岩手・西和賀の農産品と田舎暮らし情報をお届けします
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月別アーカイブ: 2019年7月

にんにく収穫と小麦の刈り取り

にんにく収穫2019
今年もにんにくの収穫期が来まして、今月の初め、主力品種であるホワイト六片から収穫を開始しました。6月下旬頃より試し掘りを繰り返し、6月27日から収穫を開始しました。例年より1週間早いですが、もしかしたら例年自体が少し遅れ気味で掘っていたかもしれず、とも感じていました。早く掘ってしまうとその分小さくなってしまうと考えてのことだったわけですが、実際はそれほどの違いはなく、むしろ遅らせたことで抜き取り時に球を残し茎が切れてしまい、裂球を多くし作業も困難にしていたかもしれません。
 
結果、今年は抜き取りもスムーズで、かといって小さすぎるということはありませんで、タイミングとしてはちょうど良かったかと思います。5月の高温により多少早まったかとは思いますので、平年とすれば7月の3日あたりが適期になるかもしれません。
 
八木と八幡平にについてはもっと後になり、今年では7月2,3日で掘り終えました。例年ですと7月7〜8日という感触でしょうか。梅雨時ですし、いずれ天気を見ての収穫です。
 
 
アリーナ刈り取り2019

それよりも遅れるのが小麦の収穫です。南部小麦を7月16日、そして写真のアリーナを7月24日に刈り取りし、現在は乾燥ハウス内のハセに掛けています。
 
今年は7月が低温傾向で小麦の刈り取りは早まりませんでした。5月の高温で少し進んだ分が差し引きされて、平年並みの刈り取り時期となったと思います。
 
 
小岩井ウォーク解説
さて、7月7日に小岩井農場で、小岩井農場の歴史的施設を巡って歩く「小岩井ウォーキング」が開催されて、小4の子とともに参加してきました。広大な敷地内には100年前の建造物が多く点在し、そうした昔の農業関連施設を見学してきました。8kmを歩くコースだったので3時間くらいはかかりまして、要所要所の施設のスポットでは小岩井の解説員による解説が行われました。
 
 
小岩井4階倉庫
こちらは4階倉庫です。ちょっと時間が経ってしまい、説明を忘れました。
 
 
4階倉庫説明
かわりに看板です。エレベータで昇降していたんですね。
 
 
小岩井冷蔵庫1
こちらは天然の冷蔵庫。土のちょっとした山塊の中に増設された風情ある外観です。
 
 
小岩井冷蔵庫2
冷蔵庫の内部です。結構涼しいです。地中で冷やされた冷気がパイプ(ダクト)によって庫内に送り込まれるとか。
 
 
小岩井スラックリング
さて歩き終えた後は、ジンギスカンのランチを食べて(ウォーキング参加者割引あり)、午後は観光園地である「まきば園」でのアトラクションで楽しみました。ふだんも多少の遊具(有料の)はありますが、今回はウォーキングのイベントの同時開催で「スラックリング」なる綱渡りの競技を体験してきました。遊び感覚ではありますが、スポーツ 競技でもあるようです。この器具は通販で5千円程度で購入できるそうで、庭に設置して遊んでも楽しいことと思います。バランス感覚を養いますよね。
 
ちなみに、今回のウォーキングは地元放送局IBCラジオの企画で、ラジオで解説を実況しながら、それをラジオで聞きつつ歩くというものでした。メインのウォーキング生放送という業務が終わった後ということで、スタッフもこのスポーツで遊んでおり、神山アナウンサーが娘のそばで写っております。また、ロープを木の枝に吊るして垂直に登っていくというアトラクションもあって、これは定員となっていて参加できず、このスラックラインを見つけ遊びました。来年は木登りの方へ参加してみたいと思います。もし来年も開催されるのであればですが。
 
この「まきば園」へ入るために入場料がかかりますが、今回の参加費というのはこの入場料と同額でして、まきば園にも入場しているので参加した分はトクだったことでしょうか。
 
にんにくを収穫し終えての、ちょっとした息抜きの1日でした。
 
 
にんにく予定地米ぬか散布
小麦とにんにくを収穫した跡地には雑草が一面はびこった状態になっていて、これはまずすき込んでおく必要があります。秋に収穫される田んぼなどは、そのまま放っておいても冬が来て草も生えませんが、秋まき・夏採りの作物はこの夏に採ってその秋に植えるまでの2か月間、雑草が旺盛に生育します(しかも春からの雑草がしっかり残っています)。1回いまトラクターで掘ってやり、次はにんにくで8月下旬(限りなく月末)に豚糞やカキ殼を施用した上で耕耘して、畝立てし、9月中旬から始まるホワイト六片の植え付けに備えます。にんにくの跡地は小麦畑になり、小麦の跡地ににんにくを作付けし、にんにくの連作を回避します。
 
