岩手・西和賀の農産品と田舎暮らし情報をお届けします
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月別アーカイブ: 2019年8月

お盆のりんどう出荷を終えて

さわ風3

りんどうの夏が今年もやってきて、一番の稼ぎ時である8月上旬の出荷の日々が一応一段落となりました。
 
今年は5月に高温期があって、逆に7月に低温に合いました。りんどうにとっては5月にしっかりと生育を進めることができて、適宜潅水を行うことで背丈もまずまず確保できたように思います。7月の低温も稲にとってはハラハラで、平成5年冷害の再来かと心配されましたが、涼しい気候を好むりんどうにとっては好環境であったといえましょうか。ただ、いよいよ花が咲き始める時になっていきなり高温に見舞われて、花の日焼けによる出荷ができないものも現れたり、高温による開花の抑制も見られたりして、結果的には3日程度遅れた感じで推移した格好でした。
 
市場にとってはお盆に入る前の8月10日頃の金曜日のセリが最大の商いになるようです。今年だと8月9日。私たちの日程で言えば8月6〜7日の出荷分にあたります。ここで市場価格は最高になり、花屋さんも十分量を手に入れて、あとはもういいですよ、となる感じです。ただわれわれ農家の出荷量のピークはこの後に来るために、実際は8月9日の次の市場である12日(月)のセリにかかる分が大量になり、ここで値段が崩れてしまうんですよね。
 
しかも今回は台風10号がじわじわと接近していて、いわゆる「買い控え」も起きたと思います。特に12日にプラスして補充の仕入れをしようとしている花屋さんの脳裏には、台風で仏花を買う客が減るのではないか、余分な仕入れをやめた方が、との葛藤が由来したと思います(それが価格に反映)。
 
 
出荷を待つりんどう

そうしたわけで、現在はかなりの安値で取り引きされているようで、農家も出荷はやめてお盆休み、というこの頃です。が当園では今年で潰す(廃園する)圃場もあり、ここは残しても株の養成としての意味がないために、採り尽くしたいし、またちょうどいま出荷が旺盛になっている品種もあるんですね。だから出荷は続いているし、この後の草刈りとか、草取りとか、極晩品種の追肥とか、にんにくの植え付けのための準備とか、小麦の脱穀などの段取りが頭に去来しつつ、まずは咲いている花の収穫を最優先に作業を進めています。
 
写真は選別作業を終えたお盆の主力品種である「さわ風」です。濃い青色のりんどうで、当地西和賀のオリジナルな品種です。最初の写真もこの「さわ風」です。
 
 
浄土ヶ浜

さて、お盆出荷が終わったら、海へ行く約束です。13日に浄土ヶ浜に行ってきました。岩手の海水浴は数日しか適期がありません。世の中猛暑猛暑でニュースになってますが、三陸沿岸は寒い日もあるんです。この日は最高気温26度の予報で、ああちょっと寒いだろうな、と思いつつ、この日しかないんで海水浴しました。
 
予報と裏腹に晴れ間が出て、前半は気温も28度くらいにはなったでしょうか。海水浴は無事楽しめました。ただ午後2時くらいにはやっぱり寒くなってきて、海から上がりまして、「カモメのかっぱえびせんやり」をして、浄土ヶ浜を3時頃には後にしました。ここは本当に極楽浄土の景観と言っていいと思います。砂浜じゃなく小石の浜辺だったのが歩きづらくて難儀しましたが、岩手を代表する海水浴場をまずは一度訪れることができて、満足でした。
 
ちなみに、翌日の14日は宮古市は最高気温20度ちょっとで、とても海水浴は無理でしたね。今日17日は沿岸もまた30度超えになっていて、浄土ヶ浜も賑わっているかもしれません。とはいえ、海水浴は明日の日曜日で終了のはずですね。
 
 
鯨と海の科学館1

次に、浄土ヶ浜から南下して、山田町にある「鯨と海の科学館」を訪れました。この辺りでは捕鯨の伝統があったんですね。マッコウクジラだそうです。客は他にいなくて、娘と私だけで学習ビデオを観ました。そして管内の見学。
 
 
鯨と海の科学館2

昔の潜水具だそうです。重い靴を履いて沈むようですね。
 
この後、遠野でラドン温泉に入り、そして花巻経由で石鳥谷の花火大会へ向かいました。強行スケジュールのため、前半は見逃してしまいましたが、夏の夜の花火を、屋台の焼き鳥やたこ焼きを味わいながら楽しむことができました。
 
帰宅は夜10時過ぎで、大変ハードでした。その前日までの農作業もハードで、深夜残業が続いた後でしたし、まあ無事帰ってこれて良かったです。沿岸と内陸部とは無料の高速道路もあって、結構スピーディに移動できます。
 
たった1日の休日も終わり、またりんどう出荷の日々が続いています。りんどう作業としての残業は減ってきましたが、注文が入っているにんにくの皮むき作業がかわりに昨日からの残業項目になっています。9月に入れば今度は2回目のりんどうの山場である彼岸出荷の波がやってきます。それまでにできるだけにんにくの出荷を進めたいし、最初に触れた他の作業もこなさなくてはなりません。もう少ししたら植え付けのための種にんにくをカケラに割る作業というのもあるので、夜なべ作業はまだまだ続きます。
 
 

おひさま米

 

現在はお米を出荷しています

 

1996年に東京から移住して農業を始め、20年余りが経ちました。農村は刺激的でアクティブな日々。。お米やにんにく等をインターネット販売しており、生産の情報や背景の暮らしの様子をブログ記事でお届けしています。

 

 

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2019年の農園について

 

● 昨年度に続き、本年も冬の前半は長野県茅野市での寒天作りに従事してきました。農業に携わる点では昨年11月下旬で作業は終了し、開始の方は遅ればせながらこの2月の前半よりのスタートとなっています。とはいえ、今年は出張中に中3になる娘がお米等の出荷作業に当たってくれたため、ほぼ受注と出荷については通常通り維持することができました。●大学時代に慣れ親しみ、社会人になってからも登山に赴いた北アルプスや八ヶ岳は懐かしく、30数年前の、言って見れば自立した自我の原点みたいな地に立って、何かしらリフレッシュさせられるものを感じつつ、自分のその後の歩み点検するという期間にもなったようです。農家としての一日は起きている間中、際限なくバタバタと進んでいくものですが、与えられた仕事を成すために来ているという状況ですので、作業の終わりとともに、自由な時間が訪れます。その点は リラックスできたのではないかと思います。この長野での滞在については、滞在中からブログ記事で紹介しておりますので、よろしければご参照ください。(2019.2.14)

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