他には農薬および化学肥料含め使用しておりません。左の背負式刈り払い機に装着するタイプの除草機を中心に、初期の上のチェーン除草や、中干し直前の下駄踏み除草を組み合わせています。

下駄除草またハセ掛け乾燥では稲わらを田から持ち出すことになり、そうではなく有機物として稲わらを田に戻すことも重要なことで、このためにわらカッター(写真下)を使い、全部というのは労力的に難しく多くは畜産農家に引き取ってもらっておりますが、毎年田を決めて脱穀後の稲わらの還元を進めております。

わらカッター日本海側の米所は雪国でもあり、晩秋は気温も低く、雨にも悩まされるため、天日干しは容易ではなく、米の乾燥が思うように進まない傾向があります。乾燥も段階を設けており年内までに食べていただく新米時期限定の高水分米、来年前半まで貯蔵する16%、来年後半の夏季に出荷する15%米としております。天候を睨んでの米の脱穀のタイミン グは難しいですが、毎年好天を祈りながら、稲作最後のこの外作業を進めております。

種まきー培土なお育苗の土は県内「花巻酵素」さんの有機質肥料入りの「自然育苗培土」(有機JAS認証取得)を購入使用しております。

2022年は4品種での稲作となりました。米ぬか投与のみという栽培面、そして気温の低い冷涼地、といった条件を考えた時に、県や国が推奨し新しく開発されている多肥栽培を前提とした短稈品種では農法に合わないということを農家として痛感しています。多肥栽培で倒伏したりすることのない農法にとっては、推奨品種とは真逆の長稈種で、かついもち病や冷害に強い特性を持ったお米が望ましく、それらは結果的に古い在来品種でした。その例として2021年に「亀の尾」と「チヨニシキ」を導入し、従来からの「いわてっこ」と「ひとめぼれ」を合わせ4品種で作付けしています。また岩手県で「銀河のしずく」という品種を開発し、評価も高いことから、来年1作ほどまずは試して様子を見てみたいと思っています。


「チヨニシキ」(愛知県品種)

母の初星はいもち病に強く多収という特徴を持っており、この長所がチヨニシキにも受け継がれていると言われ、長稈の品種という点を見て2021年初めて栽培しました。チヨニシキの味は香りの良さと、やわらかな食感、そして、あっさりしていて「くどくない」「甘すぎない」ことが特徴とされています。粒はやや大粒で、炊飯すると良い香りが立ち込め、甘みとやわらかい粘りを感じられます。また、やわらかいことから消化にも良いお米のようです。栽培してみて、確かに背丈も取れて良くできたと思います。ただ愛知県という暖地で育成され、北も福島県が産地ということで、耐寒冷性という点では確信も持てず、当地の環境で稔った種籾をしばらく継続して、よく見極めてみたいと思っています。


自然乾燥し、氷温の貯蔵をしています

ハウスハセ野外とハウスのハセ乾燥: 全量ハセ掛け天日干し栽培をしておりますが、2013年産からは特に翌年の夏期シーズンに出荷する米のために、全体の2割弱の量を最初から小さいですがハウスの中でで雨に当てずに乾燥させています。金属の稲架台を使っています。野外では困難な水分15.0%を達成し、翌年の夏期にお客様の元に届いてから食べ終えていただくまで品質の劣化がないようにと努めております。

なお、脱穀の機械内での混ざり回避のため全品種を少しずつハウスに掛けるということはなかなかできず、今年は作付けの多い亀の尾の6アール分に限定してハウスに掛けており、残りの品種の来年高温期出荷用についてはメッシュの袋に入れての扇風機送風乾燥を補助的に使い、野外の乾燥だけでは困難な15%台の水分量を達成しています。

籾の送風乾燥太平洋側でしたら初冬までずっと外に干していられるのですが、日本海側の気候では11月になれば冬型が続いて雨や雪になり、日照は望めないのがほとんどで、つらいところです。

 

 

 

籾の氷温貯蔵翌春出荷用は氷温籾貯蔵で: 脱穀した籾の半分は11月初めまでに籾摺りし、すぐ出荷を始めますが、残り半量は籾の状態で、2014 年秋より作業場内に設置した冷蔵庫にて、冬期の5か月間ほどお米を-1度の温度に保つ低温貯蔵を行っています(写真右は庫内の籾貯蔵)。この一定の庫温でじっくり氷温熟成したお米は4月初めに玄米にいたしまして、秋まで供給させていただきます(後半6か月分)。氷温熟成米としての食味・鮮度上の好結果が得られていると感じています。4月の第2籾摺り以降はそれを玄米で約12度で冷蔵します。なお、冬期間は雪のため窓から籾摺り機の煙突が出せず籾摺りは困難です。出来秋の時点で春の雪融け時頃までの前半6か月見込み出荷分を新米の時期に籾摺りし、雪解けまで玄米で常温貯蔵して注文に応じ出荷するという形にしています(常温といっても真冬はかなり寒いです)。