写真はアリーナ小麦の跡地で、ここにこの2か月間貯めた米ぬかを撒いて、そしてすぐにトラクターで耕耘しました。土の中で発酵が進み、にんにくに乳酸菌など米ぬかのいろんな有用成分を与えてくれると期待しています。米ぬかをしっかり使用する農法は当園の特徴にもなっていて、毎年2月頃から地元のコイン精米所に通い、冬から春に取ったものは田の基肥(ボカシ)および田植え後に撒いて米ぬか層を作るための2回の活用となり、その後はこのにんにく用として取り貯めます。今回のこのにんにく予定地には反当たり換算で300kgほど投入できました。
 
写真右上に既に耕耘した土が見えますが、ここはにんにくの跡地で、そのままいま1回掘り、今度9月下旬にもう一度掘って小麦を撒きます。ここには何も入れず、無肥料栽培です。1年前ににんにくの時に入れた肥料の残り分を小麦が吸い取る形です。小麦畑はもう1か所あり、南部小麦を植えていますが、ここは小麦の連作地なので、多少の豚糞は毎年補給しています。小麦は肥料を入れないと穫れないですね。
 
お盆需要のりんどう品種の出荷が始まっています。並行して草刈りと草取りを進めていますが、もうどこかで区切りをつけて収穫に専念することになります。8月1〜12日までは何がなんでもりんどうの出荷をやり遂げなければなりません。ここへ来てちょっと咲き進みが遅れているのではとも心配されます。この数日は真夏の高い気温ともなっていて、暑いと逆に開花が抑制されるので、ここはこまめに通路潅水を繰り返し、圃場の温度を下げ、水圧による開花促進の期待も込めながら、出荷を全うしていきたいところです。高温は花にも日焼け障害をもたらすので、良いことはありません。圃場を冷やしつつ、開花を促進させることが極めて大切に思います。
 
高温とは言っても28〜29度といった感じで30度を超えることは滅多にありません。そもそも30度を普通に超えるようなところではりんどうは栽培されていないでしょうね。
 
 

草取りの日々です(プチ旅行記)


晴れ間も比較的多く、良い気象環境でこれまで経過しておりましたが、ここにきて岩手でも梅雨らしい日が続いていて、ちょうどにんにくの収穫を始めようというこの時期に雨マークの週間予報となっております。にんにくは収穫が遅れると形も悪く、また抜くときに茎が切れやすくなってしまい、むしろ若干早めの方が好ましいです。遅れるよりは早めにを心がけて、この1週間のうちに(七夕まで?)、ホワイト六片・八木・八幡平の順に収穫を進めたいと思います。

>さて、りんどうや田の除草がメインの作業になる日々ですが、22日の土曜日、一関市近郊にある館ヶ森アーク牧場へ、娘と初めて出かけてきました。。

出かけるのは5月4日の五葉山以来です。農園ではその間に田植えや、あとりんどうの新植、タラノキ畑の管理等々を終えて、現在はりんどうとか田んぼの草取りという果てしない作業が延々と続いています。少し息抜きも必要でした。



館ヶ森アーク牧場は、小岩井ほどじゃないですが有名な観光牧場で加工食品も多く生産しています。ほとんどメディアで宣伝されることはないですが、有機農業がベースになっているということで何となく気にはなっておりましたし、HPも見たりしていました。

まあ規模は壮大で、従業員も150名ということで私などが農家として何かを学べるような規模ではありませんが、創立者(故人だそうです)の目指したその原点は一農業者として共通する夢や希望とかであったでしょうし、写真を見ると穏やかな魅力的な人柄であったのではと思われます。アークとは「方舟」のことですね(ノアのですよね)。

ちょうど22日はハーブ祭りだということで、娘とハーブ染め体験をしてきました。なお冒頭の写真はラベンダー園での摘み取り無料のイベントでした。



私と娘はミントを茹でた煮汁で染め、娘は次にミョウバンを媒介にしてもう一度ミントで仕上げ染めをし、私はミントから酸化鉄(木酢液のようなもの)を経てミントで仕上げるという選択にしました。最初ミントだけのうっすらした染めからミョウバンを経ると濃い黄色になり、酸化鉄を経るとグレーっぽい色に染まりました。



牧場の敷地はとても広く、移動のためのバスが走ったりしています。入り口付近には大きなツリーハウスもあって、当然、上がってきました。茅野市近郊八ヶ岳山麓の「カナディアンファーム」が思い出されます(手作りの建造物部門で全国チャンピオンになった人がオーナーのカナダ料理のお店です)。



