奥羽の山里からの農村通信

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奥羽の山懐の雪深い山村、沢内村(現 西和賀町)に東京から転住し、お米、花、野菜の栽培をしています。都会からの脱サラ新米農家にとって、ここでの農的暮らしは知らないことばかりの宝の山でした。その新鮮で刺激的な(?)、土まみれ悪戦苦闘の生活像をご紹介しています。主に移住直後の1996年~2000年前後に書いた「奥羽の山里からの農村通信」はサーバーを変えたことで現在はこの「農村いちば」の一部分としてデータを組み入れまして、あえてあまり手を加えないようにしています。ブログ記事含め現在進行形のサイトとしては上部メニューより「奥羽の山里農村いちば」各ページを訪問していただければ幸いです。

 

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毎年同じような作業のくり返しのようでいて、日々新しいことずくめの野良の日々。。
田舎暮らし開始直後の記録です。よろしければ右のメニューより覗いていってください。

 

い ま な ぜ 、”奥 羽 の 山 里 か ら” な の か ?

あらためて自分の生活を省みて、これからどんなふうに生きていこうか、と暮らし方・ライフワークを探す旅に出るとき、実際世の中で選択肢はそう多くはない。そして夢や冒険心、癒された生活というものをかなえられる数少ない砦、職種(もちろん一般的な職種で)の一つが農業だと思う。

そんな思いで、都会からの移住者という目線で岩手の自然あふれる山村・沢内村を眺め、ここでたくましく生きる農家の姿を描いてみたい! きっとこれまで都会では見えてこなかった宝の山が出てくるはずだ。一度きりの人生、限られた時間の中で、いろんな経験をすることも大切に思う。

だいたい何はともあれ、理屈抜きで、農的生活は健康的でワクワクすることに囲まれているではないか! 「遊び」「家族」「教育」も意義深く、少ない人口だけれど一人一人の重みが大きい農村社会。

食べる・暮らす・働くの基本に立ちかえって、いまの時代だからこそまさに広く問われるべき「農」の生き方、本当に納得のいくライフスタイルとは何か、自由に、自分流に、奥羽の山里から発信していきたいと思います。