新米は高水分米から出荷します: 新米の時期には、ハセ掛け後およそ1週間で脱穀した水分約17%の高水分米をお届けしています。慣行のJA出荷米等では14.5%乾燥出荷が指導されているようですが、それは翌年の夏以降までの出荷を見越した乾燥で、仕方ないとは思いますが、当園では出荷時期に応じて対応できますので、新米出荷後の2か月くらいのうちに食べていただくという限定で高水分米を出荷しています。寒くなっていく時期ですので問題はありませんが、できれば冷暗所に貯蔵していただいて、また、しまいっぱなしではなく日々開封して食べていただけたらと思います。


栽培を支える農具たちについて

ハーベスタ老朽化していたハーベスタを更新しま した。コンバイン&乾燥機の稲作が圧倒的に多くハセ掛け乾燥・脱穀方式は極めてマイナーであることから、バインダーや特にこのハーベスタの良品はなかなか手に入りにくい状況になっています(新品ではまだ製造はありますが)。


籾摺りライン籾摺り選別のラインは出荷するお米の品質に大変重要な要素です。せっかく良い田植えや稲刈りの機械を持っていても、お米の品質は最終的にここで決まるといっても過言ではありません。特に玄米でのご注文が多い当園の場合は、精米された米では米ぬかとともに脱落する籾米が限りなく除去されていることが求められます。2015年秋より、古いライスグレーダー&計量器を新型の選別機内蔵の計量器に更新するに当たって、古くなっていた籾摺り機の方も選別機と同タイプのものにセットで切り替えました。この籾摺り機も天日干しの米に向いているとされるインペラ式になります。それを1.90mmの LLの網で選別します。機能的には籾摺り部分は旧型と同等ですが、籾摺りの原理はより新しい方式になっています。

精米機また、精米も無料で応じております。7分付きとか も目視しながらですが可能です。 循環式タイプにより、米にやさしい熱を与えない方式になり、天日干しならこれだと言われ農業開始年に購入しずっと使っています。数年前にモーター部分を新品に交換しました。写真左側の秤は「カンカン」と呼ばれる分銅を用いるタイプで、現在のデジタル計量機と異なり故障がありません。

精米は年間を通じ、ご注文いただいてから行って発送いたしております。白米の方にはご希望により米ぬかを添付しておりますが、それによりサイズが膨らんで若干のサイズオーバーで増額することもあり、そうした数量では米ぬかは添付しない選択肢でカートの設定をさせていただいています。
ケンと田植え
現在は4条植え田植え機になっています。

お米の食味を上げるのは米ぬかが適しているといわれます。地域内で精米された米の米ぬかを採取して水田やにんにく畑に施用しています。ただし亀の尾やひとめぼれでは現在は施用をせず経過を見ています。

米ぬかのさまざまな利用法が紹介されていることから、昨今はなかなか入手し難くなっていますが、当園では十分量確保できるよう日々努力しております。全量が当地域より集積していますので、田に入れるものはこの奥羽の里西和賀町沢内産で、100%地元産素材となります。毎年、正月過ぎから 春まで3か月かけて十分量を精米所より集めています。それ以後に集めた米ぬかは、田植え後の一部の田に散布したり、にんにく畑に使用しています。

田植え後の散布では米ぬかが田面に膜層となり、草が生えにくくなる環境を作るとともに、土がトロトロとなり微生物の格好の棲み家を提供する土づくりを狙っています。

ハサ柱

天日干しを行い続けるためには、ハセの柱を維持することが必須です。何十年も立ち続けた柱は風雨の侵食を受け、積雪と風雪に押され、だめになっていきます。適宜更新していくことが大切です。全国的には刈り取った後の田の中にハセを組む方式が主流ですが、こちらでは農道脇に通年立ち並んでいる柱に、稲刈りの始まる前にあらかじめ横に渡す棒(ホケ)を渡してハセを組んでおくという方式になります。なぜあらかじめハセ柱を埋めておく方式なのか不明ですが、おそらくは秋が短く、また晩秋は雨も多くなり雪も近いという地帯にあっては、稲刈りが終わってからおもむろにハセを田の中に組み立てるという悠長なやり方はとてもやっていられなかったのではないかと思っています。雨が降れば田の中は水も溜まったりしますしね。

柱は1m穴を掘って長さ4mの木を立て埋めるのです(大変な作業です)。バールを使って皮を剥ぎ、スコップで掘れるだけ掘ります。スコップだけでは深さが足りず、最後は手を伸ばして潮干狩り用の三本爪で土を掘り柄杓で土を取り出します。軽くて丈夫な栗の木がハセ柱に適しており、森林組合で入荷した折に買うことができます。なお、ハウスの中や、外のこのハセが足りなくなった時は、金属の三脚にパイプをかける稲架台を補助的に使用します。風情には欠けるかもしれませんが、便利です。

 

追加情報

重さ - kg

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