アーク牧場では車で移動して有機小麦の畑なども見学し、見ていなかったところもさらに詳しく見学しようと再入場したところ、ちょうど馬の餌やりタイムですとのことで、一緒に体験してきました。園内で売っていた餌をウサギに与えて遊んでいましたが、あまりにも1個1個食べるのが遅くてやめてしまい、餌が余っておりまして、その残っていた餌をポニーにあげているところです。馬は鼻先で上手に餌のいろんな部分をより分けて食べるそうです(手で与える場合は素早く食べさせて引っ込めます)。

この日、天気予報は最悪だったのですが、奇跡的にこのアーク牧場の辺りだけは晴れ間ものぞいていて、帰る頃(夕方)になってやっと本降りになってきました。ラベンダー園や、散策路やバラ園、ポニー牧場等野外の時には雨は降らず、本当に助かりました。たまっていたホームセンター等での買い物をし、温泉に入り、北上市内で丸亀製麺といううどん店で夕食を食べてから帰宅しました(夜10時)。一関のさらに南なので、遠いドライブの部類でした。



さて、その次の日の23日の日曜日ですが、地元の沢内バーデンのそばの「志賀来ドーム」内でクラフト市というのをやっており、昼食後ちょっとだけ見に行ってきました。もとは釣り用の手作り用具(竿やルアー、その他小物釣り道具)の展示販売から始まったそうですが、今年は一般的な雑貨まで拡大して販売していました。結構遠くの県からも出店していました。

この志賀来ドームは人工芝で、冬場の野球やソフトの練習場所になっていて、子どもたちの送迎に通っている馴染みの場所です。こんなに店が並ぶ光景など滅多にないことです。



そして外の駐車場スペースではフード店が10店舗くらい。驚いたのは長野県松本市から「山賊焼き」のお店が来ていたことです。昔信州大学で松本にいたのだと話をして、1枚買いました(600円)。左に並ぶ3店が松本から来たそうで、ようこそこんなところまでいらっしゃいましたという気持ちです。松本に店舗があるのでなく、ケイタリング専門だそうでした。

山賊焼きは松本市近辺の名物で、鳥のもも肉を醤油・生姜・にんにくで漬け込んでから片栗粉で揚げたものです。唐揚げと変わらない気もしますが、チキンカツのように作って切って食べるという形が唐揚げとの違いでしょう。レシピもすぐ検索できますし、家で作ってみたいと思います。



また東京の知人からは、ゴージャスな惣菜系パンをいただきました(ケークサレというのだそうです)。上はキノコとチーズ、下はソーセージとチーズで、どちらも食事として、トースターで温めて美味しくいただきました。下の娘はソーセージの方が好みだったようですが、私はソーセージももちろんですが、キノコの洋食的風味が新鮮な感動でした。



さて、にんにくの収穫に着手しています。隣にはアリーナ小麦が見えますが、毎年両者を交互に植えることで連作障害の対策としています。岩手県内では小麦の収穫は終わっている頃でしょうが、こちらはまだまだこんな青さで、刈り取りは多分7月20日頃と思います(南部小麦はその1週間前になります)。

ホワイト六片を間も無く掘り終えるところで、これから乾燥が気の抜けない工程です。この圃場は去年は春先から7月まで水を張って土壌浄化を行いましたが、水張りをし多分微生物相に変化が起きたことで、良いにんにくができているように思えます。



田んぼの方は、下駄除草を続けています。本格的には去年から始めた手法ですが、木の枠にピアノ線が数センチ間隔で張られていて、これで株間を歩くと、雑草を埋め込んでくれる仕組みです。その効果は写真でも歴然としています。まあ時間のかかる作業で、どうしても後回しになってしまって、息子の登場となっている次第です。トレーニングにもなりますね。

もうじき中干しです。中干し後は土が固くなって下駄除草はできません。最終盤の除草作業です(中干し後は草取りはしません)。


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2019年の農園について

 

● 昨年度に続き、本年も冬の前半は長野県茅野市での寒天作りに従事してきました。農業に携わる点では昨年11月下旬で作業は終了し、開始の方は遅ればせながらこの2月の前半よりのスタートとなっています。とはいえ、今年は出張中に中3になる娘がお米等の出荷作業に当たってくれたため、ほぼ受注と出荷については通常通り維持することができました。●大学時代に慣れ親しみ、社会人になってからも登山に赴いた北アルプスや八ヶ岳は懐かしく、30数年前の、言って見れば自立した自我の原点みたいな地に立って、何かしらリフレッシュさせられるものを感じつつ、自分のその後の歩み点検するという期間にもなったようです。農家としての一日は起きている間中、際限なくバタバタと進んでいくものですが、与えられた仕事を成すために来ているという状況ですので、作業の終わりとともに、自由な時間が訪れます。その点は リラックスできたのではないかと思います。この長野での滞在については、滞在中からブログ記事で紹介しておりますので、よろしければご参照ください。(2019.2.14)

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