岩手・西和賀の農産品と田舎暮らし情報をお届けします
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月別アーカイブ: 2019年10月

稲刈りが終わりました

2019稲刈り1

稲刈りが終わり、新米の出荷を開始しました。今年の新米もどうぞ宜しくお願いいたします。育苗、田植えから稲刈り、脱穀まで半年と少し。なのに長大な時間が経ったかのように感じます。毎日いろんな作業や雑事がぎっしりですし、とりあえず目の前のやるべき作業を次々にこなして日々が過ぎていき、夏も過ぎ、気がつけば秋の採るもの植えるものの作業も終わって、このあとは片づけの1か月です。採るものとしてはタラノキの伐採が残っていますが、若干の積雪は問題ないので、まずは雪の下にしてしまってはいけないことから手を付けているところです。
 
 
2019稲刈り2

今年の稲刈り時には田んぼがぬかることなく、機械が入れないで手刈りするような箇所もなく、実にスムーズでした。おそらくは、寒かった7月でしたけれど、この中干しの時期に雨が少なくて田がちゃんと乾いてくれたからだろうと思います。7月末からの高温傾向で出穂は少し早く、またしっかりと登熟する温度が確保されたせいか、青い米は少ないようです。
 
いままでより大型で新しい運搬車を入手しまして、稲運びはいくらか楽になりました。
 
ただ、今年はこの稲刈り後に周期的に雨にたたられ、稲の乾きはいまいちと言えます。いつも行っている水分17%の新米時期限定の瑞々しいお米の脱穀取り込みは比較的好天の中、おひさまの恵みのもとで進められたものの、その後は台風19号やそれに続く週末の雨、寒気とか気圧の谷とかにより秋晴れはそう多くはありませんでしたね。現在、通常乾燥米と来年の夏場に出荷するしっかりと乾燥させたいお米については、晴天続きがありそうもないことから、脱穀はして、送風機を使って自然な風だけで籾の乾燥を行っています(確実に水分を下げてくれます)。雨続きの中、乾かないからといって11月にまたがるような長期間掛け続けることをしても、水分は下がってくれるものではなく、かえって状態は悪化します。
 
また、ハウスの中で雨に当てずに乾燥しているものがまだ残っていて、これは掛ければ掛けるほどしっかりと乾燥できるでしょう。いずれ、いろんな年がありますね。去年は最悪の稲刈りのぬかり、しかしその後のハセ掛け期は好天続き、という環境でしたし。
 
なお台風19号では、日本海側気候のこちらでは三陸地域で見舞われた大雨というのはありませんでした。しかし13日の未明に一瞬ですが強烈な突風が吹いたようで、この風により舗装路脇の小さい車庫が飛ばされるという被害に遭いました。ハセも何メートルかは倒されて、いったん稲を下ろし柱から立て直して、稲を再度掛ける作業に追われました(現在では既にその稲も脱穀を無事終えています)。
 
 
車庫建設1
車庫はどうしようもないので再建し、倒された車庫は解体して運んでもらいました。思わぬ出費となりダメージは大きいです。ここは町道の脇の除雪路で冬の車庫として必要ですし、りんどうの出荷期には集荷ポイントになっていて、ここに置いておくとトラックが運んで行ってくれるという場所です。
 
農家というのは、農作物に加えいろんな設備が野外にさらされています。完璧に投資された構築物のみで成り立っているわけではなく、仮設的なもの、応急的なものも含め、だましだましやりくりし凌いでいるというのが現状ですね。そして壊れたり直したり。
 
 
車庫建設2
1日目が終わったところです。現在シャッターのみを残し大工さんの仕事は終わっています。小さいもので、工程は2日でした。今度こそは飛ばされないような細工を各所にしっかり施してもらいました。
 
 
にんにく米ぬか追肥

にんにくの植え付けも終わりました。休眠の浅いホワイト六片はとにかく急ぎ、彼岸りんどう出荷を挟みながら9月いっぱいでほぼ植え付けることができ、そして稲刈り後、休眠の深い八木と八幡平を植え付けました。いずれの期間もりんどうは咲いて出荷になりますし、小麦播種もあって、9月下旬から10月上旬は最高に忙しく気持ちも落ち着かない時です。お盆と彼岸にはりんどう需要期で深夜残業になりますが、りんどうのことだけでしたし、天候も関係なく採っては選別のくり返し。この彼岸後の期間の方がしんどかったですね。
 
今回、写真のように植え付け後の畝の上に在庫があった米ぬかを散布してみました。種を植え付けた後に鍬で通路の土を畝にしっかりと上げ、植えた箇所の覆土にするとともに、また残りはそのままマルチの上に乗っていて風などに対する重しになっています。そこで米ぬかが土と混じって春までに熟成されて、追肥的に植え穴のにんにくの土に作用してくれないか、と目論んでいるところです。小さいものを植えても結局採れるのも小さくて売り物にならないことが多く、今年は思い切ってある程度のサイズのりん片と珠芽のみに種を絞って、面積は若干少なくしました。ホワイト六片のSサイズが現在10kg近くあり、これは在庫としてまだ販売できると思いますが、その下のSSサイズは難しいかもですね。ペーストにするとか、加工も考えたいところですが。。
 
 

黒にんにくの製造も開始しました。加温開始6日後です。これまでの経験から11日間の加温、そして2日ほど釜に入れたままとし、その後取り出して乾燥させる、という工程が良いかと思っています。特に75度になる加温を停止するタイミングには微妙な難しさがあります。遅れるよりは早く止める方が味は良いと感じています。今年の出来はどうでしょうか。
 
 
紅葉と廃園雪ほたる

本日最後のりんどうの収穫と選別を本日終え、潰して廃園にする作業、刈り取って来年に備えるりんどう作業、最後の脱穀と、ハセの片づけと収納、ハウスの撤収、果樹庭木の雪囲いなどなどを、これから手当たり次第進めていくことになります。写真の白りんどう「雪ほたる」は廃園するためネットと支柱を取り払い、この後にトラクターで2度耕耘してすき込みを終え作業を完了しました。隣にうっすら見える最後の品種「風雅」も収穫を終え今年で廃園します。まずはネットと支柱を抜く作業です。トラクターで整地するまでは雪の下にするわけにはいきません。
 


おひさま米

 

現在はお米を出荷しています

 

1996年に東京から移住して農業を始め、20年余りが経ちました。農村は刺激的でアクティブな日々。。お米やにんにく等をインターネット販売しており、生産の情報や背景の暮らしの様子をブログ記事でお届けしています。

 

 

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2019年の農園について

 

● 昨年度に続き、本年も冬の前半は長野県茅野市での寒天作りに従事してきました。農業に携わる点では昨年11月下旬で作業は終了し、開始の方は遅ればせながらこの2月の前半よりのスタートとなっています。とはいえ、今年は出張中に中3になる娘がお米等の出荷作業に当たってくれたため、ほぼ受注と出荷については通常通り維持することができました。●大学時代に慣れ親しみ、社会人になってからも登山に赴いた北アルプスや八ヶ岳は懐かしく、30数年前の、言って見れば自立した自我の原点みたいな地に立って、何かしらリフレッシュさせられるものを感じつつ、自分のその後の歩み点検するという期間にもなったようです。農家としての一日は起きている間中、際限なくバタバタと進んでいくものですが、与えられた仕事を成すために来ているという状況ですので、作業の終わりとともに、自由な時間が訪れます。その点は リラックスできたのではないかと思います。この長野での滞在については、滞在中からブログ記事で紹介しておりますので、よろしければご参照ください。(2019.2.14)

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